- Parkinson病で日常生活動作(ADL)が低下していたが、3日前から黄色の喀痰が増加し、前日からは高熱が出てほとんど動かなくなった。肺炎のため当日入院した。ペニシリン系抗菌薬による治療を開始して、肺炎の症状は改善した。入院時に発赤がみられた仙骨部の皮膚が、入院5日目の清拭時に径3cm大で黒褐色に変色し、周辺部に腫脹と熱感とを伴うようになってきた。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 65歳の男性。2週前から徐々に全身倦怠感と四肢脱力とが出現し、起立が困難になったので来院した。1か月前から心不全による両下肢の浮腫に対してループ利尿薬が処方され、毎日服用していた。意識は清明で、四肢近位筋優位の筋力低下を認めるが、感覚と深部腱反射とは正常である。甲状腺機能検査に異常を認めない。
- 異常が予測されるのはどれか。
- (1) 血清電解質
- (2) 血清クレアチンキナーゼ
- (3) 脳脊髄液
- (4) 頭部造影CT
- (5) 頚部単純MRI
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 17歳の女子。やせを心配した母親に連れられて来院した。10か月前から現在までに15kgやせた。4か月前から無月経となった。最近、学校で昼食の弁当の中身を捨てていることに担任の教師が気付き、病院に受診させるよう母親に動めたという。身長158cm、体重31kg。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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