胃MALTリンパ腫

出典: meddic

MALTリンパ腫

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 消化器疾患のトピックス(第13回)胃MALTリンパ腫
  • H.pylori除菌と3剤併用療法 (新薬展望2011) -- (治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉--新薬の広場)
  • 田嶋 章弘,Nguyen Xuan Vinh,Goncalves Isabela Scardua Frizzera [他]
  • 医薬ジャ-ナル 47(S1), 323-328, 2011
  • NAID 40018712264
  • NBI拡大観察が胃癌との鑑別に有用であった胃MALTリンパ腫の1例
  • 野中 康一,中尾 将光,石川 恵子,清水 道生,桜井 孝規,落合 康利,外川 修,西村 誠,新井 晋,佐々木 裕,喜多 宏人
  • 日本消化器内視鏡学会雑誌 53(9), 3028-3033, 2011
  • 症例は65歳女性.近医のスクリーニング上部内視鏡で前庭部大彎に陥凹性病変を指摘され未分化癌が疑われた.2度の内視鏡検査で複数個の生検が施行されたが,明らかな癌細胞やリンパ腫細胞は認めなかった.当院紹介後の内視鏡検査で通常観察で認識しうる陥凹よりも離れた後壁側をNBI観察施行したところ,特徴的な所見を認めたため同部位を生検.MALTリンパ腫の診断に至った.胃癌との鑑別にNBI観察が有用であった一例を …
  • NAID 130001271606

関連リンク

日本では従来から、胃のリンパ腫に対しては手術が多く行われてきました。多発病巣が 多いこと、残った胃に再発が起こることなどが懸念され、全摘手術が推奨されています。 全摘によって、周囲のリンパ節への浸潤 ...

関連画像

 MALTリンパ腫でみられることの図43. 胃MALTリンパ腫:MALTリンパ腫』の画像を検索 胃 malt リンパ 腫型リンパ腫の成分を伴う胃MALT  であった胃MALTリンパ腫(女性/71


★リンクテーブル★
国試過去問103D026」「105I025」「107I034
リンク元MALTリンパ腫」「オメプラゾール」「Helicobacter pylori」「胃悪性リンパ腫」「18番染色体
関連記事」「malt」「リン」「MA」「

103D026」

  [★]

  • 40歳の男性。健康診断の上部消化管造影で異常を指摘され来院した。上部消化管内視鏡写真と生検組織のH-E染色標本とを以下に示す。
  • 診断はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 103D025]←[国試_103]→[103D027

105I025」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 105I024]←[国試_105]→[105I026

107I034」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107I033]←[国試_107]→[107I035

MALTリンパ腫」

  [★]

mucosa-associated lymphoid tissue lymphoma MALToma
粘膜関連リンパ組織リンパ腫
胃MALTリンパ腫悪性リンパ腫

概念

  • 比較的緩徐な経過をたどる低悪性度リンパ腫
リンパ濾胞(リンパ小節)の胚中心:{被膜側}頂部明調域(生存を許された分化したB細胞がとどまる。記憶細胞か形質細胞になってリンパ小節を去る)~基底側明調域(sIgを発現しクラススイッチを起こして中心細胞となる。中心細胞は濾胞樹状細胞から抗原提示をうける。)~暗調域(sIgを持たないB細胞(中心芽細胞)が密集。増殖盛ん)~帽状域{中心側})
  • リンパ濾胞外側領域(おそらく胚中心の頂部明調領域であろう)のB細胞層にある記憶B細胞に由来する。
  • 形態は小型胚中心細胞に似ており、広く明調な細胞質と切れ込みを認める。

原因

  • 胃MALTリンパ腫

病理

  • 胃MALTリンパ腫の場合、胃癌0-IIc型(表面感凹型)に似ている。
  • 胃炎型の粘膜は萎縮性胃炎像、多発びらん、顆粒状、敷石状粘膜

細胞表面マーカー

特徴 YN.A-46

  • 胚中心細胞に類似したcentrocyte-like cellの浸潤
  • 粘膜上皮の破壊像
  • 単クローン性免疫グロブリンを有する形質細胞の浸潤
  • リンパ濾胞の残存

検査

染色体

  • t(11;18)(q21;q21)
API2(11q21)、MALT1(18q21)

診断

  • 胃生検

治療

ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌により消失することがある
  • 薬物療法:
  • 抗菌薬:ヘリコバクターの除菌 → 第一選択とすることが推奨されている(参考1)
  • 除菌治療の有効性予測因子: H. pylori感染の有無、臨床病期、深達度、API2-MALT1 染色体転座 (参考1)
  • 抗悪性腫瘍薬:(病変が広範囲に及んでいる場合 more extensive disease)chlorambucil単剤。rituximabを加えて使用するレジメンもある。(HIM.694)
  • 放射線療法
  • リツキシマブ
  • 手術療法:
  • (病変が限局している場合)有効

up2date

Management of gastrointestinal lymphomas (This topic last updated: 6月 2, 2010)
  • (Lugano I/II)
  • H. pylori陽性:H.pylori除菌を行う
  • H. pylori陰性 or t(11;18)転座:局所放射線療法
  • (Lugano IV)
  • H. pylori陽性:H.pylori除菌を行う。免疫療法や化学療法が必要になるまで症状が進むまで経過観察。
  • 消化管の切除は消化管穿孔や消化管閉塞を合併するまでreserveされる。


