- 英
- word amnesia
- 関
- 喚語困難
Japanese Journal
- Malignant Schwannoma Metastasizing to the Dura Mater : Case Report
- 羽井佐 利彦,KONDO Tatsuya,SHINOURA Nobusada,HARA Tetsuo,NASU Michiyo
- Neurologia medico-chirurgica 36(7), 462-465, 1996-07-15
- … 58才時、語健忘、失読、失算が出現し入院。 …
- NAID 110002278819
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- 病気 - ここ1・2年位前から、話をしているときに言いたい言葉が出てこなくなりました。芸能人の名前を忘れてしまうのはもちろん、単語が出てこなかったりします。 例えば「この部屋はちょっと殺風景だね」と言
- 健忘失語 語健忘 ともいう。物品の呼称、物品名の想起がとくに強く障害されている失語。 言語理解もよく自発言語もとくに不自由しない。ただ必要な一般名詞がスッと出てこない。 喚語の障害である。読み書きには障害はない ...
- 語健忘;言葉を思い出せず、発言中に言いよどみや言い換え、指示代名詞(あれ、これなど)を多用する。 理解力の低下;指示した行為を実行できない。(記憶障害や失行の事もある) 書字の困難;書けるはず の簡単な字が書けない
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- 次の文を読み、64~66の問いに答えよ。
- 65歳の男性。物忘れが目立つようになったことを心配した妻に伴われて来院した。
- 現病歴:1年前から物忘れが多くなったことに妻が気付いた。本人も物忘れを多少は気にしているが、異常とは考えていない。
- 既往歴:30年前に交通事故で頭部外傷を負ったが、頭部CTでは異常が認められなかった。
- 生活歴:これまで税理士の仕事を大過なくこなしている。
- 家族歴:89歳の母親が認知症と診断されている。
- 現症:意識は清明。身長170cm、体重65kg。体温36.5℃。脈拍84/分、整。呼吸数16/分。礼節は保たれており、診察には協力的である。瞳孔は正円同大で対光反射は直接反射と間接反射とも正常である。他の脳神経に異常を認めない。四肢体幹に異常を認めない。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは26点(30点満点)である。時計描画と透視立方体の模写とが正常に実施できる。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(±)。血液検査と血液生化学検査とでアンモニアを含めて異常を認めない。頭部単純MRIで軽度の側脳室拡大が見られる。脳波は、基礎波で9ヘルツのα波であり、開眼によるα波抑制は良好である。
- 初診から1年後の診察では次のような会話が交わされた。医師「今日はどうやって来ましたか」患者「妻と一緒にA駅から電車で来ました。B駅で降りてそこからは歩いてきました」(妻がうなずく)医師「次の言葉を繰り返して言って下さい。沖の方を客船と白い帆のヨットが走っています」患者「沖の方を(考えるようにして)船と(考えるようにして)ヨットが通っています」医師(白紙と鉛筆とキーホルダーを患者の前のテーブル上に置いて)「私の言う通りにして下さい。キーホルダーと鉛筆を入れ替えて、紙を裏返して下さい」患者(キーホルダーと鉛筆を入れ替えて、紙を裏返す。)医師(鉛筆を示して)「これは何ですか」患者「えんぺつ」医師「学校はどういうところですか」患者「勉強するところです」
- この患者で認められるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E064]←[国試_107]→[107E066]
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- 英
- amnesic aphasia, amnestic aphasia
- 同
- 語健忘、名辞失語 nominal aphasia、失名性失語 verbale Amnesie, anomic aphasia
- 関
- 失語
[show details]
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語健忘、健忘失語、喚語困難
- 関
- amnesic aphasia
[★]
- 英
- word finding difficulty
- 同
- 語健忘 wordamnesia
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- 英
- amnesia
- 関
- 記憶消失、記憶喪失、健忘症、健忘性
概念
- 記憶障害の1つである。
- 出来事を過去にさかのぼって思い出せない場合や、新たな出来事を覚えることができなくなる場合を指して言う。
- 最も良くある原因としては、頭部外傷、てんかん、片頭痛
分類
鑑別疾患
- V vascular:脳動脈硬化症、脳出血、脳血栓症、脳塞栓症、片頭痛。一過性脳虚血発作。
- I inflammatory:髄膜炎、脳膿瘍、マラリア、脳寄生虫、神経梅毒。発熱性疾患(発熱と健忘を来しうる)
- N neoplasm:原発性脳腫瘍や転移性脳腫瘍は一時的な記憶喪失を起こしうる。
- D deficiency:ウェルニッケ脳症、ペラグラ、悪性貧血。
- I intoxication:LSD、アルコール、臭素化合物、オピオイド。尿毒症、低酸素血症、および肝不全も健忘を来しうる。
- C convulsive:側頭葉てんかん
- A autoimmune:ループス脳炎など
- T trauma:脳挫傷、硬膜外血腫、硬膜下血腫
- E endocrine:低血糖、糖尿病性アシドーシス、副甲状腺機能低下症、低カルシウム血症はてんかんや一過性健忘を来しうる。emotional:ヒステリー、うつ病、統合失調症。仮病。