- 英
- asteatotic eczema
- 同
- 無脂肪性湿疹、乾燥性湿疹。皮脂欠乏性皮膚炎 asteatotic dermatitis
- 関
- 老年性乾皮症
治療
続発症
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/23 14:58:55」(JST)
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皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)とは、皮膚が乾燥し乾皮症と呼ばれる状態に移行し、その一部から湿疹を生じる皮膚疾患。
目次
- 1 頻度
- 2 症状
- 3 注意点
- 4 治療
- 5 関連項目
頻度
高齢者に多い。
症状
下腿の伸側・背中に多い。湿疹は貨幣状湿疹になることもある。掻痒を伴う。乾燥の強い冬に悪化。
注意点
- 乾燥が原因であるが、水分を多くとっても軽快しない。
- お風呂で過度の石鹸やナイロンタオルを使用すると、悪化することがあるので中止する。
- 部屋内の湿度を上げる工夫をする。加湿器・観葉植物・水槽など。
- 刺激の強い衣服を避ける工夫をする。
治療
外用剤としてステロイド・保湿剤が使われる。その他、補助的に抗アレルギー薬の内服を行う。
関連項目
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Japanese Journal
- 池田 佳弘
- 京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital 33, 29-33, 2012-12
- … 高齢者に多い皮膚疾患の中で,炎症性疾患としては皮脂欠乏性湿疹が代表的である.この皮脂欠乏性湿疹を基準としてその他の皮膚疾患との鑑別の仕方についての概略を述べた.疥癬では好発部位やステロイド外用剤での増悪,薬疹では服用薬歴とステロイド外用剤への反応の乏しさ,頑癬では中心治癒傾向やステロイド外用剤での悪化がポイントとなる.その他自家感作性皮膚炎,紅皮症,水疱性 …
- NAID 120005156036
- グラフ 高齢者の乾皮症,皮膚瘙痒症,皮脂欠乏性湿疹の治療とケア
Related Links
- 皮脂欠乏症皮膚炎・皮脂欠乏症湿疹は高齢者に多い湿疹を伴う病気であり、冬期(寒く て乾燥している)に発症する人が増えます。なぜ高齢者に多く、乾燥した時期に発症し やすいのか原因を知ると共に、治療・対処方法を確認しましょう。
- 老人性皮脂欠乏症湿疹は免疫力の落ちている高齢者にとっては治りにくい病気です。 初期症状でもある老人性乾皮症の段階で治療することで老人性皮脂欠乏症湿疹への 移行を防ぐことができます。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- nummular eczema, nummular dermatitis
- ラ
- eczema nummulare
病因
- NDE.103改変
症状
身体所見
- NDE.103改変
- 部位:四肢(下腿伸側)、体幹、腰殿部
- 形状:貨幣状、類縁型
- 皮疹:湿疹。辺縁は漿液性丘疹、中央は浸潤性紅斑
続発症
参考
- 1. [charged] 皮膚炎の概要 - uptodate [1]
[★]
- 英
- eczema
- 同
- 皮膚炎 dermatitis
- 関
- 湿疹三角
[★]
- 英
- deficiency、deficient
- 関
- 欠く、欠失、欠損、欠損症、欠乏、欠乏症、不十分、欠くこと
[★]
- 英
- deficit
- 同
- 欠乏症 deficiency
- 関
- 欠損
[★]
- 英
- sebum
- ラ
- sebum cutaneum
- 関
- 脂腺、seborrheic