- 英
- lobeline、lobeline hydrochloride
- 関
- 無煙、塩酸ロベリン
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/17 03:33:19」(JST)
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ロベリン
|
|
臨床データ |
胎児危険度分類 |
? |
法的規制 |
? |
識別 |
ATCコード |
V04CV01 |
KEGG |
D02364 |
化学的データ |
化学式 |
C22H27NO2 |
ロベリン(英:lobeline)とは呼吸興奮薬のひとつ。ロベリアに含まれており、ニコチン様構造を有するアルカロイド。白い粉末状の物質で、水によく溶ける。末梢の化学受容器に作用して呼吸興奮作用を示す。
ロベリンは禁煙補助剤に使われている。また、覚醒剤、コカイン等の薬物依存症の治療薬として使われる場合もある。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
Japanese Journal
- B306 カイコにおける抗菌タンパク質の進化 : グロベリンファミリーの構造と機能
- 河岡 慎平,大門 高明,大室 奈緒子,磯野 涼子,三田 和英,勝間 進,嶋田 透
- 日本応用動物昆虫学会大会講演要旨 (51), 31, 2007-03-01
- NAID 110006369766
- PP-485 プロベリンのCa^<2+>拮抗作用は頻尿改善作用に寄与するのか?(第95回日本泌尿器科学会総会)
Related Links
- 世界大百科事典 第2版 ロベリンの用語解説 - 日本全域のほか,東アジアに広く分布している。有毒物質ロベリンlobelineを含むが,若芽をゆでて煮こぼし,さらしてから食用にすることもある。同属のミゾカクシL.chinensis Lour.(一名アゼムシロ)は ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フェロベリン配合錠
組成
有効成分
- 日局ベルベリン塩化物水和物 37.5mg
ゲンノショウコエキス 100.0mg
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、ゼラチン、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、トリアセチン、黄色三二酸化鉄
禁忌
- 出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌 (O157等) や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。]
効能または効果
- 下痢症
- 通常成人1回2錠を1日3回経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
薬効薬理
止しゃ作用17)
- ベルベリン塩化物水和物及びゲンノショウコエキス配合剤はヒマシ油及び塩化バリウム誘発下痢 (マウス、in vivo) を抑制した。
抗菌作用18)
- ベルベリン塩化物水和物及びゲンノショウコエキス配合剤は腸炎ビブリオやキャンピロバクターに対し抗菌活性を示した (in vitro)。
腸管平滑筋収縮抑制作用17)
- ベルベリン塩化物水和物及びゲンノショウコエキス配合剤はアセチルコリン、バリウム及び経壁電気刺激によるモルモット摘出腸管 (回腸及び結腸) の収縮を抑制した。
腸管ぜん動抑制作用19)
- 腸管ぜん動抑制作用は腸管において、ベルベリン塩化物水和物単独で認められており、ゲンノショウコエキスの配合により更に抑制作用が増大された (イヌ)。
腸内腐敗・醗酵抑制作用20, 21)
- ベルベリン塩化物水和物は大腸菌のトリプトファナーゼによるインドールの産生を抑制する (in vitro)。
胆汁分泌促進作用22, 23)
- ベルベリン塩化物水和物は肝臓での胆汁生成を促進し、胆汁分泌を増大させる (イヌ)。
収れん作用24)
- ゲンノショウコエキス中に含まれるタンニンが消化管粘膜に付着して被膜を作り収れん作用を示す。このタンニンは大部分がgeraniinから成り、刺激性が少なく消化管壁に対して好ましい性質と考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
(ベルベリン塩化物水和物)
一般名:
- ベルベリン塩化物水和物 (Berberine Chloride Hydrate)
化学名:
- 9, 10-Dimethoxy-5, 6-dihydro[4, 5-g ]isoquino-[3, 2-a ]isoquinolin-7-ium chloride hydrate
分子式:
分子量:
- 371.81 (C20H18ClNO4)
- 茶褐色の軟稠エキスで、水に濁って溶け、味は苦く、特異のにおいがある。
★リンクテーブル★
[★]
ロベリン
- 関
- lobeline hydrochloride、smokeless
[★]
- 英
- smokeless
- 関
- ロベリン
[★]
- 英
- dicycloverine hydrochloride
- 同
- 塩酸ジサイクロミン dicyclomine hydrochloride
- 商
- レスポリミン
[★]
ベルベリン、ゲンノショウコ
- 関
- 止しゃ剤,整腸剤
[★]
- 英
- lobeline hydrochloride
- 関
- ロベリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
炭酸水素ナトリウム