皮膚

出典: meddic

skin
cutis
皮膚の構造






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和文文献

  • 苺状血管腫に対する早期レーザー治療の効果と合併症の検討-短パルス幅色素レーザーと皮膚冷却装置付き長パルス幅色素レーザーの比較検討-
  • 中田 元子
  • 東京女子医科大学雑誌 81(4), 267-271, 2011-08-25
  • … 今回、苺状血管腫に対する早期レーザー治療の有用性を検証するため、最初に開発された波長:585nm、パルス幅:0.45msecの第一世代パルス色素レーザーで治療した群(PDL群)と、その後開発された波長:595nm、可変式パルス幅:0.45?40msec、皮膚冷却装置付きの第二世代パルス色素レーザーで治療した群(LPDL群)の治療効果と合併症について比較検討した。 …
  • NAID 110008604392
  • Various Skin Manifestations of Mycosis Fungoides : Histopathological Features and Prognosis
  • Koga Monji,Imafuku Shinichi,Nakayama Juichiro,古賀 文二,今福 信一,中山 樹一郎,コガ モンジ,イマフク シンイチ,ナカヤマ ジュイチロウ
  • 福岡医学雑誌 102, 229-236, 2011-07-25
  • … location and amount of infiltrating tumor cells in the epidermis seem to be profoundly correlated with the prognosis.菌状息肉症(Mycosis Fungoides : MF)は,原発性皮膚悪性リンパ腫(Cutaneous T cell lymphoma : CTCL)の約半数を占めるT細胞系のリンパ腫である.臨床経過として,紅斑期,扁平浸潤期を経て腫瘍期に移行するが,その期間は数年から数十年という長い経過をたどり,中にはpoikiloderma様の皮疹を残し,病変が消退する例もある.MF を含めCTCL …
  • NAID 120003242898

関連リンク

皮膚(ひふ)とは、動物の器官のひとつで、体の表面をおおっている層のこと。体の内外 を区切り、その境をなす構造である。皮膚と毛、爪、羽毛、鱗など、それに付随する構造 (器官)とをあわせて、外皮系という器官系としてまとめて扱う場合がある。 ...

関連画像

皮膚の断面図圖片搜尋: 皮膚1-2-a正常皮膚の構造皮膚の構造とヒアルロン酸皮膚結構

添付文書

薬効分類名

  • スギ花粉症の特異的減感作療法薬

販売名

  • 治療用標準化アレルゲンエキス皮下注「トリイ」スギ花粉2,000JAU/mL

組成

成分・含量

  • 成分2mL中:標準化スギ花粉エキス原液10,000JAU/mLを0.4mL
  • 力価:2,000JAU/mL
  • 添加物:濃グリセリン50%(W/W) 塩化ナトリウム
  • [標準化スギ花粉エキス原液(10,000JAU/mL)]

スギ花粉を原料とし、50%グリセリン食塩溶液で抽出して得たアレルゲンを含む液。
 ※50%グリセリン食塩溶液:グリセリン50%(W/W)、塩化ナトリウム5%(W/W)

  • [JAU/mL]
    アレルギー患者の皮膚試験に基づき日本アレルギー学会により設定された国内独自のアレルゲン活性単位(Japanese Allergy Units/mL)であり、スギ花粉エキスにおいてはCryj1が7.3〜21μg/mL含まれるエキスを10,000JAU/mLと表示できる1)
  • [Cryj1]
    スギ花粉中に存在する主要アレルゲンの一つであり、ヒト皮膚反応活性と相関することが報告されている2)

効能または効果

効能又は効果

  • スギ花粉症(減感作療法)
  • 用法及び用量
    減感作療法の実施に際し、皮膚反応が陽性の患者に皮内反応により過敏度(閾値)を求める。その閾値及びその時々の患者の症状に応じ、初回投与濃度及び量、初回後の投与濃度又は量、投与回数、投与間隔並びに維持量は適宜に定める。

閾値の求め方

  • 治療用標準化アレルゲンエキス皮下注「トリイ」スギ花粉を診断用アレルゲン皮内エキス対照液「トリイ」で20、2、0.2及び0.02JAU/mLに用時希釈し、さらに患者の症状に応じて低濃度に順次希釈する。最も低濃度の液から0.02mLずつ皮内に注射し、その反応を皮内反応判定基準に従って判定する。陽性反応を呈した最低濃度(最大希釈度)をもってその患者のアレルゲンに対する閾値とする。

