子宮

出典: meddic

uterus (Z), womb, metra
内性器

発生学的由来

解剖

支持構造

組織

子宮


子宮の大きさ

  • 鶏卵大。(非妊娠時)逆位の前後にやや扁平な西洋梨状で長さ約7cm、幅約4cm、厚さ約2.5cm、重さ30~40g。

妊娠と子宮の大きさ、子宮底の高さ、恥骨結合上縁から子宮底までの長さ

妊娠月数 子宮の大きさ 子宮底の高さ 恥骨結合上縁から子宮底までの長さ
第1月末 鶏卵大      
第2月末 鵞卵大      
第3月末 手拳大      
第4月末 小児頭大 恥骨結合上2-3横指 12cm (妊娠月数x3)
第5月末 成人頭大 恥骨結合と臍との中央 15cm
第6月末   臍高 21cm (妊娠月数x3+3)
第7月末   臍上2-3横指 24cm
第8月末   剣状突起と臍との中央 27cm
第9月末   剣状突起下2-3横指 30cm
第10月末   剣状突起と臍との中央 33cm
 
産褥0日分娩直後   臍下3横指 11cm  
産褥0日12時間後   臍高(右に傾く) 15cm  
産褥1-2日   臍下1-2横指 12cm  
産褥3日   臍下3横指 10cm  
産褥5日   臍高と恥骨結合上縁との中間 9cm  
産褥7日(産褥1週) 手拳大 恥骨結合上縁    
産褥10日   腹壁から触れない    
(産褥6週) 鶏卵大      

臨床関連

  • 炎症疾患
  • 腫瘍、類腫瘍




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/01/21 07:59:59」(JST)

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和文文献

  • 雌マウス生殖器官におけるRunx3の役割
  • 土家 由起子,佐久間 敦子,竹内 栄,高橋 純夫
  • 岡山実験動物研究会報 27, 26-30, 2011-05
  • … Runx3(Runtdomaintranscriptionfactor3)はRunxファミリーに属する転写因子で雌マウスにおいてRunx3 mRNAは, 卵巣や子宮に発現していた。 … Runx3(-/-)マウスの子宮は萎縮している。 … 子宮内膜上皮細胞では, E2依存性の細胞増殖が起こらなかった。 … しかし,子宮内膜間質細胞では, E2, P4存在下で正常に細胞増殖が起きた。 …
  • NAID 120003072069
  • プロトンポンプ阻害薬内服で上気道炎様症状が改善した2型糖尿病合併逆流性食道炎の一例
  • 山本 弥生,中神 朋子,小西 洋之,近藤 光子,山村 幸江,岩本 安彦
  • 東京女子医科大学雑誌 81(E2), E261-E265, 2011-03-31
  • … 1995年(46歳)、子宮筋腫の手術後からインスリン治療に切り替えとなり、以後インスリン加療下に血糖コントロールはHbA1c7%台で経過していた。 …
  • NAID 110008441479
  • 妊婦血中および頚管腟分泌液におけるHIV-1 ウイルス量とSecretory Leukocyte Protease Inhibitor 値に関する検討─ HIV 母子感染対策の観点より─
  • 大島 教子,稲葉 憲之,林田 志峯,根岸 正実,庄田 亜紀子,岡崎 隆行,多田 和美,西川 正能,田所 望,北澤 正文,深澤 一雄,渡辺 博
  • Dokkyo journal of medical sciences 38(1), 95-102, 2011-03-25
  • … じられている選択的帝王切開分娩を回避し経腟分娩の選択が可能であるか新たな課題となってきた.今回,HIV-1感染妊婦の子宮頚管・腟粘液(cervicovaginalfluid;CVF) 中の自然感染防御因子の1 つであるsecretory leukocyte protease inhibitor (SLPI) とHIV-VL の関連を調査,経腟分娩時に軟産道となる子宮頚管局所のHIV-1 感染防御機序を検討した.方法は39名のHIV-1 感染妊婦( 米国人) のCVF 中および血中のSLPI 値とHIV-VL …
  • NAID 110008439919
  • Conventional IVF でのlong protocol におけるhCG 投与日の血中progesterone 値と妊娠成績について
  • 中野 貴史,北澤 正文,林田 綾子,星野 恵子,渡辺 博,深澤 一雄,稲葉 憲之
  • Dokkyo journal of medical sciences 38(1), 71-78, 2011-03-25
  • … adiol(E2)値,総hMG 投与量,採卵数,正常受精(2PN)発生数,2PN 発生率,良好胚(G1)胚数,G1 胚発生率,子宮内膜厚(EM),leaf pattern の有無,妊娠率等との関係について検討した.P 値とE2 値,採卵数,2PN 発生数,G1胚数との間には,有意な正の相関関係が認められた(P<0.01).2PN 発生率との間には有意な負の相関関係が認められた(P<0.01).子宮内膜におけるleaf patternの有無を見ると,leaf( +)の群ではleaf( −)の群に比べ有意にP …
  • NAID 110008429830

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添付文書

薬効分類名

  • 子宮内避妊システム

販売名

ミレーナ52mg

組成

成分・分量

  • 1システム中,レボノルゲストレル52mg含有

添加物

  • ポリジメチルシロキサン硬化エラストマーM,ポリジメチルシロキサン硬化チューブM

禁忌

(次の患者又は女性には投与しないこと)

