苓甘姜味辛夏仁湯
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 漢方薬の苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)の構成生薬などについて解説したページです。漢方の基礎知識や女性のカラダのしくみが分かる漢方ビュー。自律神経失調症・PMSなど様々な悩み別の症状やそれらに使用 ...
- 備 考 本方は、気管支炎や気管支喘息に用いますが、喘鳴(ぜんめい)を伴う喀痰の多い咳嗽(がいそう)に用いる点で小青竜湯(しょうせいりゅうとう)の適応と酷似しますが、消化器症状があったり、虚弱なために小青竜湯(し ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ツムラ苓甘姜味辛夏仁湯エキス顆粒(医療用)
組成
- 本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.0gを含有する。
日局キョウニン 4.0g
日局ハンゲ 4.0g
日局ブクリョウ 4.0g
日局ゴミシ 3.0g
日局カンキョウ 2.0g
日局カンゾウ 2.0g
日局サイシン 2.0g
添加物
- 日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖水和物、ショ糖脂肪酸エステル
効能または効果
- 貧血、冷え症で喘鳴を伴う喀痰の多い咳嗽があるもの。
気管支炎、気管支喘息、心臓衰弱、腎臓病
- 通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
重大な副作用
偽アルドステロン症
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパチー
- 低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗アレルギー作用
- ラットに経口前投与したところ、ヒスタミン及びセロトニンによる皮内反応が抑制された1)。
作用機序
- 本剤は、以下の作用により薬理効果を示すことが示唆されている。
炎症細胞に対する作用
- ヒト好酸球において、GM-CSF及びPAFによる脱顆粒を抑制した。
また、rhIL-5存在下での好酸球の生存率を低下させた(in vitro )2)。
★リンクテーブル★
[★]
- 日
- りょうかんきょうみしんげにんとう