初回投与濃度

  • 患者のアレルゲンに対する閾値の濃度若しくは患者の症状の程度によってさらにこの濃度の1/10又は1/100の濃度を初回投与濃度とする。

投与法

  • 通常、初回投与量として0.02〜0.05mLを皮下に注射する。初回後の投与量は1週1〜2回約50%ずつ増量し、0.5mLに至れば10倍濃度の液0.05mLにかえて同様に増量しながら投与を続け次第に高濃度の液に移り、維持量に達したら2週に1回の注射を数回行い、その後は1箇月に1回とする。

増量及び投与回数

  • 各投与毎に患者の状態を問診し、その結果に応じて次回投与量を増減する。
    例えば前回の注射により、喘息発作、全身性蕁麻疹及び鼻症状・眼症状を主とした臨床症状の増悪を起こし、また過大な局所反応を生じたときには増量を見合わせる。
    また増量期間中の投与間隔は通常1週1〜2回であるが、間隔が長引いた場合には増量せずにこの濃度の1/10又は1/100の濃度の液を投与する。

維持量

  • 患者の臨床症状が改善されたとき又は局所の注射部位の反応の大きさが2〜3cm程度に達したとき、その投与濃度及び量をもって維持量とするが、患者のその時々の症状に応じて維持量を適宜定め 、投与を継続する。


  • 患者の状態によって反応が変動することがあるので、投与量、濃度、増量、維持量等は個々の患者の症状を考慮して決定すること。
  • 予期しない強い反応が起こる可能性があるので、使用するエキスのロットが変わるときには前回投与量の25〜50%を減ずることが好ましい。また、高濃度のアレルゲンエキスでは、同一ロットでもショック等の強い反応を誘発する可能性があるので、患者の状態を十分に観察しながら濃度を上げること。
  • 本剤の希釈には、閾値を求めるときは診断用アレルゲン皮内エキス対照液「トリイ」を、治療を目的とするときは治療用アレルゲンエキス希釈液「トリイ」

を使用すること。

慎重投与

次の場合には慎重に投与すること

  • スギ花粉飛散時期に投与する場合
    〔スギ花粉に対する患者の過敏性が高まっている場合が多い。〕

重大な副作用

  • ショックを起こすことがある(頻度不明)。また、アナフィラキシー様症状を起こす可能性がある。従って、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、顔面浮腫・咽頭浮腫等の血管浮腫、蕁麻疹、喘息発作等の異常が認められたときには、直ちに適切な処置を行うこと。また、ショック及びアナフィラキシー様症状を予知しうる症状として、口内異常感、頭痛、耳鳴、動悸、不快感、悪寒、四肢や顔のしびれ、全身そう痒感、咽頭部異常、咳、くしゃみ、喘鳴、顔面紅潮、発汗、嘔吐、振戦等が認められたときには、患者の状態を十分に観察し適切な処置を行うこと。

薬効薬理

====標準化スギ花粉エキスとスギ花粉エキス標準品との比較4)

==

  • スギ花粉症患者に標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mL及び日本アレルギー学会によって設定されたスギ花粉エキス標準品(力価10,000JAU/mL)を3倍希釈系列で希釈し、皮内反応によりその活性を比較したところ、標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mLのアレルゲン活性はスギ花粉エキス標準品の1.04倍であり、閾値比の区間推定及び閾値の大小関係の比較において両薬剤間に差は認められなかった。

====標準化スギ花粉エキスと従来の治療用スギ花粉エキスとの比較5)

==

  • スギ花粉症患者に標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mL及び従来の治療用スギ花粉エキス(従来薬1:20)を3倍希釈系列で希釈し、皮内反応によりその活性を比較したところ、標準化スギ花粉エキス10,000JAU/mLのアレルゲン活性は従来薬1:20の6.51倍であり、閾値比の区間推定及び閾値の大小関係の比較において両薬剤間に差が認められた。
  • ※標準化スギ花粉エキス原液10,000JAU/mL