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある女性
  • 性器癌及びその疑いのある患者[癌の悪化のおそれがある.]
  • 黄体ホルモン依存性腫瘍及びその疑いのある患者[ホルモン依存性腫瘍の悪化のおそれがある.]
  • 診断の確定していない異常性器出血のある患者[性器癌の疑いがある.出血が性器癌による場合は,悪化のおそれがある.]
  • 先天性,後天性の子宮の形態異常(子宮腔の変形を来しているような子宮筋腫を含む)又は著しい位置異常のある女性[本剤を正確な位置に装着することが困難である.]
  • 性器感染症(カンジダ症を除く)のある患者[骨盤内炎症性疾患(PID)のリスクが上昇するおそれがある.]
  • 過去3ヵ月以内に性感染症(細菌性腟炎,カンジダ症,再発性ヘルペスウイルス感染,B型肝炎,サイトメガロウイルス感染を除く)の既往歴のある女性[PIDのリスクが上昇するおそれがある.]
  • 頸管炎又は腟炎の患者[PIDを起こすおそれがある.]
  • 再発性又は現在PIDの患者[症状が悪化することがある.]
  • 過去3ヵ月以内に分娩後子宮内膜炎又は感染性流産の既往歴のある女性[子宮内膜炎を起こすおそれがある.]
  • 子宮外妊娠の既往歴のある女性[子宮外妊娠が起こるおそれがある.]
  • 本剤又は子宮内避妊用具(IUD)装着時又は頸管拡張時に失神,徐脈等の迷走神経反射を起こしたことのある女性[本剤の装着及び除去に際して迷走神経反射を起こすおそれがある.]
  • 重篤な肝障害又は肝腫瘍の患者[肝臓への負担が増加し,症状が増悪するおそれがある.]
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]

効能または効果

  • 避妊
  • 本剤1個を子宮腔内に装着する.

慎重投与

(次の患者又は女性には慎重に投与すること)

  • 先天性心疾患又は心臓弁膜症の患者[感染性心内膜炎の危険性がある.本剤を装着又は除去するときは抗生物質を予防的に投与することが望ましい.]
  • 糖尿病患者[耐糖能が低下することがあるので,十分コントロールを行うこと.]
  • 肝障害のある患者[「禁忌」13.の項参照]

重大な副作用

骨盤内炎症性疾患(PID)

(0.2%未満)

  • 発熱,下腹部痛,腟分泌物の異常等の症状を伴うPIDがあらわれることがある.PIDは装着時の汚染が原因の場合には,一般的に装着後20日以内に発現することが多い.性感染症のある女性ではPIDのリスクが高い.副腎皮質ホルモンの長期投与療法を受けている場合は,感染症に対する特別な注意が必要である.骨盤内の炎症が起こると妊孕性が低下し,子宮外妊娠の危険性が高くなる.PIDが認められた場合は,抗生物質の投与等適切な処置を行うこと.再発性の子宮内膜炎又は骨盤内感染が起こった場合,あるいは,急性の感染症に対する治療効果が開始後数日間内に認められない場合は,本剤を除去すること.異常な帯下等,感染が疑われる他の症状がある場合でも,細菌学的検査を行い,経過を観察すること.

子宮外妊娠

(頻度不明)

  • 本剤装着中に妊娠した場合,その約半数が子宮外妊娠である.子宮外妊娠,骨盤内の手術,又は骨盤内感染症の既往歴のある女性が妊娠した場合,子宮外妊娠の可能性が高い.月経遅延時の下腹部痛又は無月経の女性で出血が始まった場合は,子宮外妊娠の可能性を考慮すること.子宮外妊娠の場合は,速やかに本剤を除去し,必要な処置を行うこと.

*穿孔

(頻度不明)

  • 子宮穿孔又は子宮体部や頸部への部分的貫入が起こることがあるが,これは装着時に起こることが多く,避妊効果が低下するおそれがある.挿入が困難であったり,装着時又は装着後に異常な痛みや出血があった場合は,速やかに穿孔の可能性を考慮すること.穿孔又は部分的貫入した場合は,本剤は除去すること.

卵巣のう胞破裂

(頻度不明)

  • 卵巣のう胞が破裂することがあるので,卵巣のう胞が認められた場合は,経過観察を十分に行い,持続性又は急性の腹部膨満感や下腹部痛(圧痛)等の異常が認められた場合には,速やかに適切な処置を行うこと.

薬効薬理

  • 本剤から放出されたレボノルゲストレルは子宮内で局所的なプロゲスチン作用を示す.子宮内膜における高濃度のレボノルゲストレルは子宮腺の萎縮や間質の脱落膜化などの形態変化をもたらし妊娠の成立を阻害する.この作用には本剤の局所的な異物反応も寄与している.また,子宮頸管粘液の粘性を高めて精子の通過を阻止する.本剤の主たる作用は子宮内膜への局所作用であるが,一部の女性では排卵が抑制される.

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • レボノルゲストレル(Levonorgestrel)〔JAN〕

化学名

  • (-)-13-Ethyl-17-hydroxy-18,19-dinor-17α-pregn-4-en-20-yn-3-one

分子式

  • C21H28O2

分子量

  • 312.45

融点

  • 235〜241℃

性状

  • 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末である.本品はテトラヒドロフラン又はクロロホルムにやや溶けやすく,アセトニトリル,メタノール,エタノール(99.5),アセトン又はジエチルエーテルに溶けにくく,水にほとんど溶けない.


