- ラ
- Elapidae
- 関
- コブラ、コブラ属、マンバ、サンゴヘビ、インドコブラ、エジプトコブラ
WordNet
- cobras; kraits; mambas; coral snakes; Australian taipan and tiger snakes (同)family Elapidae
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/06/07 11:31:18」(JST)
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コブラ科 |
アスプコブラ Naja haje
|
分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 |
: |
爬虫綱 Reptilia |
目 |
: |
有鱗目 Squamata |
亜目 |
: |
ヘビ亜目 Serpentes |
科 |
: |
コブラ科 Elapidae |
|
属 |
(本文参照)
|
コブラ科(コブラか、Elapidae)は、動物界脊索動物門爬虫類有鱗目に属する科。
目次
- 1 分布
- 2 形態
- 3 生態
- 4 分類
- 5 関連項目
- 6 参考文献
- 7 外部リンク
|
分布
アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシア、スリランカ、日本(南西諸島)、パプアニューギニア、フィリピン、台湾、太平洋、インド洋
形態
最大種はキングコブラで最大全長570cm。頭部の鱗は大型。
毒牙はあまり大型ではなく、固定されている。毒牙には溝があり、毒液はこの溝を通り傷口から獲物の体内へ送りこまれる。種によっては開口部が前を向き、圧力をかけることで毒液を噴出させることができる。
毒
本科の構成種は、神経毒という毒を持っている。即効性で神経の放電を塞ぐことで、麻痺やしびれ、呼吸や心臓の停止、ひいては死に至る。こうして獲物の動きを止めた後に捕食することができる。中にはタイパンのように、出血毒を持つものもいるが、それでも主成分は神経毒である。人がかまれた場合、小動物よりは効き目は遅いが、出血毒を持つクサリヘビ科に噛まれた場合に比べると早いので、速やかに医療機関に連絡し、救急搬送してもらうこと。なお、この毒は成分が蛋白質で構成されている事から「そのまま口にしても単に養分として体内に吸収されてしまい害はない」ともされているが、口腔内や上部消化管にキズや出血性の潰瘍を生じていた場合、毒素が体内に取り込まれる場合があり、毒を口で吸い出す際は注意が必要である。
生態
草原、森林、海洋(ウミヘビ類)等の様々な環境に生息する。
食性は動物食で、爬虫類、鳥類、哺乳類等を食べる。
繁殖形態は卵生、卵胎生の種が共にいる。
分類
ウミヘビ類をウミヘビ亜科としたりウミヘビ科としたりする説もある。
- ツノウミヘビ属 Acalyptophis
- Acalyptophis peronii ツノウミヘビ
- デスアダー属 Acanthophis
- ミナミウミヘビ属 Aipysurus
- サンゴコブラ属 Aspidelaps
- アスプモドキ属 Aspidomorphus
- ハラナシウミヘビ属 Astrotia
- Astrotia stokesii ハラナシウミヘビ
- オーストラリアカパーヘッド属 Austrelaps
- ミズコブラ属 Boulengerina
- アマガサヘビ属 Bungarus - アマガサヘビ、マルオアマガサ
- クラウンスネーク属 Cacophis
- ベニヘビ属 Calliophis
- ムチコブラ属 Demansia
- マンバ属 Dendroaspis
- デニソンヘビ属 Denisonia
- フトウミヘビ属 Disteira
- ヒバカリモドキ属 Drysdalia
- バーディック属 Echiopsis
- ヒメチャヘビ属 Elapognathus
- Elapognathus minor ヒメチャヘビ Short-nosed snake
- アリノスヘビ属 Elapsoidea
- カメガシラウミヘビ属 Emydocephalus - イイジマウミヘビ
- イボウミヘビ属 Enhydrina
- オビウミヘビ属 Ephalophis
- ヒウナジヘビ属 Furina
- リンカルス属 Hemachatus
- Hemachatus haemachatus リンカルス Rinkhals
- グレイスネーク属 hemiaspis
- ピエロヘビ属 Homoroselaps
- ミナミオオズヘビ属 Hoplocephalus
- ウミコブラ属 Hydrelaps
- Hydrelaps darwiniensis ウミコブラ
- ウミヘビ属 Hydrophis - クロガシラウミヘビ
- ジェルドンウミヘビ属 Kerilia
- Kerilia jerdonii ジェルドンウミヘビ
- オオアタマウミヘビ属 Kolpophis
- Kolpophis annandalei オオアタマウミヘビ
- トゲウミヘビ属 Lapemis
- エラブウミヘビ属 Laticauda - エラブウミヘビ
- モリノサメヘビ属 Loveridgelaps
- Loveridgelaps elapoides モリノサメヘビ
- マタハリヘビ属 Maticora
- イカヘカヘビ属 Micropechis
- セイブサンゴヘビ属
- Micruroides euryxanthus セイブサンゴヘビ
- サンゴヘビ属 Micrurus
- フードコブラ属 Naja
- タイガースネーク属 Notochis
- フィジーヘビ属 Ogmodon
- Ogmodon vitianus フィジーヘビ Fiji snake
- キングコブラ属 Ophiophagus
- Ophiophagus hannah キングコブラ
- タイパン属 Oxyuranus
- アラフラウミヘビ属 Parahydrophis
