フッ化ジアンミン銀
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- 銀による蛋白固定、フッ化物による不溶性塩の生成により、象牙細管を閉塞し、う蝕の進行や象牙質知覚過敏を抑制します。 治療が困難な小児、来院の難しい高齢者の方におすすめします。 支台歯に塗布し二次う蝕の抑制に。
- ページを印刷 PDFダウンロード 薬効 2790 その他の歯科口腔用薬 一般名 フッ化ジアンミン銀液 英名 Saforide 剤形 液 薬価 0.00 規格 38%1mL メーカー 東洋製薬化成 毒劇区分 (劇) 効能・効果 初期う蝕の進行抑制、(象牙質知覚 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
効能または効果
- 初期う蝕の進行抑制、二次う蝕の抑制、象牙質知覚過敏症の抑制(象牙質鈍麻)
歯面の清掃
- 歯牙沈着物を完全に除去したのち、オキシドールで歯面を充分清拭する。
防湿乾燥
- 塗布する歯を中心として巻綿花を用い歯を孤立させる。唾液の多い場合には排唾管を挿入する。
- 綿球で唾液をぬぐった後、圧搾空気で歯面を乾燥する。
- (きわめて歯肉に近い部分に塗布する場合は、ラバーダムを用いるか、歯肉部分にワセリン等を塗布して薬液との接触を防ぐ。)
薬剤の塗布
- 小綿球に薬液数滴(0.15〜0.20mL)を浸ませ3〜4分間塗布する。患歯数、症状により適宜増減する。
塗布後の処置
- 防湿除去 巻綿花を取除く。
- 洗口 水又は希食塩水で洗口する。
塗布の回数
(一般的使用方法)
- サホライド液歯科用38%の塗布方法は各種症状により多少異なることがある。
A.乳歯う蝕の進行抑制
- う蝕部の遊離エナメル質をスプーンエキスカベーター等を用いて除去し、通法により局部の清掃乾燥を行ったあと上記【用法・用量】に従って本剤を3〜4分間作用させて第1回目の処置とする。
- この塗布を2〜7日間隔で計3回繰り返し行う。
- 以後3〜6ヵ月に1回宛経過を観察(たとえば硬さなど)することが望ましい。その際の状態により要すれば塗布を行う。とくに前歯部などにおいては、隣接面をスライスカットし自浄作用をよくして本剤を塗布するとより効果的である。時期を見て必要に応じて修復処置を行う。
B.二次う蝕の抑制
- 窩洞形成または支台歯形成完了後【用法・用量】に従って1〜2回本剤を塗布する。
C.象牙質知覚過敏症の抑制(象牙質鈍麻)
- 2〜3日間隔で【用法・用量】に従って本剤を塗布し経過を観察しつつ3〜4回まで繰り返す。窩洞形成または支台歯形成の際【用法・用量】に従って本剤を塗布し知覚鈍麻をまって翌日または翌日以後軟化象牙質の除去、または形成を行う。
慎重投与
(次の場合には慎重に適用すること)
深在性う蝕
- 深在性う蝕に塗布した場合、歯髄障害をおこすことがあるので、本剤をうすめて塗布するかあるいは塗布を避けること。
薬効薬理
- 本剤は各種実験で銀製剤(硝酸銀)及びフッ化物製剤(フッ化ナトリウム等)の両作用を有することが報告されている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
分子式
分子量
性状
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商品
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- 英
- dental、dent
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- 歯科用、歯学、歯
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フッ化ジアンミン銀