★リンクテーブル★
国試過去問104D030」「104I042」「108A030」「105G044」「105D046」「105I050」「099G030」「104C008」「106E002」「096G042」「103C012」「100G054」「084A010」「093A036」「084B071」「098G096」「105B031」「101B039」「084B070
リンク元子宮体癌」「子宮頚癌」「ホルモン」「卵管」「卵巣
拡張検索子宮内膜」「子宮円索」「子宮傍組織」「子宮口全開大」「子宮内胎児死亡

104D030」

  [★]

  • 45歳の女性。腹囲が大きくなったことを主訴に来院した。半年前から徐々に腹囲が大きくなってきた。食欲はあり、体重に変化はみられない。排便の状況にも変化はない。月経周期26日型、整。身長156cm、体重46kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧112/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は全体に軽度膨隆している。肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 432万, Hb 12.1g/dl、Ht 38%、白血球 6,200、血小板 23万。血液生化学所見:血糖 83mg/dl、総蛋白 7.2g/dl、アルブミン 4.0g/dl、総ビリルビン 0、6mg/dl、AST 16IU/l、ALT 13IU/l、ALP 174IU/l(基準115-359)。免疫学所見: CRP O.3mg/dl、CEA 26.4ng/ml(基準5以下)、CA19-9 60U/m/(基準37以下)。術前に施行した腹部造影CT(別冊No.10A)を別に示す。開腹手術を行うとゼリー状の物質と腫瘍が確認された。腫瘍のH-E染色標本(別冊No.10B)を別に示す。
  • 原発臓器として考えられるのはどれか。2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 104D029]←[国試_104]→[104D031

104I042」

  [★]

  • 37歳の5回経産婦。分娩後の大量出血のため搬入された。妊娠37週時に自然破水後陣痛が発来し、自宅近くの診療所で1時間後に体重3,200gの男児を娩出した Apgarスコア 8点(1分)、9点(5分)であった。児娩出直後から中等量の性器出血が始まり、胎盤娩出後プロスタグランディンF2αオキシトシンとが投与されたが出血が持続し外出血の総量が1,500gとなったため、救急車が要請された。脈拍112/分、整。血圧90/46mmHg。血液所見: 赤血球 180万、Hb 5.6g/dl、Ht 17%、白血球 6,000、血小板 6.2万。経腟超音波検査で子宮の形状は正常で内腔に異常を認めないが、Douglas窩に大量の液体貯留像を認める。
  • 対応として適切なのはどれか。3つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 104I041]←[国試_104]→[104I043

108A030」

  [★]

  • 21歳の女性。下腹部のしこりを主訴に来院した。内診で子宮は正常大で、右付属器が手拳大に腫大していた。腫瘍マーカーは CA19-9 17.5 U/ml(基準 37以下 )、CA125 56.7 U/ml(基準 35以下 )、 α -フェトプロテイン〈AFP〉960 ng/ml(基準 20以下 )。悪性卵巣腫瘍を疑い、右付属器切除術と大網切除術とを施行した。術中写真 (別冊 No.10A)と摘出腫瘍の H-E染色標本 (別冊 No.10B)とを別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108A029]←[国試_108]→[108A031

105G044」

  [★]

  • 23歳の女性。無月経を主訴に来院した。初経以来月経に異常はなかったが、半年前から無月経となった。1年前からダイエットを始め体重は10kg減少したが、現在もダイエットを続けている。性格は明るく、職場や家庭においても人間関係は良好である。身長158cm、体重44kg。
  • 無月経の原因として最も考えられる部位はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 105G043]←[国試_105]→[105G045

105D046」

  [★]

  • 32歳の女性。1回経妊、1回経産。1年間の無月経を主訴に来院した。1か月前からのぼせとイライラ感とが出現している。挙児希望がある。経腟超音波検査で子宮はやや萎縮しており、卵巣には卵胞が認められない。
  • 高値を示すのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105D045]←[国試_105]→[105D047

105I050」

  [★]

  • 14歳の女子。低身長と初経の遅れとを主訴に母親に伴われて来院した。身長140 cm、体重45kg。第二次性徴はみられず、翼状頚外反肘とを認める。
  • この疾患で正しいのはどれか。


  • a 子宮は存在しない。
  • b 多嚢胞状の卵巣である。
  • c 血中FSHは高値を示す。
  • d 染色体数は47本である。
  • e 先天性心疾患の合併頻度が高い。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I049]←[国試_105]→[105I051

099G030」

  [★]

  • 48歳の女性。1か月前から続く腹部膨満のため入院した。腹部超音波検査で多量の腹水が疑われ、腹腔穿刺を行ったが、検体を採取できなかった。腹腔鏡検査で腹腔内に大量め粘液貯留が認められた。原発臓器として考えられるのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099G029]←[国試_099]→[099G031

104C008」

  [★]

  • 婦人科診察時の双合診で正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104C007]←[国試_104]→[104C009

106E002」

  [★]

  • 産褥期の生理的変化と判断できるのはどれか。
  • a 1日目に臍上3cmに子宮底を触知する。
  • b 3日目に後陣痛を認める。
  • c l0日目に赤色悪露を認める。
  • d 14日目に妊娠前の体重に戻る。
  • e lヵ月日に子宮が超手拳大である。


[正答]


※国試ナビ4※ 106E001]←[国試_106]→[106E003

096G042」

  [★]

  • 正しいのはどれか。
  • a. 妊娠していない子宮は小児頭大である。
  • b. 卵管の長さは約20cmである。
  • c. 卵巣円靭帯で骨盤壁に固定されている。
  • d. Douglas窩は子宮の背側にある。
  • e. 骨盤底は靭帯で構成されている。
[正答]


※国試ナビ4※ 096G041]←[国試_096]→[096G043

103C012」

  [★]

  • 非妊女性の正常診察所見はどれか。
  • a. 腟分泌物は淡緑色泡沫状である。
  • b. 子宮は後傾後屈である。
  • c. 子宮は鶏卵大に触れる。
  • d. 子宮頸部の可動性は体部に比べて良好である。
  • e. 卵巣はくるみ大に触れる。
[正答]