★リンクテーブル★
国試過去問108H022」「096F020」「105F017」「105I036」「095F003」「096B023」「102E018」「095A039」「095A064」「099E038」「100G070」「104C004」「102G029
リンク元100Cases 76」「腫瘍マーカー」「100Cases 79」「上行性伝導路」「類天疱瘡
拡張検索亜急性皮膚エリテマトーデス」「褥瘡・皮膚潰瘍治療薬合剤」「酒さ様皮膚炎」「カポジ皮膚炎」「褥瘡・皮膚潰瘍治療薬

108H022」

  [★]

  • 75歳の女性。やせが目立ってきたことを主訴に来院した。 30年前から高血圧症に対して、 15年前から骨粗鬆症に対してそれぞれ治療中である。 10年前に脳梗塞を発症し寝たきりとなった。自宅で家族が介護してきたが、四肢関節の拘縮が徐々に進行し、最近は体位変換も困難である。半年前から経口摂取が不良となり、やせが目立ってきた。身長 140 cm、体重 31 kg。皮膚は乾燥している。仙骨部の写真 (別冊No. 3)を別に示す。
  • この患者で仙骨部の病変のリスクファクターとなっているのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108H021]←[国試_108]→[108H023

096F020」

  [★]

  • 7か月の乳児。嘔吐と白色下痢とを主訴に来院した。昨夕、38.7℃の発熱かあり、嘔吐7回と白色水様下痢12回とがみられた。今朝から元気がなく、うとうとするようになった。意識は傾眠状である。体重7,500g。体温38.6℃。脈拍130/分、整、微弱。四肢に冷感がある。皮膚は乾燥し、緊張度は中等度に低下している。1週前の体重は8,350gであった。
  • 脱水の重症度判定に最も重要な指標はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096F019]←[国試_096]→[096F021

105F017」

  [★]

  • 36歳の女性。激しい腹痛を主訴に来院した。30分前から突然下腹部が痛みだした。体温35.6℃。脈拍112/分、整。血圧68/52mmHg。独歩は不能であり、表情は苦悶様である。皮膚は冷たく湿潤している。心音呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、下腹部に圧痛を認める。反跳痛はない。
  • 病態として最も疑われるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105F016]←[国試_105]→[105F018

105I036」

  [★]

  • 乳癌患者の胸部造影CT(別冊No. 2)を別に示す。
  • この画像上で癌の直接浸潤が認められるのはどれか。 2つ選べ。



[正答]


※国試ナビ4※ 105I035]←[国試_105]→[105I037

095F003」

  [★]

  • 45歳の男性。眼球結膜の黄染に気付き来院した。画像診断で総胆管の完全閉塞を認める。この病態でみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095F002]←[国試_095]→[095F004

096B023」

  [★]

  • 放射線業務従事者の定期検査の対象となるのはどれか。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 096B022]←[国試_096]→[096B024

102E018」

  [★]

  • 新生児の未成熟を示す徴候はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102E017]←[国試_102]→[102E019

095A039」

  [★]

  • 全身運動時に血液が減少するのはどれか。
  • a. (1)(2)
  • b. (1)(5)
  • c. (2)(3)
  • d. (3)(4)
  • e. (4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095A038]←[国試_095]→[095A040

095A064」

  [★]

  • 大量の被曝後、放射線障害が最も遅く発現するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A063]←[国試_095]→[095A065

099E038」

  [★]

  • 小児急性リンパ性白血病の再発部位で多いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099E037]←[国試_099]→[099E039

100G070」

  [★]

  • 褥創を起こしにくいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100G069]←[国試_100]→[100G071

104C004」

  [★]

  • 2か月の乳児の活動性低下の評価に有用なのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104C003]←[国試_104]→[104C005

102G029」

  [★]

  • 慢性GVHDの標的臓器となりにくいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102G028]←[国試_102]→[102G030

100Cases 76」

  [★]