予後

  • リンパ節転移は少なく、臨床的進行は遅い。
  • 中間~良好 (LAB.1219)

参考

  • 1. Helicobacter pylori 感染の診断と治療のガイドライン2009改訂版 - 日本ヘリコバクター学会
http://www.jshr.jp/pdf/journal/guideline2009-2.pdf
  • 2. 写真
[display]http://pathol.ncc.go.jp/matsuno/images/matsuno-43.htm
  • 3. 写真
[display]http://user.shikoku.ne.jp/hirata/geca/sub48.html




オメプラゾール」

  [★]

omeprazole
オメプラゾールナトリウム omeprazole sodium
エンプラールオブランゼオメプトロールオメプラールオメプラゾンオメプロトンオメラップ, Prilosec
プロトンポンプ阻害薬

分類

  • 攻撃因子抑制剤

適応

相互作用

併用禁忌

副作用



Helicobacter pylori」

  [★]

H. pylori HPピロリ菌ヘリコバクター・ピロリ
ヘリコバクター属

除菌方法

除菌の適応

参考1

参考

  • 1. Helicobacter pylori 感染の診断と治療のガイドライン2009改訂版 - 日本ヘリコバクター学会
http://www.jshr.jp/pdf/journal/guideline2009-2.pdf





胃悪性リンパ腫」

  [★]

gastric malignant lymphoma, malignant lymphoma of the stomach, stomach malignant lymphoma
悪性リンパ腫胃MALTリンパ腫

参考

  • 1. 内視鏡
http://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shokudo/kanja02_02.html
[display]http://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shokudo/img/sikkan10.jpg
  • 2. 内視鏡
[display]http://www.tsukuba-kinen.or.jp/column/yomoyama/5pylori/image014.jpg


18番染色体」

  [★]

chromosome 18
第18番染色体第18染色体
  • t(11;18)(q21;21):API2-MALT1:H.pylori除菌が無効な胃MALTリンパ腫
  • t(14;18)[IGH /BCL2] 濾胞リンパ腫


胃」

  [★]

stomach (Z)
gaster, ventriculus
消化器系#上皮の移行
  • 図:KL.346(動脈)

解剖

  • 胃は以下の間膜によって連結されている。
    • 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
    • 脾臓との間は胃脾間膜

胃の位置

  • 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
  • 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
  • 幽門:L1の高さ (KL.342)

胃の動脈


生理

胃腺の分布

2007年後期生理学授業プリント

粘膜上皮細胞 主細胞 壁細胞 副細胞
(頚粘液細胞)
腸クロム親和様細胞 D細胞 G細胞
噴門腺            
固有胃腺  
幽門腺          

HIS

部位 胃小窩 胃表面上皮細胞 主細胞 頚粘液細胞
(副細胞)
壁細胞 幹細胞 内分泌細胞
噴門部 噴門腺 浅い  
胃体部 固有胃腺 中間
幽門部 幽門腺 深い  

胃腺の移動

  • 胃底腺幽門腺の境界は移動する。
  • 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。

胃液のホルモンによる分泌調節

消化管ホルモン 分泌細胞 分泌調節(+) 分泌調節(-) 作用
ヒスタミン 腸クロム親和様細胞 アセチルコリン
ガストリン
  胃酸分泌
ソマトスタチン D細胞     胃酸分泌抑制
ガストリン G細胞   胃pH低下 胃酸分泌

生理

神経支配

  • 内在神経系
  • 1.粘膜下神経叢
  • 2.筋層間神経叢
  • 外来神経系
  • 1.交感神経系
T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
  • 2.副交感神経系
迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))

役割

  • 1. タンパク質の消化
  • 2. 食物の貯蔵
  • 3. 殺菌

機能

  • 1. 食物貯蔵
受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
  • 2. 食物混和
蠕動運動、逆移送
  • 3. 糜粥排出

受け入れ弛緩

  • 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経

臨床関連




malt」

  [★]

  • n.
cerealgraintriticalewheat germ

WordNet   license wordnet

「convert grain into malt」

WordNet   license wordnet

「convert into malt」

WordNet   license wordnet

「treat with malt or malt extract; "malt beer"」

WordNet   license wordnet

「turn into malt, become malt」

WordNet   license wordnet

「a lager of high alcohol content; by law it is considered too alcoholic to be sold as lager or beer」
malt liquor

WordNet   license wordnet

「a cereal grain (usually barley) that is kiln-dried after having been germinated by soaking in water; used especially in brewing and distilling」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「麦芽,麦もやし / (また『malt liquor』)麦芽酒(麦芽から作ったビール・エールなど) / 〈C〉=malted milk 2 / 〈麦〉‘を'麦芽にする;〈酒など〉‘を'麦芽で作る / 〈麦が〉麦芽になる」


リン」

  [★]

phosphorus P
serum phosphorus level

分子量

  • 30.973762 u (wikipedia)

基準値

血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
  • (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
  • 2.5-4.5 mg/dL (QB)

尿細管での分泌・再吸収

近位尿細管 70%
遠位尿細管 20%
排泄:10%

尿細管における再吸収の調節要素

臨床関連

参考

  • 1. wikiepdia
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3





MA」

  [★]

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「Massachusetts / mental age」


腫」

  [★]

がん腫瘍腫瘤良性新生物




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