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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/20 00:28:41」(JST)
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テバイン |
|
IUPAC名 |
3,6-ジメトキシ-17-メチル-4,5α-エポキシモルヒナ-6,8(14)-ジエン |
別名 |
パラモルフィン |
分子式 |
C19H21NO3 |
分子量 |
311.37 |
CAS登録番号 |
[115-37-7] |
テバイン (thebaine)、別名パラモルフィン (paramorphine) はオピオイド系アルカロイドの一種で、アヘンの少量成分である。化学的にモルフィンやコデインと類似した構造を持つ。抑制作用よりも興奮作用のほうが強く、多量に摂取するとストリキニーネと同様の痙攣作用をもたらす[1]。テバインがそのまま治療用に使われることはないが、工業的には医薬品原料として利用され、オキシコドン、オキシモルフォン、ナルブフィン、ナロキソン、ナルトレキソン、ブプレノルフィン、エトルフィンなどが製造される。
国際的に法規制が行われている化合物であり、イギリスでは1971年薬物誤用法においてクラスAに、アメリカ合衆国では規制物質法においてスケジュールIIに分類されている。
参考文献
- ^ Aceto, M. D.; Harris, L. S.; Abood, M. E.; Rice, K. C. (1999). "Stereoselective mu- and delta-opioid receptor-related antinociception and binding with (+)-thebaine." European Journal of Pharmacology 365(2-3): 143–147. PMID 9988096.
Japanese Journal
- 園芸種オニゲシ類に含有される麻薬成分に関する研究(2)
- 園芸種オニゲシ類に含有される麻薬成分に関する研究(1)
Related Links
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- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - テバインの用語解説 - 化学式 C19H21NO3 。アヘンアルカロイドの一種。無色柱状晶または葉状晶。融点 193 。モルヒネの近縁化合物。水に難溶。麻酔力は弱く,けいれん作用が強い。
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★リンクテーブル★
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- 英
- narcotic narcotics, narcotic drugs
- ラ
- narcotica
- 関
日本の法医学上の定義
分類
- SLE.62
麻薬性鎮痛薬 narcotic analgesics
- 1. アヘンアルカロイド系 opium alkaloids (いわゆるオピオイド)
-
- アヘン opium:複数のアルカロイドが含まれている
中枢神経興奮薬 stimulants
- 3. コカアルカロイド系 coca alkaloids
ニュース
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