☆case76 頭痛
glossary
傾眠 drowsiness 正常病的の区別なく眠り込む場合に用いられる
意識不鮮明 confusion 周囲に対する認識や理解は低下し、思考清明さや記憶正確さが失われる
錯乱 confusion 夢幻様状態より見当識障害思考滅裂が見られる状態(PSY.40)
MA = Master of Arts 文学修士
 The Master of Arts (BrE: MA, UsE: M.A.) is awarded in Arts, Humanities, Theology and Social Sciences (Wikipedia)
graduate student 大学院生
rousable adj. 覚醒できる、目を覚ますことができる
rouse vt. ~の目を覚まさせる、呼び起こす。喚起する、鼓舞する、奮起させる。(感情を)起こさせる、かき立てる
lateralize vt. (生理)(大脳が)(左右半球に心的機能差がある、左右差がある。(器官機能活動などが)大脳の(左右いずれかの)片側優位下にある。(医学)(障害などが)大脳の片半球にあると診断される
乳頭浮腫 papilledema 原因を問わず視神経乳頭腫脹している状態
うっ血乳頭 choked disc 脳圧亢進による乳頭浮腫
症例
24歳、男性 精神学の修士過程を専攻している大学院生
主訴:激しい頭痛
現病歴頭部全体に痛みがある。2回嘔吐傾眠錯乱が認められるようになった。明るい光を嫌う()he finds bright lights uncomfortable
既往歴病気既往はない。アレルギーはない。タバコ1日10本。アルコール24 unit/week(缶ビール(350ml)13.7本/週)。薬は服用してない。
家族歴:彼女と同居。3歳と4歳の子供がいる。
診察 examination
 見た感じ紅潮しており、調子が悪そう。体温:39.2℃。項部硬直あり(he has stiffness on passice flexion of his neck)。皮疹なし。副鼻腔圧痛なし。鼓膜所見は正常脈拍:120/分。血圧:98/74 mmHg心血管系胸部腹部に異常所見なし(normal)。意識レベル低下。命令に応じて覚醒する(JCS10?)。局所神経症状認めない。眼底所見正常
検査 investigation
 血液検査
  白血球上昇血清Na:低下。血清尿素:上昇血清クレアチニン上昇血液培養検査
 画像検査
  胸部X線:異常所見なし。頭部CT正常
 心電図洞性頻脈
 腰椎穿刺
  髄液所見:混濁白血球:増多。蛋白:増多。糖:低下(普通の人の血糖100mg/dLと考える。→ 1g/L → 1/180 mol/L → 5.56 mmol/L。グラム染色結果待ち
■Q
 診断鑑別診断管理
■A
 細菌性髄膜炎髄膜炎クモ膜下出血、経験的抗菌薬投与
解説
(第1パラグラフ)細菌性髄膜炎
・(症状)突然発症。激しい頭痛嘔吐錯乱羞明項部硬直
・低血圧白血球増多、腎機能低下 → ウイルス性よりむしろ細菌性感染示唆する。 ← 重症敗血症敗血症ショックかな?(私見)
・(髄膜炎菌の種類)
テーブル挿入 髄膜炎
・(疫学)HIM. 2621 (多分、全患者中(←私見))
 Streptococcus pneumoniae ~50%
 Neisseria meningitidis ~25%、
 group B streptococci ~15%
 Listeria monocytogenes ~10%
 Haemophilus influenzae type B <10%
Neisseria meningitidis全身性脈管皮疹(点状出血紫斑)が特徴的(generalized vasculitic rash)
(第2パラグラフ)鑑別診断
・激しい頭痛
 ・the most severe headaches are experienced in meningitis, subarachnoid hemorrhage and classic migraine.
  ・meningitis単回発作(single episode)。症状は時間単位で出現
  ・subarachnoid hemorrhage単回発作(single episode)。突然発症(突発完成?)。硝子体出血を認めることがある。
  ・classic migraine:繰り返す(数回/年~1回/週。平均月2回。発作は4-72時間継続)
髄膜刺激急性発熱をきたした多くの病態でみられる(acute febrile conditions)。特に子供。 ← そうなの?
