ベラパミル、ベラパミル塩酸塩 verapamil hydrochloride
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Japanese Journal
- 食道癌術後頻脈性不整脈に対する塩酸ランジオロールの有効性
- 清島 亮,小柳 和夫,中川 基人,永瀬 剛司,岡林 剛史,田渕 悟,小澤 壯治,金井 歳雄
- 日本消化器外科学会雑誌 43(9), 990-995, 2010-09-01
- … 効に作用した5症例を経験した.いずれも術前の心電図や心臓超音波検査で異常は認めなかった.頻脈性不整脈は術後2ないし3日目に発生した.塩酸ランジオロール投与は2例目まではジギタリス製剤もしくは塩酸ベラパミル投与の無効症例に,その後の3例は第1選択として使用した.投与開始量は,1例目は20μg/kg/分,2例目からは2μg/kg/分で,適宜増減した.脈拍数はいずれの症例も塩酸ランジオロール開始数分後に減少し,投与中に収 …
- NAID 110007701034
- ラットにおける尿管閉塞腎障害の検討 : 心房性Na利尿ペプチド(γ-ANP)および塩酸ベラパミルの影響について
- 米国 龍生,吉田 克法,影林 頼明,坂 宗久,新井 邦彦,常深 邦彦,山口 尚子,清水 一宏,田中 雅博,太田 匡彦,谷 満,平尾 佳彦,岡島 英五郎
- 日本泌尿器科學會雜誌 86(1), 124, 1995-01-20
- NAID 110003068719
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- 通常成人、1回1~2錠(ベラパミル塩酸塩として1回40~80mg)を、1日3回経口服用 する。なお、年齢、症状により適宜減量する。 通常、小児は、ベラパミル塩酸塩として 1日3~6mg/kg(ただし、1日240mgを超えない)を、1日3回に分けて経口服用 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ベラパミル塩酸塩錠40mg「タイヨー」
組成
- 1錠中:ベラパミル塩酸塩………………40mg
〈添加物〉
アラビアゴム末、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、タルク、乳糖水和物、白糖、ヒプロメロース、黄色4号(タートラジン)アルミニウムレーキ
禁忌
- 重篤なうっ血性心不全のある患者[本剤は陰性変力作用を有し、心不全症状を更に悪化させることがある]
- 第II度以上の房室ブロック、洞房ブロックのある患者[本剤は房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、刺激伝導を更に悪化させることがある]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 (「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- ○頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
○狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
- ○頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
ベラパミル塩酸塩として、通常成人1回40?80mg(本剤1?2錠)を1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜減量する。
- ○狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
ベラパミル塩酸塩として、通常成人1回40?80mg(本剤1?2錠)を1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 高度の徐脈(50拍/分未満)、又は第I度の房室ブロックのある患者[本剤は房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、刺激伝導を更に悪化させることがある]
- うっ血性心不全又はその既往歴のある患者[本剤は陰性変力作用を有し、心機能を更に低下させることがある]
- 低血圧の患者[本剤は血管拡張作用を有し、血圧を更に低下させることがある]
- WPW、LGL症候群のある患者[本剤の房室伝導抑制作用により、心房興奮が副伝導路を通りやすくなる結果として心室細動を生じることがある]
- 基礎心疾患(心筋症、弁膜症、高血圧性心疾患等)のある患者[本剤は陰性変力作用を有し、心機能を悪化させることがある]
- 重篤な肝・腎不全のある患者[本剤は肝及び腎で代謝・排泄されるため、このような患者では本剤の血中濃度が予測以上に増加し、副作用に発展することがある]
- 筋ジストロフィーのある患者[本剤は主に平滑筋を弛緩させるが骨格筋に対しても作用を有し、筋収縮力を悪化させることがある]
重大な副作用
- 循環器障害 心不全、洞停止、房室ブロック、徐脈、意識消失があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 皮膚障害 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、乾癬型皮疹等の重篤な皮膚障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ベラパミル塩酸塩は、電位依存性カルシウムチャネルの開口を抑制することにより細胞内へのCa2+流入を抑制し、血管拡張作用、心筋収縮力抑制作用、心内刺激伝導抑制作用を示す。房室伝導抑制作用が比較的強いとされている。また、虚血心における心電図のST変化及び心係数の低下を改善し、さらに細胞内遊離Ca2+の過剰な上昇を伴う心筋細胞壊死を抑制することも認められている。2)
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- verapamil
[★]
ベラパミル。塩酸ベラパミル verapamil hydrochloride
[★]
- 英
- verapamil
- 関
- カルシウム拮抗薬
- 化
- 塩酸ベラパミル verapamil hydrochloride ベラパミル塩酸塩
- 商
- ホルミトール、マゴチロン、ワソラン
禁忌
- ワソラン錠40mg
- 1. 重篤なうっ血性心不全のある患者〔本剤は陰性変力作用を有し、心不全症状を更に悪化させることがある。〕
- 2. 第II度以上の房室ブロック、洞房ブロックのある患者〔本剤は房室結節、洞結節を抑制する作用を有し、刺激伝導を更に悪化させることがある。〕
- 3. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕
- 4. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 不整脈#ガイドライン
- 禁忌:新生児、乳児期。Caチャネル遮断薬の感受性が高く、徐脈、心停止となりやすい。
効能又は効果
- ワソラン錠40mg
- 頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
- 狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
適応症
- 頻脈性不整脈(心房細動・粗動、発作性上室性頻拍)
- 狭心症、心筋梗塞(急性期を除く)、その他の虚血性心疾患
用量
- 成人例では、1回1-2錠を、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量。
粉砕
- http://www.nihon-generic.co.jp/medical/search/files/VERAP_FUNSAI.pdf
- ベラパミル塩酸塩錠 40mg「JG」(大興製薬㈱製)
- 粉砕は可能で4週間程度は安定であることが示されている。
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2171008F1070_1_02/2171008F1070_1_02?view=body
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- hydrogen chloride
- 同
- 塩化水素
- 関