出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/03/08 08:03:51」(JST)
経済学において用いる場合の短期(たんき)とは、価格の粘着性などの原因により、何らかの市場(労働・財・貨幣など)で需給が均衡していない状態をいう。粘着性による価格メカニズムの不全以外にも、たとえば工場のように建設・廃棄に時間が掛かるため、需給が均衡していなくても調整が行われないという状態もある。不均衡であるため、失業や稼働していない生産設備などが存在し得る。
全ての財の価格が伸縮的で、価格メカニズムが完全に機能している状態を考えるものが長期均衡モデルである。これに対して価格メカニズムが完全に機能しない財が存在する期間を短期という。価格調整が完全に行われきっていない財が存在する状態を想定すれば、たとえ100年であってもそれは短期ということになる。
なお会計用語では1年未満を以って全て「短期」とする。経営学の文脈で出てきた場合はこちらの可能性がある。
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