※国試ナビ4※ 103C011]←[国試_103]→[103C013

100G054」

  [★]

  • 出産後の母体変化で正しいのはどれか。
  • a. 循環血液量は12時間で非妊時に戻る。
  • b. 初乳は4日で成乳に変わる。
  • c. 妊娠線は1週で消失する。
  • d. 体重は1週で非妊時に戻る。
  • e. 子宮は2週で正常大に戻る。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G053]←[国試_100]→[100G055

084A010」

  [★]

  • 誤っている物は?
[正答]

093A036」

  [★]

  • 正しいのはどれ?
  • (1) 新生児の性別判定が困難な場合は染色体検査で決める
  • (2) 48,XXXYの染色体を有する児の外陰部は女性型である。
  • (3) 46,XXの染色体で外陰部が男性型のものを女性半陰陽という
  • (4) 子宮Muller管から形成される
  • (5) 精巣が形成されるのはWolff管が退縮した後である
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

084B071」

  [★]

  • (1) 全胞状奇胎は雄性発生により生じる
  • (2) 子宮妊娠週数に比べ大きいとは限らない
  • (3) 血中hPLは妊娠週数に比べ高値である
  • (4) 胎児の存在は認められない
  • (5) 病理組織学的検査で絨毛形態を認める
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

098G096」

  [★]

  • Muller管に由来するのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 098G095]←[国試_098]→[098G097

105B031」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105B030]←[国試_105]→[105B032

101B039」

  [★]

  • 無月経と関係がないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B038]←[国試_101]→[101B040

084B070」

  [★]

  • 卵巣癌手術の際に摘出、切除する臓器はどれか。全て選べ

子宮体癌」

  [★]

uterine corpus cancer, carcinoma of uterine corpus, cancer of the uterine body
carcinoma corporis uteri
子宮内膜癌 endometrial carcinoma endometrial cancer
子宮腫瘍産婦人科学子宮内膜増殖症(前癌病変)
  • G9M.157(進行期分類)

定義

  • 子宮体部内膜に発生する上皮性悪性腫瘍。

疫学

  • 発生頻度は欧米に多く、日本では少ない(女性人口10万当たり4)→高齢化、生活習慣との関連
  • 発症年齢は50歳代が最も多く、閉経後が7割を占める。40歳以下の婦人は5%程度。
  • 妊娠中および分娩後5年以内に体癌が発見されることはほとんどない。
  • 日本では近年増加傾向。子宮癌全体の30%を占める(みえる9.150)

リスクファクター

プロゲステロンに拮抗されずに、エストロゲンに長期暴露されることによる
  • 典型像:60歳くらいの太った未産の女性
  • 未婚不妊、閉経後、高い初婚・初妊年齢、少ない妊娠・出産回数、卵胞ホルモン服用歴、肥満
  • 卵巣機能異常(無排卵周期症PCOSなどの既往) → 正常量のエストロゲンが存在するものの、これに拮抗するプロゲステロンが欠乏する
出典不明

症状

  • ほとんどの場合に症状がある。
  • 9割で不正性器出血がみられる。そのほか過多月経、異常帯下、下腹部痛など。

子宮体癌の組織的分類

()内の頻度はG9M.155
  • 子宮内膜癌
  • 腺癌:ほとんどが腺癌

G9M.155

  • 腺癌(95%以上)
  • 類内膜癌(80-90%) → 類内膜腺癌(60-70%)、扁平上皮への分化を伴う類内膜腺癌(20-30%)
細胞異型が強い場合にはGradeを上げる。
  • Grade1(高分化型)充実増殖の占める割合が腺癌成分の5%以下。プロゲステロン受容体陽性率高。予後良好
  • Grade2(中分化型)充実増殖の占める割合が腺癌成分の6-50%。プロゲステロン受容体陽性率中。予後中等度
  • Grade3(低分化型)充実増殖の占める割合が腺癌成分の50%超。プロゲステロン受容体陽性率低。予後不良
  • その他(扁平上皮癌など(5%以下))

発生機序による分類

  • type I:エストロゲン依存性。発症は遺伝子変異とエストロゲンの長期持続刺激による子宮内膜細胞の異常増殖
  • type II:エストロゲン非依存性。子宮内膜異型増殖症を介さないで癌化する
  I型子宮体癌 II型子宮体癌
発生機序 エストロゲンへの長期暴露 de novo癌
好発年齢 閉経前-閉経早期  
頻度 80-90% 10-20%
病巣周辺の
子宮内膜異型増殖症
あり なし
組織型 類内膜腺癌 漿液性腺癌
明細胞腺癌
分化度 高分化型 低分化型
筋層浸潤 軽度 高度
予後 比較的良好 不良
遺伝子変異 K-ras, PTEN p53

検査

超音波エコー(経膣超音波)

腫瘍マーカー

MRI

  • T2画像が有用。
  • junctional zoneの菲薄化・欠損
  • 子宮内膜>腫瘍>筋層>junctional zone

診断

  • スクリーニング:細胞診
  • 子宮腔内の吸引あるいは擦過細胞診による検出率:90%以上
  • 子宮頚・腟部からの細胞採取による検出率:50%以下
  • 確定診断:子宮内膜の試験掻爬組織診

手術進行期分類 (日産婦 1995,FIGO1998)

