- 英
- oogonium
- 関
- 卵細胞、卵原細胞
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/31 08:01:44」(JST)
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卵子形成の過程
卵祖細胞は最上部に描かれた一次卵母細胞の一段階前の細胞である。
卵祖細胞(らんそさいぼう、oogonium)とは、卵母細胞や卵子形成の出発点となる幹細胞。ヒトにおいては、胎児期の初期において、将来卵巣となる細胞群二次性索の分化によって形成される。核小体が明瞭な卵形の大きな核とエオジン(eosin)に淡く染まる細胞質を有する。
卵祖細胞は体細胞と同じ倍数体 (2n) の細胞である。出生前に大部分は変性してしまうが、同時に一次卵母細胞 (2n) への分化も進む。出生時においては、20万から200万の一次卵母細胞が残り、思春期までに4万個まで減少する。思春期以降に一次卵母細胞が第一減数分裂を経て二次卵母細胞 (n) と極体 (n) へ至る(図参照)。
関連項目
参考文献
- 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4-87362-113-5
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- 哺乳類の胚操作と畜産への応用と将来(106)34 生殖機能のゲノミックス
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- sexual gland, gonad
- ラ
- gonada, gonadum
- 同
- 生殖腺 reproductive gland
- 関
- 発生第7週まで生殖腺に男女の別のは形態的に現れない。(L.303)
- 生殖堤:体腔上皮+間葉凝縮
- 原始生殖細胞:発生の早期に尿膜に近い卵黄嚢壁の内胚葉細胞の間に出現。後腸の背側腸間膜に沿ってアメーバ様運動により移動。発生第5週の初めに原始生殖腺に達し、第6週に生殖堤に進入する。(L.303)
- 原始生殖索:原始生殖細胞が生殖堤に到達する直前またはその経過中に生殖堤の体腔上皮は活発に増殖し、上皮細胞はその下層の間葉へ進入する。これらの細胞により多数の不規則な細胞索を形成されたものをいう。(L.303)
- 未分化生殖腺:原始生殖索は表面の上皮と結合したままであり、男女の区別ができない。この状態の生殖腺を指す。(L.303)
男性の生殖腺 L.303-306
女性の生殖腺
[★]
- 英
- primordial follicle (Z), primary follicle
- ラ
- folliculus ovaricus primordialis
- 関
- 卵形成
- 1. 胎生期に多くの卵祖細胞が有糸分裂を続け、その一部は第一減数分裂の前期で分裂を停止し一次卵母細胞を形成
- 2. 胎生第5ヶ月までに卵巣中の生殖細胞が最も多くなる
- 3. 胎生7ヶ月までに多くの卵祖細胞と一次卵母細胞が細胞死
- →卵巣表層の一次卵母細胞のみ生き残る
- →原始卵胞
- 卵胞細胞から分泌される卵子成熟抑制物質による
[★]
- 英
- primary oocyte
- 関
- 卵母細胞、卵祖細胞、原始生殖細胞
- 一次精母細胞
[★]
- 英
- oogonium、oogonia、ovogonium
- 同
- 卵祖細胞
- 関
- 生卵器、卵祖細胞
- 関
- 卵形成
[★]
- 関
- oogonia
[★]
- 英
- cell
- ラ
- cellula
- 関