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- この症状がさらに増悪すると鼻瘤を形成したり、眼症状(角膜炎、結膜炎、虹彩炎、強膜 炎など)を呈することもあります。また、酒さ患者の皮膚は一次刺激性皮膚炎や接触 皮膚炎を生じやすく、所謂敏感肌なので、顔面に使用する製品には十分な注意が必要 です ...
- 酒さ、しゅさの漢方治療について解説しています。 ... (1)第1度(紅斑性酒さ) 鼻、顔面、 頭皮、胸部などに発赤、脂漏(油状の光沢)、毛細血管拡張を伴っている症状。 (2)第2度 (洒さ性ざ瘡) ... 眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、角膜潰瘍などを合併することがあります。
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★リンクテーブル★
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- 英
- rosacea
- 同
- 酒さ性ざ瘡 酒さ様ざ瘡 acne rosacea
- 関
- 脂腺
概念
- 中高年の顔面(頬や鼻など)にびまん性発赤と血管拡張をきたす慢性炎症性疾患。
- 持続性の毛細血管拡張に丘疹、膿疱、紅斑など混じる病態。
- ストレス、日光暴露が増悪因子とされる。
重症度
- 参考1
- 新しい皮膚科
- 重症度によって3段階に分類される
- 第1、2度は中年以降の女性に好発。第3度は男性に多い。眼症状(酒さ性角膜炎、酒さ性結膜炎)を来す場合もある。
第1度酒さ
- 紅斑性酒さ rosacea erythematosa
- 鼻尖、頬、眉間、頤部に、一過性の発赤が出現
- 次第に持続性となり毛細血管拡張と脂漏を伴う
- 寒暖や飲酒で症状が増悪
- 掻痒、ほてり感、易刺激性などの自覚症状がある
第2度酒さ
- 酒さ性ざ瘡 acne rosacea
- 第1度の症状に、毛孔一致性の丘疹、膿疱が加わり、脂漏が 強まる
第3度酒さ
- 鼻瘤 rhinophyma、瘤腫型酒さ phymatous rosacea
- 丘疹が密集融合して腫瘤状となる
- とくに鼻が凹凸不整に隆起して赤紫色を呈し、毛孔が拡大してミカンの皮のような外観となる
鑑別診断
参考
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28972327
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- 英
- cornea
- 関
- 眼、眼球
発生 (L.378)
- 発生第5週末に眼の原基は間葉に取り囲まれる
- 水晶体の前方に空胞が形成され前眼房を形成する。これにより、前方は角膜、後方は虹彩瞳孔膜が位置することになる
- 前方では表層外胚葉が陥入、くびきとられて角膜の上皮を形成する。
-
- 1. 上皮細胞層:体表外胚葉由来
- 2. 角膜固有層:強膜と連続。おそらく中胚葉由来
- 3. 上皮層 :前眼房と接する。おそらく中胚葉由来
組織
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- liquor
- 関
- アルコール飲料
[★]
- 英
- keratitis
- 関
- 角膜 cornea