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- isomerase
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- イソメラーゼ
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- an enzyme that catalyzes its substrate to an isomeric form
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/10/06 08:25:25」(JST)
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異性化酵素〈いせいかこうそ、isomerase〉とはEC5群に属する酵素で分子内反応を触媒する酵素である。日本語でもイソメラーゼと表されることもある。[1]
目次
- 1 概要
- 2 エピメラーゼとラセマーゼ
- 3 EC.5.-(異性化酵素)
- 3.1 EC.5.1.-(ラセマーゼ・エピメラーゼ(光学異性の転換))
- 3.1.1 EC.5.1.1 (アミノ酸類に作用)
- 3.1.2 EC.5.1.2.-(ヒドロキシ酸類に作用)
- 3.1.3 EC.5.1.3.-(炭水化物およびその類縁体に作用)
- 3.1.4 EC.5.1.99.- (その他化合物に作用)
- 3.2 EC.5.2.-(シス-トランス異性化酵素)
- 3.3 EC.5.3.-(分子内で酸化還元酵素として働くもの)
- 3.3.1 EC.5.3.1.-(アルドース - ケトースの相互変換)
- 3.3.2 EC5.3.2.- (ケト基-エノール基の相互変換)
- 3.3.3 EC5.3.3.-(C=C結合の転位)
- 3.3.4 EC.5.3.4.-(S-S結合の転位)
- 3.3.5 EC.5.3.99.-(分子内酸化還元酵素)
- 3.4 EC.5.4.-(分子内転位酵素;ムターゼ)
- 3.4.1 EC.5.4.1.-(アシル基を移すもの)
- 3.4.2 EC.5.4.2.-(リン酸基転位酵素;ホスホムターゼ)
- 3.4.3 EC.5.4.3.-(アミノ基を移すもの)
- 3.4.4 EC.5.4.4.-(水酸基を移すもの)
- 3.4.5 EC.5.4.99.-(その他の基を移すもの)
- 3.5 EC.5.5.-(分子内リアーゼ)
- 3.6 EC.5.99.-(その他の異性化酵素)
- 4 出典
- 5 関連項目
概要
異性化酵素は機能により次のように分類されることもある。
- ラセマーゼ、エピメラーゼ - アミノ酸、糖の光学異性の相互変換
- シス-トランス異性化酵素
- 分子内酸化還元酵素 - アルドース、ケトースの相互変換
- 分子内転移反応酵素〈ムターゼ〉
- 分子内開裂反応酵素〈分子内リアーゼ〉
- 上記以外の異性化酵素
エピメラーゼとラセマーゼ
光学異性の相互変換を触媒するイソメラーゼの内、基質分子内に複数ある不斉点〈立体構造〉の1つを異性化する酵素をエピメラーゼと呼ぶ。基質分子が不斉点を1つしか持たずそれを異性化する酵素をラセマーゼと呼ぶ。すなわち、通常アミノ酸は不斉点を1つしか持たないのでアミノ酸の異性化酵素は一般にはラセマーゼと呼ばれる。それに対して糖は多数の不斉点を持つために異性化酵素は一般にはエピメラーゼと呼ばれる。糖であっても不斉点が一か所であればラセマーゼと呼ばれる。[2]
一部の酵素は均一化、結晶化されたり補酵素要求性など特徴が明確になっているが、その一方、X線解析など酵素の立体構造の解析が進まず、異性化の反応機構が不明なものも多い。[3]。
EC.5.-(異性化酵素)
EC.5.1.-(ラセマーゼ・エピメラーゼ(光学異性の転換))
EC.5.1.1 (アミノ酸類に作用)
- EC 5.1.1.1 アラニンラセマーゼ
- EC 5.1.1.2 メチオニンラセマーゼ
- EC 5.1.1.3 グルタミン酸ラセマーゼ
- EC 5.1.1.4 プロリンラセマーゼ
- EC 5.1.1.5 リシンラセマーゼ
- EC 5.1.1.6 トレオニンラセマーゼ
- EC 5.1.1.7 ジアミノピメリン酸エピメラーゼ
- EC 5.1.1.8 4-ヒドロキシプロリンエピメラーゼ
- EC 5.1.1.9 アルギニンラセマーゼ
- EC 5.1.1.10 アミノ酸ラセマーゼ
- EC 5.1.1.11 フェニルアラニンラセマーゼ (ATP加水分解)
- EC 5.1.1.12 オルニチンラセマーゼ
- EC 5.1.1.13 アスパラギン酸ラセマーゼ
- EC 5.1.1.14 ノカルジシン-Aエピメラーゼ
- EC 5.1.1.15 2-アミノヘキサノ-6-ラクタムラセマーゼ