頚部硬直頚部脊椎の局所感染症でも起こる。 ← パーキンソン病などによる筋トーヌスの異常亢進も除外しよう
・他の髄膜炎:脳脊髄液所見で鑑別する
(第3パラグラフ)経験的治療
・(細菌性)髄膜炎が疑われたら、確定診断する前に適切抗菌薬投与(empirical treatment)。 → 数時間の経過死亡することがある。
・ペニシリンアレルギーがなければ、ceftriaxoneかceftaximeの静脈内投与一般的治療法
(第4パラグラフ)腰椎穿刺
乳頭浮腫がない、あるいは占拠性病変を示唆する片側性の神経徴候(lateralized neurological signs)がある患者では(CT結果を待たずに)腰椎穿刺をすぐにやるべき(CASES) ← どういう事?
局在性の神経徴候(localized neurological sign)がある場合はまずCTを撮るべき(CASES)。 → the dangers of coning ← 鉤ヘルニアの事?
(第5パラグラフ)細菌性髄膜炎管理
診断CSF検査(グラム染色、髄液培養(確定診断感受性試験)
管理
 ・意識が低下しているのでそれなりの看護(must be nursed)。アヘン剤による鎮痛生理食塩水による低ナトリウム血症の補正。低血圧補正するためにinotrope(a drug with positive inotropic effects, e.g. dobutamine, digitalis, milrinone )も必要かもしれない。(100CASES)
 ・感受性のある抗菌薬投与(大量静注、髄液移行性の高いもの)、髄液所見の正常化・CRP 陰転後、1週間抗菌薬投与して治療終了対症療法として脳圧亢進には高張脳圧降下薬(マンニトールなど)を投与。(IMD.1042)
(第6パラグラフ)家族構成を考えた治療
・(意訳)誰が3-4歳の世話をしていたのか分からないけど、子供検査すべき。髄膜炎菌か原因菌が不明だったら、リファンピシンによる予防的治療髄膜炎球菌に対する予防接種をすべき。 ← 日本ではどうなんでしょうか。
□350ml アルコール5%
350x0.05/10=1.75 unit
莢膜を有し、髄膜炎を起こす細菌 → 莢膜を有することで血液中補体などを介した貪食を免れ、血行性クモ膜下腔まで到達しうる。
Streptococcus pneumoniae
Haemophilus influenzae type b
Neisseria meningitidis
敗血症
定義
 感染症による全身性炎症反応症候群(SIRS)をセプシス(sepsis, 広義の敗血症?)とする
 感染症の病原体は、一般細菌(グラム陽性菌・陰性菌)、真菌寄生虫ウイルスなど
 皮膚粘膜の傷とか、種々の臓器にある感染巣から、細菌リンパ流から血中に入り、全身播種されて、新たに転移性感染巣をつくり、重篤全身症状を引き起こす。
全身性炎症反応症候群の診断基準
 下記項目のうち2項目以上が当てはまる
  1. 体温>38℃ or 体温<36℃
  2. 心拍数>90bpm
  3. 呼吸数>20回/min or PaCO2<32mmHg
  4. (白血球数>12,000/ul or 白血球数<4,000/ul) or ( 幼若好中球>10% ) ← ここでいう幼若好中球とは桿状好中球のことである。
敗血症の周辺疾患概念
 1. 全身性炎症反応症候群 systemic inflammatory response syndrome SIRS
  発熱白血球増加などの全身炎症徴候によって特徴づけられる病態(SIRS診断基準に合致する病態)
 2. 敗血症 sepsis
  SIRS感染結果である場合
 3. 重症敗血症 severe sepsis
  主要臓器障害を伴う敗血症
 4. 敗血症ショック septic shock
  輸液投与不応性の低血圧を伴う重症敗血症
 5. 多臓器機能障害症候群 multiorgan dysfunction syndrome MODS
  2つ以上の主要臓器機能異常
 6. 多臓器不全 multiorgan failure MOF
  2つ以上の主要臓器の不全状態
参考文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
PSY = 標準精神医学 第3版
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
IMD = 内科診断学第2版