原則として手術進行期分類を用い、手術を行っていない例では臨床進行期分類を用いる
体 → 頚 → 骨盤内 → 骨盤外
0期: 子宮内膜異型増殖症
I期: 子宮体部に限局
Ia期: 子宮内膜に限局
Ib期: 浸潤が子宮筋層1/2以内
Ic期: 浸潤が子宮筋層1/2を越える
II期: 子宮頸部に及ぶ
IIa期: 頸管腺のみ
IIb期: 頸部間質浸潤
III期: 子宮外に広がるが小骨盤腔を越えない、または所属リンパ節転移
IIIa期: 漿膜浸潤、付属器浸潤、腹膜細胞診陽性
IIIb期: 膣転移
IIIc期: 所属リンパ節転移(骨盤リンパ節傍大動脈リンパ節)
IV期: 小骨盤腔を越える、または明らかな膀胱または腸粘膜を侵す
IVa期: 膀胱、腸粘膜へ浸潤
IVb期: 遠隔転移(腹腔内リンパ節、鼠径リンパ節転移を含む)


転移

  • 直接浸潤
  • リンパ行性転移

症状

  • 不正性器出血、腹痛

治療

  • 手術療法、放射線療法、薬物療法(抗ガン剤、ホルモン療法)
  • 治療法の基本は手術療法(単純子宮全摘術、準広汎子宮全摘術、広汎子宮全摘術)。
  • 補助的に摘出術を追加することがある:両側付属器切除術、リンパ節郭清、部分大網切除術
  • 薬物療法・放射線療法:手術不能例、再発例、術後の補助療法

薬物療法

抗悪性腫瘍薬

  • シスプラチン、アドリアマイシン、タキサン系の多剤併用療法
化学療法のレジメン
参考:http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/nmk/cr/report/200702/502818.htm

ガイドライン的には「アンスラサイクリン系とプラチナ製剤を含む薬剤の選択が薦められている(グレードB)。タキサン系製剤も併用さているが、その十分な根拠は得られていない(グレードC)。(子宮体癌の治療ガイドライン2006年)

一般的な抗腫瘍薬による副作用

ホルモン療法

  • ホルモン療法単体:挙児希望のGrade1のIa期:高用量MPA
  • 術後補助療法:再発リスクの低い場合、高用量黄体ホルモン療法は非推奨(グレードD)(参考2)

手術療法

  • 1. 子宮摘出術
  • 単純子宮全摘術
  • 子宮体部に限局しているとき
  • 準広汎子宮全摘術
  • 子宮体部に限局しているとき
  • 広汎子宮全摘術
  • MRIや肉眼で明らかな頸部間質浸潤が認められるとき。
  • 2. 両側付属器切除術
  • 3. リンパ節郭清
  • 骨盤リンパ節郭清:基本的に施行。省略するのは、類内膜癌Grade1で、画像診断で病変が子宮内膜に限局すると推定される場合のみ。
  • 傍大動脈リンパ節郭清
  • 鼠径リンパ節郭清
  • 4. 部分大網切除術

傍大動脈リンパ節郭清術と部分大網切除術の適応

転移リスクが高いため
  • 1. 骨盤リンパ節転移例
  • 2. 付属器転移例
  • 3. 筋層浸潤が1/2を超す例
  • 4. 予後不良例(組織型が類内膜癌Grade3、漿液性腺癌明細胞腺癌、癌肉腫など)。太字の物は特に大網転移率が高い。

放射線療法

  • 子宮頚癌(扁平上皮癌)より放射線は有効ではない。 → 放射線療法は腺癌に奏効しづらい!!!

子宮温存を希望する若年性子宮体癌

  • 根治治療ではなく、いずれは子宮全摘が必要。
  • 再発例では子宮全摘

適応

  • 画像診断上Ia期(内膜限局)
  • G1の類内膜腺癌

治療

  • 子宮内膜全面掻爬
  • 高用量黄体ホルモン療法

予後

予後規定因子

  • 筋層浸潤の深さ、頚部浸潤、子宮外進展、リンパ節転移、病理組織型、組織学的分化度、血管・リンパ管侵襲

5年生存率

臨床進行期 5年生存率(%)
出典不明(相対) NGY.229
I 86 79
II 68 66.8
III 42 37.5
IV 16 8.5

国試


症例

  • 55歳の女性。不正性器出血を主訴に来院した。未経妊、閉経51歳。不妊治療をした経験がある。子宮は鶏卵大で卵巣は両側とも触知しない。経膣超音波で子宮内膜の肥厚が見られる。

子宮体癌治療ガイドライン(2006年)

  • FIGOは子宮体癌の手術進行期分類を採用。
  • 1)進行期決定のために手術術式の選択が必要である。
  • 2)子宮体癌は放射線感受性が低く、抗ガン剤の標準治療の確立が遅れている。
  • このことから子宮体癌では手術療法が第一選択。高齢や内科的合併症などの理由で、放射線療法が選択される場合もある。

参考

  • 1.
[display]http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/10/post_d2b6.html
  • 2. 子宮体がん治療ガイドライン2009年版:(金原出版)
http://www.jsgo.gr.jp/guideline/taigan.html
  • 3. ガイドライン
http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0050/1/0050_G0000135_GL.html



子宮頚癌」

  [★]

cervical cancer, cancer of the cervix, cancer of the uterine cervix, uterine cervical cancer, endocervical carcinoma
carcinoma colli uteri
子宮頸癌
子宮頚部子宮腫瘍


概念

  • 子宮頚部に発生した癌

疫学

  • 95%扁平上皮癌、5%腺癌。腺癌の割合は年々増えてきている。
  • 腺癌は若年者で多く、高分化型腺癌である。原因は不明
  • 子宮頚癌:子宮体癌=90:10 ← とにかく子宮頚癌が多い
  • 50歳前後