- EC 5.1.1.16 プロテイン-セリンエピメラーゼ
- EC 5.1.1.17 イソペニシリン-Nエピメラーゼ
- EC 5.1.1.18 セリンラセマーゼ
EC.5.1.2.-(ヒドロキシ酸類に作用)
- EC 5.1.2.1 乳酸ラセマーゼ
- EC 5.1.2.2 マンデル酸ラセマーゼ
- EC 5.1.2.3 3-ヒドロキシ酪酸-CoA エピメラーゼ
- EC 5.1.2.4 アセトインラセマーゼ
- EC 5.1.2.5 酒石酸エピメラーゼ
- EC 5.1.2.6 イソクエン酸エピメラーゼ
EC.5.1.3.-(炭水化物およびその類縁体に作用)
- EC 5.1.3.1 リブロース-5-リン酸-3-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.2 UDP-ガラクトース-4-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.3 アルドース-1-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.4 L-リブロース-5-リン酸-4-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.5 UDP-アラビノース-4-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.6 UDP-グルクロン酸-4-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.7 UDP-N-アセチルグルコサミン-4-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.8 N-アシルグルコサミン-2-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.9 N-アシルグルコサミン-6-リン酸 2-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.10 CDP-パラトース-2-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.11 セロビオースエピメラーゼ
- EC 5.1.3.12 UDP-グルクロン酸-5'-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.13 dTDP-4-デヒトロラムノース-3,5-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.14 UDP-N-アセチルグルコサミン 2-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.15 グルコース-6-リン酸 1-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.16 UDP-グルコサミン-4-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.17 ヘパロサン-N-硫酸グルクロン酸-5-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.18 GDP-マンノース-3,5-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.19 コンドロイチン-グルクロン酸 5-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.20 ADP-グリセロマンノ-ヘプトース 6-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.21 マルトースエピメラーゼ
- EC 5.1.3.22 L-リブロース-5-リン酸 3-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.23 UDP-2,3-ジアセトアミド-2,3-ジデオキシグルクロン酸 2-エピメラーゼ
- EC 5.1.3.24 N-アセチルノイラミン酸エピメラーゼ
- EC 5.1.3.25 dTDP-L-ラムノース-4-エピメラーゼ
EC.5.1.99.- (その他化合物に作用)
- EC 5.1.99.1 メチルマロニルCoAエピメラーゼ
- EC 5.1.99.2 16-ヒドロキシステロイドエピメラーゼ
- EC 5.1.99.3 アラントインラセマーゼ
- EC 5.1.99.4 α-メチルアシル-CoAラセマーゼ
EC.5.2.-(シス-トランス異性化酵素)
