- 英
- dinoprostone
- 関
- プロスタグランジンE2、ジノプロストンベータデクス dinoprostone betadex。その他のホルモン剤
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/11/09 03:50:31」(JST)
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ジノプロストン
|
IUPAC命名法による物質名 |
7-[3-ヒドロキシ-2-(3-ヒドロキシ-1-オクテニル)- 5-オキソ-シクロペンチル]-5-ヘプテン酸 |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
? |
法的規制 |
? |
識別 |
CAS登録番号 |
363-24-6 |
ATCコード |
G02AD02 |
PubChem |
CID 9691 |
DrugBank |
APRD00927 |
化学的データ |
化学式 |
C20H32O5 |
分子量 |
352.465 g/mol |
ジノプロストン(英:dinoprostone)は、天然に生成するプロスタグランジンE2(PGE2)系薬の一種。PGE2は利尿作用、胃酸分泌抑制作用、胃粘膜保護作用、腸管運動亢進作用、気管支拡張作用、子宮収縮作用、血管拡張作用、血管透過性増大作用などを有し、ジノプロストンは利尿薬、胃、十二指腸の抗潰瘍薬として使用される。CAS登録番号 は [363-24-6]。
関連項目
参考文献
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
|
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プロスタグランジンE2錠0.5mg「科研」
組成
有効成分
添加物
- アメ粉、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物、ヒプロメロース、メチルヘスペリジン、黄色5号
禁忌
- 骨盤狭窄、児頭骨盤不均衡、骨盤位等の胎位異常のある患者
[正常な経腟分娩が進行せず、母体及び胎児への障害を起こすおそれがある。]
[出血及び胎盤の圧迫により、胎児に障害を起こすおそれがある。]
[緊急な胎児娩出が要求されるため、外科的処置の方が確実性が高い。]
[子宮収縮により胎児の症状を悪化させるおそれがある。]
- オキシトシン、ジノプロスト (PGF2α) を投与中の患者
[「相互作用」の項参照]
効能または効果
- 妊娠末期における陣痛誘発並びに陣痛促進
- 通常1回1錠を1時間毎に6回、1日総量6錠 (ジノプロストンとして3mg) を1クールとし、経口投与する。
- 体重、症状及び経過に応じ適宜増減する。
- 本剤の投与開始後、陣痛誘発、分娩進行効果を認めたとき、本剤の投与を中止する。
- 1日総量ジノプロストンとして1クール3mg (6錠) を投与し、効果の認められない場合は本剤の投与を中止し、翌日あるいは以降に投与を再開する。
慎重投与
[動物実験 (ウサギ) で眼圧上昇が報告されている。]
[気管支を収縮させるとの報告がある。]
[子宮が脆弱になっていることがあり、過強陣痛が生じると子宮破裂の危険がある。]
[子宮が脆弱になっていることがあり、過強陣痛が生じると子宮破裂の危険がある。]
重大な副作用
過強陣痛
- 過強陣痛 (0.1〜5%未満) があらわれることがある。また、それに伴い子宮破裂、頸管裂傷をきたすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。
胎児仮死徴候
- 胎児仮死徴候 (0.1〜5%未満) (仮死、徐脈、頻脈、羊水の混濁等) をきたすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。投与を中止してもこのような症状があらわれた場合には、急速遂娩等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 妊娠末期の子宮に対し収縮作用を有し、陣痛発来、分娩進行に重要な役割を果たす (ラットin vitro、マウス、ラット、ウサギ)13, 14)(ヒト)12)。
- 分娩誘発に際し頸管軟化作用などの内診所見改善作用を有する (ヒト)12)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
化学名:
- (Z )-7-[(1R , 2R , 3R )-3-hydroxy-2-[(1E )-(3S )-3-hydroxy-1-octenyl]-5-oxocyclopentyl]-5-heptenoic acid
分子式:
分子量:
構造式:
性状:
- ジノプロストンは白色〜淡黄色の結晶で、においはなく、強い苦味がある。メタノール、無水エタノール、酢酸エチル又はクロロホルムに溶けやすく、水に極めて溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- prostaglandin E2, PGE2
- 同
- ジノプロストン dinoprostone
- 商
- プロスタグランジンE2、プロスタルモン・E
- 関
- プロスタグランジン
種類
分類
性状
産生組織
標的組織
受容体
作用
- 血管拡張 (SPC.108)
- 気管支拡張 (SPC.108)
- 子宮収縮 (SPC.108)
- 発熱 (SPC.108)
- 発痛 (SPC.108)
=体液調節
- 腎髄質間質細胞や尿細管上皮で産生される
- 相反する作用を及ぼすらしい
- レニン分泌刺激 → Na+再吸収を亢進 (SP.793)
- 太いヘンレループ上行脚・集合管に作用 → Na+再吸収を抑制 (SP.792)
発熱
- IL-1の作用により体温調節中枢にPGE2が発現し、その量に応じて体温のセットポイントが上昇する (SPC.363)
- アスピリンによりPGE2が減少することで、体温のセットポイントを正常化する
分泌の調整
分子機構
臨床関連
生合成
禁忌
- 1. 骨盤狭窄、児頭骨盤不均衡、骨盤位等の胎位異常のある患者(正常な経腟分娩が進行せず、母体及び胎児への障害を起こすおそれがある。)
- 2. 前置胎盤(出血及び胎盤の圧迫により、胎児に障害を起こすおそれがある。)
- 3. 常位胎盤早期剥離(緊急な胎児娩出が要求されるため、外科的処置の方が確実性が高い。)
- 4. 胎児仮死のある患者(子宮収縮により胎児の症状を悪化させるおそれがある。)
- 5. オキシトシン、ジノプロスト (PGF2α) を投与中の患者
効能又は効果
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2499005F1030_2_03/2499005F1030_2_03?view=body
[★]
商品名
プロウペス
会社名
フェリング・ファーマ
成分
薬効分類
第5
薬効
妊娠37週以降の子宮頸管熟化不全における熟化の促進を効能・効果とする新投与経路医薬品
[★]
ジノプロストン
- 関
- dinoprostone betadex、PGE2、prostaglandin E2
[★]
ジノプロストン。プロスタグランジンE2
[★]
ジノプロスト、ジノプロストン
[★]
- 英
- dinoprostone betadex
- 関
- ジノプロストン、プロスタグランジンE2
[★]
- 英
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