- 英
- bladder injury
- 関
- 膀胱破裂、膀胱
分類
- 出典不明
- 腹膜外膀胱損傷:膀胱は損傷を受けているが、腹腔内と交通していないもの。
- 腹膜内膀胱損傷:膀胱、腹膜が損傷を受け腹腔内と交通しているもの。
病因
症状
検査
-
- 腹膜外膀胱損傷:涙滴状陰影(涙滴状像)
- 腹膜内膀胱損傷:火焔状陰影 → 造影剤が腹腔を上行する様が火焔状らしい
治療
- 腹膜外膀胱損傷:軽度であれな保存的治療(尿道カテーテル留置、抗菌薬投与)し、治癒しないあるいは感染が生じれば経皮的ドレナージ、あるいは外科的処置を行う。重症であれば、腹膜内膀胱損傷に従う。
- 腹膜内膀胱損傷:開腹手術とする。損傷部位の縫合、腹腔内と膀胱の洗浄・ドレナージ、抗菌薬投与。
参考
- 1. [charged] Blunt genitourinary trauma - uptodate [1]
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 尿道外傷,膀胱破裂 (特集 泌尿器科救急疾患 : あなたの対処は間違っていませんか?)
- 膀胱,尿道損傷 (特集 泌尿器科救急の実際) -- (外傷)
- 加藤 晴朗
- 救急医学 = The Japanese journal of acute medicine 36(13), 1812-1816, 2012-12
- NAID 40019528167
- 帝王切開術後の膀胱損傷に Mycoplasma hominis 感染による膿瘍を併発した症例
- 八木橋 祐亮,加藤 敬司,長濱 寛二 [他],山本 雅一,金丸 洋史,西澤 明未,上田 創平,永野 忠義,飯藤 豪一
- 日本泌尿器科學會雜誌 102(5), 705-708, 2011-09-20
- … 認め,膀胱損傷の修復術を施行した.術後3日目より38度以上の発熱を認め,数種類の抗生物質の治療にても改善せず,創が離開した.創部培養からMycoplasma hominisが検出され,CTにて膀胱子宮周囲に膿瘍形成を認め,再度開腹術を施行した.膀胱損傷の修復部位と帝王切開術部の子宮筋層は完全に壊死しており再度修復術を行った.初産婦における帝王切開術による膀胱損傷は比較 …
- NAID 10030041908
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- 膀胱損傷。どんな外傷か・原因は何か 膀胱の損傷は、交通事故、労働災害、スポーツ、 手術時によって引き起こされます。 解剖からみると膀胱は恥骨(ちこつ)後面の骨盤内に 存在するため、通常は外力を受けにくい状態にありま gooヘルスケア 家庭の医学。
- 家庭医学館 膀胱損傷の用語解説 - [どんな病気か] 膀胱は空(から)の状態では、恥骨( ちこつ)の裏側にあるため、外力を受けにくいのですが、尿が充満しているときに、下腹部 に強い外力が加わると、破裂して尿が膀胱の外にもれだします。このような状態を膀胱 ...
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★リンクテーブル★
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104G003]←[国試_104]→[104G005]
[★]
- 英
- bladder rupture, vesical rupture
- 同
- 膀胱損傷 bladder injury
- 関
- 膀胱外傷
[★]
- 英
- urinary bladder (M,N), bladder (Z)
- ラ
- vesica urinaria
- 関
- 膀胱容量
組織
- 粘膜には多くのヒダが存在し、膀胱が伸展すると消える (HIS.388)
- 被蓋細胞+移行上皮細胞 (HIS.388)
血管(M.210)
[★]
- 英
- injury, lesion
- 同
- 傷害
- 損傷 injury:組織の生理的な連絡が絶たれる、または機能が傷害された状態 → 機能障害が含まれる。
-
- 機械的なエネルギーにより生じた損傷。
- 外力によって生じた組織損傷を総括して創傷と言うが、皮膚や粘膜の連続性が離断した開放性損傷を<創>、連続性が保持された閉鎖性損傷を<傷>と区別して用いることがある(SLE.12)
分類(SLE.106)
-
-
参考
- http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0906.htm
- http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/legal.dir/lectures/newest/node4.html
[★]
- 英
- wound
- 関
- 創傷、傷つける