ハッサル小体
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/24 11:25:04」(JST)
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胸腺小体(きょうせんしょうたい、英:Hassall's body)とは胸腺髄質において胸腺細網細胞(胸腺上皮細胞)が同心円状に配列した領域。ハッサル小体とも呼ばれる。胸腺小体は30~100μm程度の大きさであり、中心は1個あるい数個の変性度の高い大型細胞が位置する。
関連項目
- デスモゾーム
- アーサー・ヒル・ハッサル - 英名のもとになっているイギリスの医師
参考文献
- 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『新獣医学辞典』 チクサン出版社 2008年 ISBN 978-4-88500-654-8
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- Beloveshkin, A. G. (2014). Systemic organization of Hassall’s corpuscles. http://hassallscorpuscles.com/.
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 杉村 誠 [他],鈴木 義孝,阿閉 泰郎,菅野 美樹夫,土本 信幸
- 岐阜大学農学部研究報告 48, 113-119, 1983-12-15
- … 年齢に伴う退縮像として,リンパ球および胸腺小体(ハッサル)の減少,小葉間の脂肪細胞の増加が指摘された。 … 胸腺小体は加齢に伴ない,時に石灰化,顆粒球およびリンパ球の侵入,ついで嚢胞化の過程を示した。 …
- NAID 110000976407
Related Links
- ハッサル小体とは、ヒトの胸腺内にみられる構造体で、切片の顕微鏡観察ではバラの花のような美しい同心円状の上皮性領域として認められます。胸腺のなかでは髄質に多く、皮質には殆ど認められません。その名称は、Arthour Hassall ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- Hassall corpuscle, Hassall's body, Hassall's corpuscle
- 同
- 胸腺小体 thymic corpuscle corpusculum thymicum
- 関
- 胸腺
[★]
- 英
- thymus (M)
機能
-
- 正の選択:自己のMHC+自己ペプチドに結合できるT細胞のみ生存
- 負の選択:自己のMHC+自己ペプチドに強く結合するT細胞は死滅
解剖
- 頚の下部と上縦隔の上方に位置する (M.97)
- 胸骨柄の後方にあり、前縦隔の中で心膜の前方に伸びる (M.97)
血管の分布
リンパの分布
発生 L.337
組織学
特徴
細胞
-
-
[★]
- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー