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- 手指消毒手順 手指消毒手順(アルコールジェル) ジェル状の速乾性手指消毒剤を適量手の平に受け取る 手の平と手の平を擦り合わせる 指先、指の背をもう片方の手の平で擦る(両手) 手の甲をもう片方の手の平で擦る(両手)
- 手指衛生(手洗いまたは速乾性手指消毒薬の使用)の必要性 在宅ケアにおける感染対策の中で、とても重要でありながら、しばしばなおざりにされているのが手指衛生です。人の手の表面には無数の微生物が常に存在します。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アセスクリン手指消毒液0.2%
組成
- 100mL中
日本薬局方 クロルヘキシジングルコン酸塩液 1.0mL
(クロルヘキシジングルコン酸塩 0.2w/v%)
添加物 エタノール,グリセリン
禁忌
- (次の患者及び部位には使用しないこと)
クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者
- (次の患者及び部位には使用しないこと)
*腟,膀胱,口腔等の粘膜面[クロルヘキシジン製剤の上記部位への使用により,ショック,アナフィラキシーの症状の発現が報告されている。]
- (次の患者及び部位には使用しないこと)
損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので,損傷皮膚及び粘膜への使用により,刺激作用を有する。]
効能または効果
- 手指の消毒
- 本剤をうすめずにそのまま手指の消毒に用いる。
(注意:手指の消毒における使用濃度は,クロルヘキシジングルコン酸塩として0.1〜0.5%であり,本剤は0.2%であるので,そのまま用いる。)
慎重投与
- (次の患者には慎重に使用すること)
薬物過敏症の既往歴のある者
- (次の患者には慎重に使用すること)
喘息等のアレルギー疾患の既往歴,家族歴のある者
重大な副作用
ショック,アナフィラキシー(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシーがあらわれることがあるので観察を十分に行い,血圧低下、蕁麻疹、呼吸困難等があらわれた場合には,直ちに使用を中止し,適切な処置を行うこと。
薬効薬理
効力を裏付ける試験成績
最小発育阻止濃度(MIC)(1)
- アセスクリン手指消毒液0.2%について,日本化学療法学会標準法(微量液体培地希釈法)を準用し,菌株6種を用いて最小発育阻止濃度試験を行った結果,アセスクリン手指消毒液0.2%は標準製剤と同等性が認められた。
最小発育阻止濃度は,有効成分の希釈回数,時間,試験日等の試験条件により異なる可能性がある。
殺菌力試験(2)
- アセスクリン手指消毒液0.2%についてMTP法(Microtitration Plate法)を準用し,菌株6種を用いて殺菌力試験を行った結果,アセスクリン手指消毒液0.2%は標準製剤と同等性が認められた。
殺菌力の有効成分濃度は,有効成分の希釈回数,時間,試験日等の試験条件により異なる可能性がある。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、48、49の問いに答えよ。
- 74歳の男性。全身倦怠感と食欲低下の精査で指摘された胃癌の手術のため入院した。
- 現病歴:2か月前から全身倦怠感を自覚していた。1か月半前から食欲低下があり、3週間前から腹部膨満感が出現したため、かかりつけ医から紹介されて受診した。上部内視鏡検査で幽門部に腫瘍病変と幽門狭窄とを指摘され、胃癌の確定診断を得たために手術を目的に入院した。昨夜嘔吐した後から咳嗽が続いている。
- 既往歴:60歳時に職場の健康診断で耐糖能異常を指摘され、スルホニル尿素薬で内服治療中である。
- 生活歴:喫煙は15本/日を50年間。飲酒は週2回程度。
- 家族歴:父親が肺癌のため70歳で死亡。
- 現症:身長 170cm、体重 83kg。体温 37.8℃。脈拍 80/分、整。血圧 140/76mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜は軽度貧血様であり、眼球結膜に黄染を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は右胸背部にrhonchiを聴取する。上腹部は膨隆しているが、軟で、波動を認めない。圧痛と筋性防御とを認めない。四肢の運動麻痺は認めない。
- 検査所見:血液所見:赤血球 334万、Hb 9.2g/dL、Ht 29%、白血球 10,500(桿状核好中球 10%、分葉核好中球 64%、好酸球 2%、好塩基球 1%、単球 3%、リンパ球 20%)、血小板 26万。血液生化学所見:総蛋白 6.2g/dL、アルブミン 2.9g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、AST 28U/L、ALT 25U/L、LD 145U/L(基準 176~353)、ALP 206U/L(基準 115~359)、尿素窒素 24mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、血糖 128mg/dL、HbA1c 7.9%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 156mg/dL、トリグリセリド 196mg/dL、Na 133mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 96mEq/L。CRP 3.4mg/dL。胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認める。
- 手術は患者の状態が安定するまで延期することにした。
- 患者の状態が安定したため、入院10日目に腹腔鏡下の幽門側胃切除術を施行することにした。
- この手術に助手として参加する際に正しいのはどれか。
- a 手指消毒には滅菌水が必要である。
- b 滅菌手袋は手指消毒の後に装着する。
- c 滅菌された帽子(キャップ)を着用する。
- d 流水で10分以上手指の擦り洗いを行う。
- e 腹腔鏡下手術では、清潔ガウンを着用しない。
[正答]
※国試ナビ4※ [112E048]←[国試_112]→[112E050]
[★]
- 英
- disinfection
- 関
- 滅菌、殺菌、消毒剤 消毒薬
- 病原微生物を殺菌、あるいは減弱させて感染を防ぐこと (SMB.49)
- 非病原菌は残存していても良い (SMB.49)
[★]
- 英
- toxin、poison、poison
- 関
- 毒素、毒物、毒を入れる、トキシン
[★]
-母指