- EC 5.2.1.1 マレイン酸イソメラーゼ
- EC 5.2.1.2 マレイルアセト酢酸イソメラーゼ
- EC 5.2.1.3 レチナールイソメラーゼ
- EC 5.2.1.4 マレイルピルビン酸イソメラーゼ
- EC 5.2.1.5 リノレン酸イソメラーゼ
- EC 5.2.1.6 フリルフラミドイソメラーゼ
- EC 5.2.1.7 レチノールイソメラーゼ
- EC 5.2.1.8 ペプチジルプロリルイソメラーゼ
- EC 5.2.1.9 ファルネソール-2-イソメラーゼ
- EC 5.2.1.10 2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドイソメラーゼ
- EC 5.2.1.11 欠番
EC.5.3.-(分子内で酸化還元酵素として働くもの)
EC.5.3.1.-(アルドース - ケトースの相互変換)
- EC 5.3.1.1 トリオースリン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.2 欠番
- EC 5.3.1.3 アラビノースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.4 L-アラビノースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.5 キシロースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.6 リボース-5-リン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.7 マンノースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.8 マンノース-6-リン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.9 グルコース-6-リン酸イソメラーゼ
- EC.5.3.1.10 欠番 → EC 3.5.99.6
- EC.5.3.1.11 欠番
- EC 5.3.1.12 グルクロン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.13 アラビノース-5-リン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.14 L-ラムノースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.15 D-リゾースケトールイソメラーゼ
- EC 5.3.1.16 1-(5-ホスホリボシル)-5-((5-ホスホリボシルアミノ)メチリデンアミノ)イミダゾール-4-カルボキサミドイソメラーゼ
- EC 5.3.1.17 4-デオキシ-L-スレオ-5-ヘキソスロース-ウロン酸ケトールイソメラーゼ
- EC.5.3.1.18 欠番
- EC.5.3.1.19 欠番 → EC.2.6.1.16
- EC 5.3.1.20 リボースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.21 コルチコステロイド側鎖イソメラーゼ
- EC 5.3.1.22 ヒドロキシピルビン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.23 5-メチルチオリボース-1-リン酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.24 ホスホリボシルアントラニル酸イソメラーゼ
- EC 5.3.1.25 L-フコースイソメラーゼ
- EC 5.3.1.26 ガラクトース-6-リン酸イソメラーゼ
EC5.3.2.- (ケト基-エノール基の相互変換)
- EC 5.3.2.1 フェニルピルビン酸タウトメラーゼ
- EC 5.3.2.2 オキサロ酢酸タウトメラーゼ
EC5.3.3.-(C=C結合の転位)
- EC 5.3.3.1 ステロイドΔイソメラーゼ
- EC 5.3.3.2 イソペンテニル二リン酸Δイソメラーゼ
- EC 5.3.3.3 ビニルアセチル-CoA Δイソメラーゼ
- EC 5.3.3.4 ムコノラクトンΔイソメラーゼ
- EC 5.3.3.5 コレステロールΔイソメラーゼ
- EC 5.3.3.6 メチルイタコン酸Δイソメラーゼ
- EC 5.3.3.7 アコニチン酸Δイソメラーゼ
- EC 5.3.3.8 ドデセノイル-CoA Δ-イソメラーゼ
- EC 5.3.3.9 プロスタグランジン-A1Δ-イソメラーゼ
- EC 5.3.3.10 5-カルボキシメチル-2-ヒドロキシムコン酸Δイソメラーゼ
