カルボシステイン
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- the 12th letter of the Roman alphabet (同)l
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- lira(イタリアの貨幣単位リラ)
- liter[s]
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例 L-カルボシステインによる播種状紅斑丘疹型薬疹の1例
- P1-468 ムコダイン(R)DS50%の嗜好品との溶解・懸濁時における風味およびL-カルボシステインの安定性に対する影響(薬物相互作用,ポスター,一般演題,岐路に立つ医療〜千年紀の目覚め〜よみがえれ!ニッポン!薬の改革は我らが手で!)
- 高木 彰紀,奥村 学,岩切 智美,大野 梨絵,蓑田 亜依,保田 和哉,松元 裕子,北畑 朋美,中西 賢治,有森 和彦
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 22, 344, 2012-10-10
- NAID 110009618541
- 塩酸アンブロキソールおよびL-カルボシステインのシロップとドライシロップについての注意点
Related Links
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- L-カルボシステインについての基本情報 L-カルボシステインの効能・作用……効能は『去痰・排膿・排液』です。感冒(風邪)や気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、気管支拡張症、咽喉頭炎などで痰(たん)が出る時 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カルボシステインDS50%「ツルハラ」
組成
組 成
- カルボシステインDS50%「ツルハラ」は1.0g中L-カルボシステイン500mg及び添加物として白糖、軽質無水ケイ酸、カルメロースカルシウム、部分アルファー化デンプン、ポビドン、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、スクラロース、含水二酸化ケイ素、安息香酸ナトリウム、香料を含有する。
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
成人
○下記疾患の去痰
- 上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
○慢性副鼻腔炎の排膿
小児
○下記疾患の去痰
- 上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
○慢性副鼻腔炎の排膿
○滲出性中耳炎の排液
成人
通常、成人にカルボシステインとして1回500mg(本剤1.0g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児
通常、幼・小児にカルボシステインとして体重kg当たり1回10mg(本剤0.02g)を用時懸濁し、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
1)肝障害のある患者
- 〔肝機能障害のある患者に投与した時、肝機能が悪化することがある。〕
2)心障害のある患者
- 〔類薬で心不全のある患者に悪影響を及ぼしたとの報告がある。〕
重大な副作用
1.皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明):
- 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.肝機能障害、黄疸(頻度不明):
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3.ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):
- ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 亜硫酸ガス長期吸入ラットでみられる気管支粘液細胞に含まれる酸性糖タンパクであるスルホムチンの増加とシアロムチンの減少を抑制し2)、また、中性糖タンパクであるフコムチンを減少させる。これら喀痰中のムチン含量比を正常化して喀出を容易にする。また、ラットで亜硫酸ガス吸入による気管や気管支表面での繊毛の集簇や消失を抑制し、気管支粘膜の粘液分泌細胞の過形成を抑制して去痰作用を示す3)。
有効成分に関する理化学的知見
- L-カルボシステインは白色の結晶性の粉末で、においはなく、わずかに酸味がある。水に極めて溶けにくく、エタノール(95)にほとんど溶けない。希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
融点:約186℃(分解)
★リンクテーブル★
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L-カルボシステイン(カルボシステイン)
[★]
- 英
- carbocysteine、carbocisteine
- 同
- L-カルボシステイン、L-carbocisteine、S-カルボキシメチルシステイン S-carboxymethyl cysteine
- 商
- C-チステン、カージリン、カルブタン、クインスロン、サワテン、シスカルボン、シスダイン、ムコダイン、ムコチオ、ムコトロン、メチスタ、ルボラボン
- 関
- 去たん剤
概念
- 去痰薬;気道粘液溶解
- システインの残基のH-がHOOC-CH2-で置換されたアミノ酸
作用
- 喀痰中のフコムチンを減少させ、シアロムチンを増加させる
- 粘液構成成分の調整作用、喀痰粘度低下作用、喀痰流動性の改善作用、線毛細胞修復作用を有する
参考
- http://en.wikipedia.org/wiki/Carbocisteine
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- 英
- cysteine, Cys, C
- 同
- チオセリン thioserine、2-アミノ-3-メルカプトプロピオン酸 2-amino-3-mercaptopropionic acid
- 関
- アミノ酸
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