- Parahydrophis mertoni アラフラウミヘビ
- モグリヒメコブラ属 Paranaja
- Paranaja multifasciata モグリヒメコブラ Many-banded snake
- セグロウミヘビ属
- Pelamis platurus セグロウミヘビ Yellowbelly sea snake
- クサリウミヘビ属 Praescutata
- Praescutata viperina クサリウミヘビ
- ブーゲンビルヘビ属 Parapistocalamus
- Parapistocalamus hedigeri ブーゲンビルヘビ
- ブラックスネーク属 Pseudechis
- キノボリコブラ属 Pseudohaje
- ブラウンスネーク属 Pseudonaja
- カクレヘビ属 Rhinoplocephalus
- ソロモンヘビ属
- フクメンヘビ属 Simoselaps
- ワモンベニヘビ属 Sinomicrurus - ヒャン
- カールヘビ属 Suta
- カワリウミヘビ属 Thalassophis
- Thalassophis anomalus カワリウミヘビ
- ドクアシヘビ属 Toxicocalamus
- ラフスケールスネーク属 Tropidechis
- バンディバンディ属 Vermicella
- サバクコブラ属
- Walterinnesia aegyptia サバククロコブラ Desert black snake
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、コブラ科に関連するカテゴリがあります。 |
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ウィキスピーシーズにコブラ科に関する情報があります。 |
参考文献
- 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、145頁。
- クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、森光社、2000年、178-183頁。
- 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、130-133頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、129-133頁。
外部リンク
- 環境省
- 特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 和歌山県白浜町沿岸に出現したヒロオウミヘビ Laticauda laticaudata (LINNAEUS)(コブラ科;ウミヘビ亜科)
- <研究論文抄録>コブラ科およびウミヘビ科の後シナプス性神経毒のチロシン, トリプトファン, ヒスチジン残基の存在状態
- 岐阜藥科大學紀要 = The annual proceedings of Gifu College of Pharmacy 34, 86, 1985-08-01
- NAID 120005559754
- <研究論文抄録>コブラ科およびウミヘビ科の後シナプス性神経毒のチロシン, トリプトファン, ヒスチジン残基の存在状態
- 岐阜藥科大學紀要 = The annual proceedings of Gifu College of Pharmacy 34, 86, 1985-08-01
- NAID 120005559599
Related Links
- コブラ科(コブラか、Elapidae)は、ヘビの科の一つ。 ... Calliophini 族: アジアから アメリカにかけて分布する。新大陸に分布するコブラ科は全てここに属し、セイブサンゴ ヘビ属・サンゴヘビ属・Leptomicrurus 属の3属のみである。 ベニヘビ属 Calliophis - 9 種( ...
- ウィキメディア・コモンズには、コブラ科に関連するカテゴリがあります。 ウィキ スピーシーズにコブラ科に関する情報があります。 本カテゴリは動物界脊索動物門爬虫 綱有鱗目に属するコブラ科の構成種のカテゴリ。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- snake bite
- 同
- ヘビ咬傷
- 関
- 毒蛇咬傷
- 日本ではハブ、マムシによる咬傷が多い
- 初期治療として、咬傷より心臓に近い部位をきつく縛り、創から毒の吸引を行う。
- 有効な抗毒血清がある場合には抗毒素血清の投与を行い、そのほか支持療法として輸液、酸素投与を行う。
(参考:NSU.86)
- 神経毒により神経伝導が傷害されるため、眼瞼下垂、痙攣、知覚麻痺、複視、霧視が出現しうる。出血毒により、局所の腫脹、出血、出血斑、吐血、下血を生じうる。また、毒素による免疫反応によるDIC、腎不全、呼吸不全を来しうる。
[★]
- 英
- coral snake、Micrurus
- 関
- コブラ、コブラ科、コブラ属、マンバ、サンゴヘビ属、インドコブラ、エジプトコブラ、ミクルルス属、Micrurus属
[★]
- ラ
- Naja
- 関
- コブラ、コブラ科、マンバ、サンゴヘビ、Naja属、インドコブラ、エジプトコブラ、ナジャ属
[★]
- ラ
- Naja naja
- 関
- コブラ、コブラ科、コブラ属、マンバ、サンゴヘビ、エジプトコブラ
[★]
- 英
- mamba
- 関
- コブラ、コブラ科、コブラ属、サンゴヘビ、インドコブラ、エジプトコブラ
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている
[★]
- 英
- cobra
- 関
- コブラ科、コブラ属、マンバ、サンゴヘビ、インドコブラ、エジプトコブラ
[★]
- 英
- family
- 関
- 家族、系統群、ファミリ、ファミリー