- EC 5.3.3.11 イソピペリテノンΔイソメラーゼ
- EC 5.3.3.12 L-ドパクロムイソメラーゼ
- EC 5.3.3.13 ポリエン脂肪酸イソメラーゼ
- EC 5.3.3.14 trans-2-デセノイル-アシル輸送タンパク質イソメラーゼ
- EC 5.3.3.15 アスコピロンタウトメラーゼ
EC.5.3.4.-(S-S結合の転位)
- EC 5.3.4.1 プロテインジスルフィドイソメラーゼ
EC.5.3.99.-(分子内酸化還元酵素)
- EC5.3.99.1 欠番 削除
- EC 5.3.99.2 プロスタグランジン-Dシンターゼ
- EC 5.3.99.3 プロスタグランジン-Eシンターゼ
- EC 5.3.99.4 プロスタグランジン-Iシンターゼ
- EC 5.3.99.5 トロンボキサン-Aシンターゼ
- EC 5.3.99.6 アレンオキシドシクラーゼ
- EC 5.3.99.7 スチレンオキシドイソメラーゼ
- EC 5.3.99.8 カプサンチン/カプソルビンシンターゼ
- EC 5.3.99.9 ネオキサンチンシンターゼ
EC.5.4.-(分子内転位酵素;ムターゼ)
EC.5.4.1.-(アシル基を移すもの)
- EC 5.4.1.1 リソレシチンアシルムターゼ
- EC 5.4.1.2 プレコリン-8Xメチルムターゼ
EC.5.4.2.-(リン酸基転位酵素;ホスホムターゼ)
- EC 5.4.2.1 ホスホグリセリン酸ムターゼ
- EC.5.4.2.2 ホスホグルコムターゼ
- EC 5.4.2.3 ホスホアセチルグルコサミンムターゼ
- EC 5.4.2.4 ビスホスホグリセリン酸ムターゼ
- EC 5.4.2.5 ホスホグルコムターゼ(グルコース - 補因子)
- EC 5.4.2.6 β-ホスホグルコムターゼ
- EC 5.4.2.7 ホスホペントムターゼ
- EC 5.4.2.8 ホスホマンノムターゼ
- EC 5.4.2.9 ホスホエノールピルビン酸ムターゼ
- EC 5.4.2.10 ホスホグルコサミンムターゼ
EC.5.4.3.-(アミノ基を移すもの)
- EC 5.4.3.1 欠番
- EC 5.4.3.2 リジン2,3-アミノムターゼ
- EC 5.4.3.3 β-リジン5,6-アミノムターゼ
- EC 5.4.3.4 D-リジン5,6-アミノムターゼ
- EC 5.4.3.5 D-オルニチン4,5-アミノムターゼ
- EC 5.4.3.6 チロシン-2,3-アミノムターゼ
- EC 5.4.3.7 ロイシン-2,3-アミノムターゼ
- EC 5.4.3.8 グルタミン酸-1-セミアルデヒド-2,1-アミノムターゼ
EC.5.4.4.-(水酸基を移すもの)
- EC 5.4.4.1 (ヒドロキシアミノ)ベンゼンムターゼ
- EC 5.4.4.2 イソコリスミ酸シンターゼ
- EC 5.4.4.3 3-(ヒドロキシアミノ)フェノールムターゼ
EC.5.4.99.-(その他の基を移すもの)
- EC 5.4.99.1 メチルアスパラギン酸ムターゼ
- EC 5.4.99.2 メチルマロニルCoAムターゼ
- EC 5.4.99.3 2-アセト乳酸ムターゼ
- EC 5.4.99.4 2-メチレングルタル酸ムターゼ
- EC 5.4.99.5 コリスミ酸ムターゼ
- EC 5.4.99.6 欠番 → EC 5.4.4.2
- EC 5.4.99.7 ラノステロールシンターゼ
- EC 5.4.99.8 シクロアルテノールシンターゼ
- EC 5.4.99.9 UDP-ガラクトピラノースムターゼ
- EC 5.4.99.10 欠番 → EC 5.4.99.11へ統合
- EC 5.4.99.11 イソマルツロースシンターゼ
- EC 5.4.99.12 tRNA-プソイドウリジンシンターゼI
- EC 5.4.99.13 イソブチリルCoA ムターゼ
- EC 5.4.99.14 4-カルボキシメチル-4-メチルブテノライドムターゼ
- EC 5.4.99.15 (1-4)-α-D-グルカン-1-α-D-グルコシルムターゼ
- EC 5.4.99.16 マルトースα-D-グルコシル転移酵素
- EC 5.4.99.17 スクアレン—ホペンシクラーゼ
- EC 5.4.99.18 5-(カルボキシアミノ)イミダゾールリボヌクレオチドムターゼ
EC.5.5.-(分子内リアーゼ)
- EC 5.5.1.1 ムコン酸シクロイソメラーゼ
- EC 5.5.1.2 3-カルボキシ-cis,cis-ムコン酸シクロイソメラーゼ
- EC 5.5.1.3 テトラヒドロキシプテリジンシクロイソメラーゼ
- EC 5.5.1.4 イノシトール-3-リン酸合成酵素
- EC 5.5.1.5 カルボニル-cis,cis-ムコン酸シクラーゼ