病因

HPV遺伝子型の16,18型で7割を占める。他のハイリスク型は31,33,35,45,52,58である。
  • 感染者の90%が治癒するが、10%は持続感染する。
  • 持続感染者の一部が5-10年を経て異形成から子宮頚癌に進展する。

病理

扁平上皮癌

腺癌

  • 腺上皮類似の細胞より構成され、腺管形成傾向を示す。表層では乳頭状に、深部では腺管形成を示して増殖する。粘液を産生している細胞が認められる。
  • 腺癌は手術で根治治療できない場合、放射線や化学療法が奏効しづらく予後不良である。

リスクファクター

  • 発展途上国在住、活発な性行動、低所得階級、多産婦、喫煙、ピル、ステロイド、HIV、眼瞼親身受診、他のSTD

症状

  • 初期:上皮内癌(臨床進行期では0期)および微小浸潤癌(Ia期)のほとんどが無症状(⇔子宮体癌では不正出血) ← 検診が重要となる 
  • 浸潤癌:不正性器出血、接触出血あるいは帯下など
  • 周辺臓器浸潤:骨盤痛、血尿、下血

検査

細胞診

  • スクリーニング検査として行われる
ベセスダシステム 推定病変 用語説明 日母分類
NILM 非腫瘍性病変, 炎症 陰性 I/II
ASC-US 軽度扁平上皮内病変(LSIL)疑い 意義不明異型扁平上皮 II/IIIa
ASC-H 高度扁平上皮内病変(HSIL)疑い 高度病変を除外できない異型扁平上皮 III/IIIb
LSIL HPV感染, 軽度異形成 軽度扁平上皮内病変 IIIa
HSIL 中等度異形成, 高度異形成, 上皮内癌 高度扁平上皮内病変 IIIa, IIIb, IV
SCC 扁平上皮癌(微小浸潤含む) 扁平上皮癌 V
AGC 腺異形成, 腺系病変疑い 異型腺細胞 III
AIS 上皮内腺癌 上皮内腺癌 IV
adenocarcinoma 腺癌 腺癌 V
other その他のがん その他の悪性腫瘍 V

HPV検査

  • スクリーニング検査押して行われる
  • 癌または前癌病変の発見率95%。細胞診と組み合わせると発見率は100%。

コルポ診

  • コルポスコープと呼ばれる拡大鏡を用いて子宮頚部粘膜表面を拡大し、観察。
  • 3-5%の酢酸を子宮頚部に接触させ、それによる変化も所見とする。

画像検査

  • MRI
  • T2:淡い高信号(中~高信号)。子宮頚部間質は低信号。このコントラスト差を利用して浸潤の程度を把握する。水平断ではstromal ring(子宮内腔を取り囲む低信号)の消失がみられる
  • T1Gd造影:腫瘍は低信号となる。周囲組織浸潤を見積もるために使用される


臨床進行期

  • 治療前に決定される

出典不明

子宮頸癌 0期(上皮内癌) 上皮内癌 ・円錐切除(挙児希望)
・円錐切除or単純子宮全摘術(挙児希望なし)
I期
子宮頚部に限局
Ia期
微小浸潤癌
Ia1期 (微小浸潤癌)
病理組織
間質浸潤
深さ3mm以内
幅7mmを超えない
・円錐切除(挙児希望)
単純子宮全摘術(挙児希望なし)
Ia2期 (微小浸潤癌)
病理組織
間質浸潤
深さ3-5mm以内
幅7mmを超えない
・(準)広汎子宮全摘術+骨盤リンパ節郭清術
広汎子宮全摘術
Ib期 Ib1期 4cm以下 広汎子宮全摘術
Ib2期 4cmを超える 広汎子宮全摘術
・放射線療法
・同時科学放射線療法
II期
頸部を超えて進展かつ
骨盤壁or膣壁下1/3に達しない
IIa期 膣壁浸潤のみ 広汎子宮全摘術
・放射線療法
・同時科学放射線療法
IIb期 子宮傍組織浸潤のみ 広汎子宮全摘術
・放射線療法
・同時科学放射線療法
III期
骨盤壁に達するor
膣壁浸潤下1/3
IIIa期 膣壁浸潤下1/3 ・放射線療法
・同時科学放射線療法
IIIb期 骨盤壁に達する ・放射線療法
・同時科学放射線療法
IV期
膀胱,直腸の粘膜へ浸潤or
小骨盤を超えて進展
IVa期 膀胱,直腸の粘膜へ浸潤 ・放射線療法
・同時科学放射線療法
IVb期 小骨盤を超えて進展 ・放射線療法
・化学療法

妊娠と治療

  • 0期(CIN), Ia期:分娩まで経過観察し、分娩後治療(円錐切除もしくは単純子宮全摘術)
  • Ib期:原則的に広汎子宮全摘出術  ←  妊娠継続は母体へのリスクが大きすぎるため(周辺臓器浸潤、転移など?)。

診断

  • 診察+検査で診断する。
  • 視診、内診、直腸診、細胞診、コルポスコピー、組織診、尿路系検査、単純X線撮影、超音波検査、CT、MRI、腫瘍マーカー、リンパ管造影、ガリウムシンチグラム。
  • 新臨床進行期分類(日産婦1997, FIGO 1994)(参考4)により治療前に病期を決定する。決定の根拠とできる診察&検査は以下の通りである。触診、視診、コルポスコピー、診査切除、頸管内掻爬、子宮鏡、膀胱鏡、直腸鏡、排泄性尿路造影、肺及び骨のX線検査。なお、子宮頸部円錐切除術は臨床検査とみなす。

