クリプトコッカス髄膜炎

出典: meddic

cryptococcal meningitis
クリプトコッカス症



UpToDate Contents

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和文文献

  • 症例報告 アムホテリシンBリポソーム製剤およびボリコナゾールが奏効した高齢発症のクリプトコッカス髄膜炎の1例
  • 大垣 光太郎,野田 和幸,深江 治郎 [他]
  • Brain and nerve 62(12), 1337-1340, 2010-12
  • NAID 40017416956
  • 脳炎・髄膜炎--ヘルペス脳炎・細菌性髄膜炎・クリプトコッカス髄膜炎 (特集 日常診療で診る感染症--この疾患を見落とすな) -- (診断の遅れが致死的になる感染症)

関連リンク

症状[編集]. 病原体を吸い込み、肺で感染することが多いが、不顕性感染の場合もある。 鼻汁の排泄、鼻孔に肉芽腫。病原体が肺から移動し、髄膜炎、脳炎を起こす。 クリプトコッカス性髄膜炎の症状は、頭痛、発熱、無気力、昏睡、人格変化、記憶障害。
2012年12月18日 ... 前回(第2回)でのクリプトコッカス髄膜炎の診断に引き続き、今回(第3回)は治療 について述べていきたい。クリプトコッカス髄膜炎における治療のポイントは3つあり、① 適切な抗真菌薬の選択、②髄液圧の管理、③免疫抑制状態をきたす原因 ...

関連画像

Giemsa ×500No.11 クリプトコッカス・ネオ 浸潤傾向が強く、 脳神経麻痺 Giemsa ×200グラム 染色 墨汁 染色


★リンクテーブル★
国試過去問098H074」「092A065
リンク元日和見感染症」「水頭症」「Cryptococcus neoformans」「クリプトコッカス症」「クリプトコッカス性髄膜炎
関連記事髄膜炎」「髄膜」「」「クリプトコッカス

098H074」

  [★]

  • クリプトコッカス髄膜炎患者の脳脊髄液所見を示す。血糖値は100mg/dlである。正しいのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 098H073]←[国試_098]→[098H075

092A065」

  [★]

  • 脳脊髄液の糖が著明に減少するのはどれ
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)

日和見感染症」

  [★]

opportunistic
opportunistic infection
日和見感染



AIDSにおけるCD4様生細胞数と日和見感染症発症の関連 (also see NDE.446)

  感染症名 CD4陽性細胞数(/ul)
AIDS診断を規定しない日和見感染症 帯状疱疹 641
Kaposi肉腫 588
アメーバ性肝膿瘍 360
肺結核 217
    200
AIDSに伴う日和見感染症 クリプトコッカス髄膜炎 198
カンジダ食道炎 158
カリニ肺炎 154
トキソプラズマ脳症 133
悪性リンパ腫 90
CMV網膜炎 58
非定型抗酸菌症 54
AIDS脳症 24



水頭症」

  [★]

hydro cephalus
hydrocephalus, hydrocephaly
水頭

分類

発症の起点となった時期

直接の原因

脳圧

機序

  • 1. 髄液の過剰産生 →(稀)脈絡叢乳頭腫
  • 2. 脳室、くも膜下腔の通過障害
  • 3. 上矢状静脈洞への髄液の吸収障害

病因

症候

画像

  • 中頭蓋窩の側脳室が見える



Cryptococcus neoformans」

  [★]

Cryptococcus neoformans, C. neoformans
Filobasidiella neoformansクリプトコッカス・ネオフォルマンス
クリプトコッカス症


  • 厚い莢膜
  • 不完全菌酵母
  • 担子菌
  • 感染組織内、培地でも莢膜を持つ単細胞(酵母)として増殖
  • 中枢神経系に強い親和性を有する。

分布

  • ミルク、加重、健常者の皮膚、消化管
  • 土壌特にハトその他の鳥類、コアラの糞などで汚染された土壌に豊富に存在

分離培養

染色

感染症

感染経路は空気感染 → 肺クリプトコッカス症
細胞免疫能低下患者 → 髄膜や脳に二次感染
HIV患者では高頻度にクリプトコッカス髄膜炎

参考

  • 真菌の写真 - Fungal Images


クリプトコッカス症」

  [★]

cryptococcosis
クリプトコックス症ブッセ-ブシュケ病 Busse-Buschke disease
クリプトコッカス属真菌

特徴

病原体

疫学

病型

潜伏期間

感染経路

  • 空気感染

症状

合併症

経過

治療

検査

  • 髄液や血清中の莢膜多糖抗原(glucuronoxylomannan)を検出する血清診断は感度・特異度ともにすぐれる。




クリプトコッカス性髄膜炎」

  [★]

cryptococcal meningitis
クリプトコックス髄膜炎クリプトコッカス髄膜炎、クリプトコックス性髄膜炎


髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試



髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症

クリプトコッカス」

  [★] クリプトコッカス属




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