- 10歳の女児。肥満を主訴に来院した。9歳のころから身長は伸びないのに体重増加が著しい。学業成績は普通である。身長130cm、体重63kg。血圧130/84mmHg。下腹部・大腿部の写真を以下に示す。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の男性。視力低下を主訴に来院した。18歳、大学入学時の健康診断で尿糖陽性を指摘されたが自覚症状がないため放置した。最近、視力低下が出現したため眼科を受診し、増殖前糖尿病網膜症と診断され内科受診も勧められた。父に糖尿病がある。身長168cm、体重82㎏。脈拍84/分、整。血圧186/94mmHg。尿所見:蛋白3+、糖2+。血清生化学所見:空腹時血糖168mg/dl、HbA1c8.2%(基準4.3~5.8)、総蛋白6.8g/dl、尿素窒素42mg/dl、クレアチニン1.6mg/dl。この患者について正しいのはどれか。
- (1) 若年発症の2型糖尿病と考えられる。
- (2) 早期腎症期の糖尿病性腎症である。
- (3) 直ちに運動療法を実行させる。
- (4) 強化インスリン療法を開始する。
- (5) レーザー光凝固療法の適応がある。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 24歳の女性。動悸、発汗過多および体重減少のため来院した。脈拍124/分、整。血圧120/70mmHg。発熱はなく、自発痛や圧痛を伴わないびまん性甲状腺腫と手指振戦とを認める。赤沈10mm/1時間。血清生化学所見:TSH0.01μU/l未満(基準0.2~4.0)、freeT4 2.6ng/dl(基準0.8~2.2)。免疫学所見:CRP陰性、抗サイログロブリン抗体陽性、抗ミクロゾーム抗体陽性、TSH受容体抗体陰性。超音波検査所見で甲状腺のぴまん性腫大を認める。甲状腺123I摂取率(24時間値)は4.2%(基準10~40)である。診断はどれか。]]
[正答]
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