- 英
- gabexate
- 化
- メシル酸ガベキサート gabexate mesilate ガベキサートメシル酸塩
- 商
- アガリット、エフオーワイ FOY、パナベート、プロビトール、メクロセート、レミナロン
- 関
- DIC
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Japanese Journal
- Extracorporeal membrane oxygenationにより救命しえた新型インフルエンザによる呼吸不全の1例
- 仁科 雅良/佐藤 孝幸/石井 真佐隆/須賀 弘泰/横山 利光/西久保 俊士/増田 崇光/中川 隆雄
- 東京女子医科大学雑誌 81(5), 377-380, 2011-10-25
- 今回われわれは、Extracorporeal membrane oxygenation (ECMO) により救命しえた新型インフルエンザによる呼吸不全の1例を経験したので報告する。患者は59歳、男性。咳と発熱が出現した。翌日近医へ入院した。インフルエンザ簡易検査が陰性だったので抗菌薬を投与された。2日後、呼吸状態が悪化した。簡易検査が陽性となったので、ラニナミビルを吸入した。当センターへ紹介・搬送 …
- NAID 110008672491
- 敗血症性ショックと播種性血管内凝固症候群を合併した気腫性膀胱炎の1例
- 仁科 雅良/須賀 弘泰/出口 善純/横山 利光/佐藤 孝幸/西久保 俊士/増田 崇光/中川 隆雄
- 東京女子医科大学雑誌 81(3), 185-188, 2011-06-25
- 気腫性膀胱炎は特徴的な画像所見を呈するまれな疾患である。今回我々は敗血症性ショックと播種性血管内凝固症候群を合併した気腫性膀胱炎の1例を経験したので報告する。症例は74歳の男性。他院から敗血症性ショックのため搬送された。尿閉・血尿・気尿がみられた。腹部単純レントゲン撮影では骨盤部に透亮像があり、腹部造影CT撮影では膀胱内および膀胱壁に気体像がみられた。尿培養ではKlebsiella が検出された。 …
- NAID 110008585261
- 急性膵炎を来した Henoch-Schonlein 紫斑病の1例
- 三池 忠,田原 良博,山本 章二朗,橋本 神奈,山路 卓巳,安倍 弘生,楠元 寿典,蓮池 悟,永田 賢治,下田 和哉
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 = Gastroenterological endoscopy 53(5), 1465-1471, 2011-05-20
- 52歳,男性.両側下腿の紫斑,腹痛,血便を呈し,Henoch-Schönlein紫斑病と診断した.膵型優位の血清アミラーゼ,リパーゼの上昇が出現し,腹部CTでは軽度膵腫大を認め,急性膵炎を合併した.ステロイド,メシル酸ガベキサートを投与し,Henoch-Schönlein紫斑病,膵炎ともに軽快した.稀ではあるが,Henoch-Schönlein紫斑病に膵炎を合併するこ …
- NAID 10029092556
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- 2004年9月2日 ... DICの治療時にメシル酸ガベキサートとメシル酸ナファモスタットの二者の使い分けを どうするかと言うことです。 先日の日本集中治療学会関東甲信越地方会に参加した際 に、成人領域のDICの治療の蛋白分解酵素阻害剤として、発表を聞いた ...
- ヒトにおいて、メシル酸ガベキサートは1~2mg/kg/hr持続点滴、メシル酸 ナファモ スタットは0.1-0.2 mg/kg/hr持続点滴の用量が示されている。これら蛋白分解酵素 阻害剤は、カリクレイン、トリプシン、プラスミン、トロンビンなどを阻害する。また、メシル 酸 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
注射用メクロセート100mg
組成
- メクロセートは、1バイアル中にガベキサートメシル酸塩100mgを含有する白色の凍結乾燥品である。添加物としてD−マンニトール200mgを含有する。
禁忌
効能または効果
蛋白分解酵素 (トリプシン、カリクレイン、プラスミン等) 逸脱を伴う下記疾患
慢性再発性膵炎の急性増悪期
術後の急性膵炎
汎発性血管内血液凝固症
膵炎には
- 通常1回1バイアル (ガベキサートメシル酸塩として100mg) を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液を用いて溶かし、全量500mLとするか、もしくはあらかじめ注射用水5mLを用いて溶かし、この溶液を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液500mLに混和して、8mL/分以下で点滴静注する。
- 原則として、初期投与量は1日量1〜3バイアル (溶解液500〜1500mL) とし、以後は症状の消退に応じ減量するが、症状によっては同日中に、さらに1〜3バイアル (溶解液500〜1500mL) を追加して点滴静注することができる。
- 症状に応じ適宜増減。
汎発性血管内血液凝固症には
- 通常、成人1日量ガベキサートメシル酸塩として20〜39mg/kgの範囲内で24時間かけて静脈内に持続投与する。
汎発性血管内血液凝固症には
- 本剤は高濃度で血管内壁を障害し、注射部位及び刺入した血管に沿って静脈炎や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがあるので、末梢血管から投与する場合、本剤100mgあたり50mL以上の輸液 (0.2%以下) で点滴静注することが望ましい。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシーショック
(いずれも頻度不明)
- ショック、アナフィラキシーショック (血圧低下、呼吸困難、意識消失、咽・喉頭浮腫等) があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状 (呼吸困難、咽・喉頭浮腫等) があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注射部位の皮膚潰瘍・壊死
(頻度不明)
- 本剤の濃度が高くなると、血管内壁を障害し、注射部位及び刺入した血管に沿って静脈炎や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがあるので観察を十分に行い、注射部位の血管痛、発赤、炎症等があらわれた場合には投与部位の変更又は投与を中止し、適切な処理を行うこと。
無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
(いずれも頻度不明)
- 無顆粒球症、白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。
高カリウム血症
(頻度不明)
- 高カリウム血症があらわれることがあるので、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- ガベキサートメシル酸塩 (Gabexate Mesilate)
化学名:
- Ethyl-4-(6-guanidinohexanoyloxy) benzoate monomethanesulfonate
化学構造式:
分子式:
分子量:
融点:
性状:
- 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
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