治療

手術療法

化学療法

放射線療法

  • 適応:(1)腫瘍切除後に顕微鏡的に癌の残存が疑われる、(2)リンパ節転移あり、(3)骨盤近くまで浸潤、(4)脈管内浸潤有り、(5)膣摘出不十分 (NGY.223)
QB Q-288
  • 外部照射:(Ib1?~II)広汎子宮全摘術後に膣断端陰性
  • 外部照射+腔内照射(遠隔操作式後装填法 RALS):(Ib1?~II)広汎子宮全摘術後に膣断端陰性、あるいはIII,IV期
ガイドライン2
進行期 外部照射(Gy) 腔内照射(Gy/
回,A点線量)
全骨盤 中央遮蔽
0 45~50 '29/5
0 45~50 '29/5
20 30 '23/4
小~中 20~30 20~30 '23/4
30~40 20~25 '15/3~20/4
ⅣA 30~50 10~20 '15/3~20/4
総照射線量は進行期によって変わる。ガイドライン2によれば、外部照射は45-70Gyまでありうる。施設ごとに放射線治療のプロトコールは異なる。例えば、参考7を参照すると、外部照射は最大54Gyである。

合併症

ガイドライン2
  • 急性期:悪心(放射線宿酔)、下痢、膀胱炎、皮膚炎(特に下方へ延長した照射野を設定した場合の会陰部)、白血球減少症
  • 晩発性(grade3以上の頻度):直腸炎(出血)(5?10%)、膀胱炎(出血)(5%以下)、小腸障害(腸閉塞)(5%以下)皮下組織繊維化・浮腫(下腹部)、腟粘膜の癒着・潰瘍、膀胱腟瘻、直腸腟瘻、骨折、下肢浮腫

予後

参考3
病期 症例数 5年相対生存率
I期 1137 92.1%
II期 447 69.8%
III期 428 48.9%
IV期 151 17.2%

ガイドライン

  • 1. 子宮頸癌治療ガイドライン2007年版:
[display]http://www.jsgo.gr.jp/guideline/keigan.html
  • 2. 放射線治療計画ガイドライン・2008 - 日本放射線専門医会・医会,日本放射線腫瘍学会,日本医学放射線学会編集
[display]http://www.kkr-smc.com/rad/guideline/2008

参考

  • 1. 癌ブロジェクト
[display]http://www.gan-pro.com/public/cancer/cervical.html
  • 3. がん情報サービス
[display]http://ganjoho.jp/public/cancer/data/cervix_uteri.html
  • 4. 臨床進行期分類(日産婦1997年、FIGO1994年)
http://plaza.umin.ac.jp/~jsog-go/CC/CC_youkou_main9.htm
  • 5. ベセスダシステム
http://www.kawasaki-m.ac.jp/pathology2/pdf/Bethesda-moriya.pdf
  • 6. [charged] Invasive cervical adenocarcinoma - uptodate [1]
  • 7. 子宮頸癌の進行期別線量配分
[display]http://web.sapmed.ac.jp/radiol/uterus.html

国試

  • 105E059:治療。放射線治療を行う際、貧血を改善しないと効果が低下するから輸血すべし、らしい。
  • 102I041:コルポスコピー所見で高度の白色上皮を呈する子宮頚部癌上皮内腫瘍(CIN)。細胞診ではクラスIIIb


ホルモン」

  [★]

hormone

古典的な定義

  • 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)

例外

  • 腺構造を持たない組織から分泌されるホルモンがある
消化管ホルモン (PT.403)
視床下部ホルモン (PT.403)
甲状腺濾胞ホルモン?
カルシトニン?

ホルモンの一覧表

日本語 放出器官/細胞 作用器官/細胞 働き
メラトニン 松果体    
成長ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 GH放出
プロラクチン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 ATCH放出
ゴナドトロピン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 FSH/LH放出
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン 視床下部 下垂体前葉 TSH放出
ソマトスタチン 視床下部 下垂体前葉 GH放出抑制
ドーパミン 視床下部 下垂体前葉 PRL放出抑制
成長ホルモン 下垂体前葉 全身/肝細胞 タンパク質同化, 抗インスリン, 脂肪異化/IGF-I合成促進
プロラクチン 下垂体前葉 乳腺 乳汁分泌促進
副腎皮質刺激ホルモン 下垂体前葉 副腎皮質  
卵胞刺激ホルモン 下垂体前葉 卵胞  
黄体形成ホルモン 下垂体前葉 黄体  
間細胞刺激ホルモン 下垂体前葉 精巣の間細胞  
甲状腺刺激ホルモン 下垂体前葉 甲状腺  
オキシトシン 下垂体後葉 子宮平滑筋/乳腺 子宮収縮/射乳促進
バソプレシン 下垂体後葉 腎臓集合管 水の再吸
甲状腺ホルモン - トリヨードサイロニン 甲状腺   代謝亢進
甲状腺ホルモン - サイロキシン 甲状腺   代謝亢進
カルシトニン 甲状腺   Ca2+濃度低下
副甲状腺ホルモン 甲状腺 /腎臓 破骨細胞活性化/腎細尿管Ca2+取り込み↑/腎ビタミンD活性化/血清Ca2+↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
脳ナトリウム利尿ペプチド 心臓   Na利尿
Cタイプナトリウム利尿ペプチド     Na利尿
エンドセリン 血管   血管収縮
アンジオテンシンII 血管   血管収縮
ガストリン 酸分泌
セレクチン 十二指腸    
インスリン様成長因子 肝臓    
アンジオテンシノジェン 肝臓   昇圧
コルチゾール 副腎皮質    
アルドステロン 副腎皮質    
デヒドロイソアンドロステロン 副腎皮質    
アドレナリン 副腎髄質   軽微な昇圧、血糖上昇
ノルアドレナリン 副腎髄質   昇圧(寄与は20%程度)、血糖上昇
インスリン 膵臓 - β細胞 全身 グルコース取り込み亢進
グルカゴン 膵臓 - α細胞 全身 糖新生
ソマトスタチン 膵臓 - δ細胞   ホルモン分泌抑制(インスリングルカゴンガストリン)
レニン 腎臓 - 傍糸球体細胞   昇圧(angiotensin Iを産生, 血管内皮アンジオテンシン転換酵素によりangiotensin IIに転換)
エリスロポエチン 腎臓 造血器官 赤血球産生刺激
エストロゲン 卵巣    
プロゲステロン 卵巣    
インヒビン 卵巣    
テストステロン 精巣    
インヒビン 精巣    
レプチン 脂肪    
アディポネクチン 脂肪    



