- 英
- Chaddock reflex
- 同
- チャドック徴候 Chaddock sign、外顆徴候 external malleolar sign
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/01/28 14:35:35」(JST)
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チャドック反射( - はんしゃ、英: Chaddock reflex)とは、脊髄を反射弓とする脊髄反射のひとつであり、正常時には現れない病的反射である。錐体路障害を示唆するものとして信頼度が高い。バビンスキー反射の変法のひとつである。
ジョゼフ・ババンスキーの弟子の一人であるアメリカの医師チャールズ・ギルバート・チャドック(Charles Gilbert Chaddock、1861年 - 1936年)によって発見された。
反射の概要
- 外果の下を後ろから前にこする。
- 足の親指が足の甲(足背)の方にゆっくり曲がる(拇指現象)。
- 他の4本の指は外側に開く(開扇現象)。
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★リンクテーブル★
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- 英
- pathologic reflex
- 正常成人では出現せず、錐体路(皮質脊髄路、上位運動ニューロン)が障害されたときに誘発される反射
病的反射 BET.80
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- 英
- external malleolar sign
- 関
- チャドック反射
[★]
- 英
- reflex
- 関
- 反射の一覧
反射中枢の存在レベルによる分類
構成要素からの分類
- cf.原始反射
原始反射
- 生命維持のためにする反射
- 正常な新生児において特徴的に観察される反射的行動を総称してこう呼ぶ。
原始反射の例
- 乳さがし反射: 口の片側を触られると、赤ん坊の頭がそちらのほうを向くという反射。
- 吸啜反射: 赤ん坊の口の中にものを入れると、すぐにそれを吸い始めるという反射。
- モロー反射: 赤ん坊の背中と頭を支えて仰向けにした状態で、上体を数cm上方に起こし、手で支えながら急に頭部を落下させると、両手と両足を左右対称的に外側に伸ばし、それに続いてゆっくりと抱き込むような上肢の運動が見られる反射。大きな音などで驚いたときにも見られる。
- バビンスキー反射: 足の裏の外縁をゆっくりと踵からつま先に向かってこすることにより、母趾(おやゆび)が背屈し他の4趾が開く(開扇現象)反射。
参考(読んでおく)
[反射]