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Japanese Journal
- 19.羊水検査・絨毛検査(C.産婦人科検査法,研修コーナー)
- 鈴森 伸宏
- 日本産科婦人科學會雜誌 59(7), 224-228, 2007-07-01
- … 出生前診断法には,羊水,絨毛,胎児試料,母体血などを用いた細胞遺伝学的・遺伝生化学的・分子遺伝学的・病理学的な解析法,および胎児を対象とした超音波,MRI,CTなどといった機器診断法がある.ここでは,羊水穿刺法,絨毛検査,血清マーカー(トリプルマーカー)について述べる. …
- NAID 110006958157
- 糖尿病合併妊婦の胎児管理における羊水中phosphatidylglycerol定量の意義
- 宗重 彰
- 日本産科婦人科學會雜誌 37(9), 1899-1907, 1985-09-01
- … 我々は,46人の糖尿病合併妊婦から羊水穿刺法によつて経腹壁的にあるいは分娩時に59例の羊水を採取し,羊水中のphosphatidylglycerol(PG)ならびにphosphatidylcholine(PC)を定量し,一部の羊水についてはL/S比測定,Shake testをも同時に行なつた.また羊水中カテコラミン(CAT)をradioenzyme法を用いて測定し,以下の結果を得た. …
- NAID 110002221346
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- などといった機器診断法がある.ここでは,羊水穿刺法,絨毛検査,血清マーカー(トリ プルマーカー)について述べる. 1)羊水穿刺法 1952年にBevisが胎児溶血性疾患の診断を目的として羊水穿刺法を行ったのが出生前 診断の ...
- 羊水穿刺法 1)実施の時期 胎 が超音波で観察され一定の大きさをもつようになれば,いつでも羊水穿刺は可能で あるが,妊娠初期では羊水量もわずかで間隙も小さく困難でかつ流産率も高いので実施さ れることはほとんどない ...
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★リンクテーブル★
[★]
[★]
- 英
- amniotic fluid (Z)
- ラ
- liquor amnii
- 同
- 胎水
- 関
- [[]]
性状
成分
- 種々の成長因子、電解質、低濃度の蛋白質、アミノ酸、糖質、α-フェトプロテイン、リン脂質、酵素、プロラクチン、性ステロイドホルモン
産生
- 妊娠初期:羊膜
- 妊娠中期:胎児腎臓(胎児尿)、胎児肺(肺胞液)
腎による羊水の産生
- 尿細管は妊娠7週で形成され、妊娠10週には腎は尿を排泄するようになる。妊娠5ヶ月頃から腎盂、膀胱に尿が貯留し、随意的排尿が見られるようになる。(NGY.283)
羊水量
- 胎盤完成期から急増して、妊娠7-8ヶ月でピーク(700ml)となり、妊娠末期に減少して50-500mlとなる。
吸収
- 妊娠初期:羊膜
- 妊娠中期:嚥下→腸管から吸収→胎盤→母胎
機能
- MGY.292 G10M34
- 胎児の保護(物理的衝撃、体温保持)
- 運動空間の確保
- 胚の成熟
臨床関連
量的な異常
[★]
- 英
- amniocentesis
- 関
- 羊水検査、羊水
概念
- 検査(羊水検査)あるいは治療目的に施行される手技。
手順
- NGY.116
- 1. 仰臥位とし、腹壁を消毒
- 2. 腹壁超音波にて胎児、胎盤位置を確認
- 3. 穿刺部位に局所麻酔を行う
- 4. 超音波ガイド下に穿刺
- 5. 数ml吸引して廃棄し、約20mlの羊水を吸引する
- 6. 針を抜去後、圧迫し、2時間ベット上安静とする
合併症
- 破水、層流算、子宮内感染、胎児損傷、胎盤・臍帯損傷、胎盤早期剥離、母児間輸血 (NGY.116)
- 羊水漏出(1%)、流早産(0.3%)、子宮内感染(0.1%) (NGY.116) 流産率は0.1%で自然流産と同程度(QB.P-215)
適応
- 通常、妊娠15週以降に行う。
- 早期に羊膜を穿刺すると羊膜腔の緊満性が失われて羊膜が胎児に付着し羊膜索症候群を引きおこしうる。
[★]
- 英
- puncture、paracentesis、prick、stab、needling、pricking
- 関
- 穿開術、穿刺術、微小穿刺、プリッキング、パンクチャー
[★]
- 英
- method、law
- 関
- 測定法、測定方法、訴訟、方法、法律学、手法、方式、法律