- 日齢1の新生児。44歳の初産の母親から在胎38週、体重2,300gで出生した。瞼裂斜上、両眼間開離、耳介低位、鼻根部平坦および手掌に猿線を認める。この疾患で正しいのはどれか。
- (1) 染色体欠失が原因である。
- (2) 発生は父親の年齢に影響される。
- (3) 知能障害を伴う。
- (4) 心奇形の合併がある。
- (5) 高身長の傾向がある。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 45歳の男性。町の健康診査を受診した。身長168 cm、体重57kg。血圧160/94mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血清生化学所見:空腹時血糖75mg/dl、HbA1c 4.8%(基準4.3~5.8)、総コレステロール184 mg/dl。心電図と眼底とに異常を認めない。喫煙は20本/日を25年間継続し、飲酒は日本酒1合/日を週3、4回である。エネルギー摂取量は1,900kcal/日、脂質摂取量は50g/日、食塩摂取量は16 g/日である。
- この男性に適した生活習慣の改善方法はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 35歳の男性。石油ストーブに給油中引火し火災が発生し、顔面、頭部および両手に熱傷を負った。救急隊に救出され、30分後に救急車で来院した。意識は清明で会話も可能であるが、軽度の嗄声を認める。脈拍96/分、整。血圧126/88mmHg。毛髪は焦げ、鼻毛は焼失して鼻腔とロ腔とにわずかにすすを認める。顔面と手背とに紅斑と水疱形成とを認める。受傷早期に最も注意すべき病態はどれか。
[正答]
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