- EC 5.5.1.6 カルコンイソメラーゼ
- EC 5.5.1.7 クロロムコン酸シクロイソメラーゼ
- EC 5.5.1.8 ボルニル二リン酸合成酵素
- EC 5.5.1.9 シクロオイカレノールシクロイソメラーゼ
- EC 5.5.1.10 α-ピネンオキシドデシクラーゼ
- EC 5.5.1.11 ジクロロムコン酸シクロイソメラーゼ
- EC 5.5.1.12 コパリル二リン酸合成酵素
- EC 5.5.1.13 エント-コパリル二リン酸合成酵素
EC.5.99.-(その他の異性化酵素)
- EC 5.99.1.1 チオシアン酸イソメラーゼ
- EC.5.99.1.2 DNAトポイソメラーゼ
- EC 5.99.1.3 DNAトポイソメラーゼ(ATP加水分解)
出典
- ^ イソメラーゼ、『理化学辞典』、第5版、岩波書店
- ^ エピメラーゼ、『理化学辞典』、第5版、岩波書店
- ^ 異性化酵素、『世界百科事典』、CD-ROM版、平凡社
関連項目
タンパク質:酵素 |
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トピックス |
- 活性部位
- アロステリック効果
- 結合部位
- 触媒三残基
- 補酵素
- 補因子
- 共同性
- EC番号
- 酵素反応
- 酵素阻害剤
- 酵素反応速度論
- ミカエリス・メンテン式
|
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タイプ |
- EC1 酸化還元酵素
- EC2 転移酵素
- EC3 加水分解酵素
- EC4 リアーゼ
- EC5 異性化酵素
- EC6 リガーゼ
|
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- リン酸化特異的プロリン異性化酵素Pin1による多能性幹細胞の制御 (第5土曜特集 次世代iPS医療) -- (iPS細胞の基礎生物学)
- Anthocyanin Pigmentation Controlled by speckled and c-1 Mutations of Japanese Morning Glory
- Saito Norio,Tatsuzawa Fumi,Hoshino Atsushi [他],阿部 幸穎,市村 美千代,横井 政人,土岐 健次郎,森田 裕将,飯田 滋,本多 利雄
- Journal of the Japanese Society for Horticultural Science 80(4), 452-460, 2011-10
- … 4-グルコシドやクロロゲン酸もみいだされた.また,78WWc-1 と白花の F2 には,クロロゲン酸とカフェ酸が存在した.これらの結果から,speckled 変異と c-1 変異を持つアサガオでは,それぞれカルコン異性化酵素(CHI)とカルコン合成酵素(CHS)が触媒する反応過程でアントシアニン色素生合成が遮断されていることが強く示唆された.また,吹掛絞の斑点部分では,完全に色素生合成系が活性化していると思われ …
- NAID 40019035956
- 森 正,内田 隆史
- 化学と生物 49(6), 398-405, 2011-06-01
- … Pin1は,リン酸化セリン(トレオニン)-プロリンのペプチド結合のcis/trans 構造の変化に関わるプロリン異性化酵素である.Pin1ノックアウトマウスの解析から,Pin1と多様な疾患との関連が解明された.たとえば,Pin1が高発現している癌患者は予後が悪いので,Pin1の阻害剤は抗癌剤として期待される.Pin1の阻害剤探索のハイスループット化に成功したことにより,天然物資源からの癌やその他の疾患の創薬の可能性に期 …
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酵素の分類
- (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
- (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
- (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
- (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
- (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
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[★]
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