卵管」

  [★]

uterine tube (Z), oviduct
tuba uterina
ファロピウス管 Fallopian管 Fallopian tube輸卵管ラッパ管
子宮


概念

  • 卵巣から排卵された卵子を子宮に運ぶ環状臓器
  • 長さ約10cm、太さ約8mm、1対の管。

女性性器の解剖

分類

  • 外性器:外陰唇、内陰唇、陰核
  • 内性器:子宮、付属器、

卵管の区分

卵管壁

HIS.400
3層からなる
  • 粘膜:
  • 粘膜上皮:単層円柱上皮。ヒダを有する。分泌細胞と線毛細胞からなる。
  • 1. 分泌細胞:(=無線毛細胞、小桿細胞)。この細胞の分泌液は精子に栄養を与え保護する。また、精子の受精能獲得にも関与しているといわれているが、不明。受精卵への栄養を与えることもある
  • 2. 線毛細胞:分泌液、受精卵を子宮に向かわせるような方向に運動する。
  • 粘膜固有層:著明ではない
  • 筋層:内輪筋、外縦筋層の2層からなる。
  • 漿膜

卵管の検査



Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.



卵巣」

  [★]

ovary
ovarium
子宮


解剖

卵巣の固定

  • 卵巣提索:卵巣の上端と骨盤側壁を結ぶ。卵巣動脈、卵巣静脈、リンパ管、腹大動脈自律神経叢からの自律神経が通る
  • 固有卵巣索

卵巣の上皮

  • 腹膜には覆われず、胚上皮(表層上皮)に覆われている。

血管

重量

  • 閉経前後に卵巣重量が低下する

疾患 (NGY.201)

発生 L.307

子宮内膜」

  [★]

endometrium (Z,HIS)
tunica mucosa uteri
子宮粘膜
子宮子宮内膜肥厚


  • 子宮の内面を覆う粘膜の別名。厚さや性状は月経周期の時期により大差がある。
  • 子宮腺を有する

組織

  • 単層円柱上皮
  • 上皮は無線毛分泌細胞と線毛細胞からなる
  • 上皮が粘膜固有層に落ち込み単一管状腺の形態を取る子宮腺を形成
  • 機能層:月経が起こるとはげ落ちる。ラセン動脈を有する
  • 基底層:深層にある層であり、月経が起こっても残る


厚さ

  • 閉経後の患者において内膜細胞診を行うcut-off値は4-6mm。これ以下であれば、子宮内膜癌は除外診断できる。肥厚が認められた場合、子宮内膜癌、子宮内膜増殖症、子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫を鑑別する(エコーでは区別しづらい)。ただし、辺縁が明瞭な結節があれば、子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫が疑われる。subendometrial haloの中断があれば、子宮内膜癌の筋膜浸潤が示唆される。(SRA.573)

超音波エコー所見

QB.Q-15 SRA.573 G9M.17(写真)
  • 増殖期:早期では薄く高輝度。中期では中央に線状エコーを伴う低輝度「木の葉状」、後期では厚さを増し7-14mmとなる。排卵が近くなると壁側が幾分高輝度。筋層よりも低輝度である。排卵直前には厚さは10mm程度となる。
  • 排卵 :内腔エコー消失
  • 分泌期:(子宮内膜の輪郭は楕円形となり、)子宮内膜全体が均一な高輝度

MRI所見

水と同じようなかんじ。みずみずしい?
  • T1:等信号~低信号
  • T2:高信号

臨床関連


子宮円索」

  [★]

round ligament of uterus (M,Z), round ligament of the uterus
ligamentum teres uteri
円靭帯 round ligament腹膜鞘状突起 vaginal process of peritoneum processus vaginalis peritonei子宮円靭帯子宮鼡径索 chorda uteroinguinalis
子宮鼡径管卵巣下降


  • 図:N.349,355

概念

  • 子宮前壁の左右子宮角部近く、卵管付着部の前方より発する左右1対の円紐状の靭帯。

走行



子宮傍組織」

  [★]

parametrium, Pmm
子宮傍結合組織子宮周囲組織


  • 子宮頸周囲の平滑筋線維を含む結合組織群。
  • 子宮を支持し、子宮に分布する血管、リンパ管、神経、尿管を含む。


子宮口全開大」

  [★]

分娩開始産徴陣痛ビショップスコアフリードマン子宮口開大曲線分娩、胎児娩出
  • 分娩1期(開口期)の終わりであり、分娩第2期(娩出期)が始まる。


子宮内胎児死亡」

  [★]

intrauterine fetal death IUFD, fetal death in utero
胎児死亡 fetal death
胎児死亡稽留流産





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