腫瘍マーカー」

  [★]

tumor marker
生物学的腫瘍マーカー biological tumor marker癌マーカー cancer marker、悪性腫瘍特異物質 tumor-specific antigen




肺癌の腫瘍マーカー

  陽性率(疾患があるときに陽性となる確率, 感度)  
肺癌         備考
扁平上皮癌 腺癌 小細胞癌 その他の疾患  
CYFRA21-1 57.5%* 70-80%/73.1%* 30-40% 30-40% 良性疾患:10-15%  
SCC       子宮頸癌、食道癌、皮膚癌  
CEA 40-50%   50-60%      
SLX 70%*   0.4   肝硬変  
NSE 10-30%     70-90%    
proGRP       70-90%/65.1%*   NSEより上昇率が高く、特異性に優れる
KL-6       肺腺癌、膵癌、乳癌で40-50%。間質性肺炎の補助診断  
             
無印:標準呼吸器病学 第1版 p.327。* 臨床検査学第32版 p.634

臨床応用されている腫瘍マーカー (LAB.630)

肝癌関連 AFP, AFP-L3%, PIVKA-II
膵癌ならびにその他の消化器癌 CEA, CA19-9, Dupan-2, CA50, Span-1
肺癌 CEA, sialyl Lex-i (SLX), SCC, SYFRA21-1, NSE, ProGRP
婦人科悪性腫痩
 子宮癌:SCC, CA125
 卵巣癌:CA125, AFP, CEA, CA19-9, GAT
 乳癌 :CA15-3, BCA225, CEA, NCC-ST-439
尿器科悪性腫壕
 前立腺痛:PSA(γ-Sm), PAP
 膀胱癌 :BTA, NMP22
 神経内分泌腫療 NSE
 広範な腫瘍に反応するマーカー
  TPA, BFP, IAP

消化管悪性腫瘍マーカー

  • CEA:胎児癌性蛋白。陽性率:(50-70%)大腸癌、胆道癌、膵癌。(40-60%)肺癌。(30-40%)胃癌。良性疾患でも上昇する(胆嚢炎、胆管炎、膵炎)。
  • DU-PAN-2:2→3シアリルLec抗原を認識する抗体。陽性率:(70-80%)膵癌、(60-70%)胆道癌。Lea-b-の個体でも陽性になる。良性疾患でも上昇する(慢性肝炎、肝硬変、胆道炎症を伴う胆石症)。
  • CA19-9:Leaの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(80-90%)膵癌。(70-80%)胆道癌。良性疾患でも上昇する((10-40%)閉塞性黄疸、慢性肝炎、肝硬変)。日本人の約7-10%に存在するフコース転移酵素が欠如したLea-b-の個体ではCA19-9は産生されない。
  • SLX:Lexの基本骨格にシアル酸が結合したもの。陽性率:(高い)肺癌、卵巣癌。(50-60%)胆道癌、膵癌。

主な腫瘍マーカー CBT QB vol2 p.297

AFP 肝細胞癌肝芽腫、卵黄脳腫瘍
CEA 消化器系の癌、肺癌乳癌(腺癌の頻度が高く、臓器特異性は低い)
CA19-9 胆道系の癌、膵癌
CA125 卵巣癌
CA15-3 乳癌、卵巣癌
PIVKA-II 肝細胞癌
PSA 前立腺癌

組織型別に有用な腫瘍マーカー(NEWエッセンシャル産科学・婦人科学 第3版 p.236)

上皮性腫瘍
 漿液性腺癌: CA125 *1
 粘液性腺癌: CA19-9 *2, CA72-4, CEA
胚細胞腫瘍
 卵黄嚢腫瘍: AFP *3
 絨毛癌: hCG
 未分化胚細胞腫: LDH *4
 悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形腫(扁平上皮癌) : SCC
性索間質性腫瘍(ホルモン)
 顆粒膜細胞腫,莢膜細胞腫:工ストロゲン
 Sertoli-間質性腫瘍, Leydig細胞腫(門細胞腫) :テストステロン
*1 上皮性腫瘍中で最も有用.類内膜腺癌,明細胞腺癌でも陽性を示す.子宮内膜症,炎症,妊娠初期も軽度-中等度上昇
*2 成熟嚢胞性奇形腫で陽性を示すことがある
*3 胎芽性癌,混合性腔細胞腫療でも陽性を示す
*4 非特異的
also see →「生殖系チュートリアル症例2_プレゼン.ppt」

産婦人科において重要視される腫瘍マーカー

  • 子宮頚部扁平上皮癌から精製された蛋白質
  • 早期癌でも比較的高い陽性率を示し、経過観察にも有用である。
  • 一般に扁平上皮の存在する部位に広範な重症疾患存在すれば血中のSCCは上昇しうる
  • 皮膚表面、唾液中に大量に存在し、採血時に複数回穿刺する事などによるコンタミネーションの可能性があります。

腫瘍マーカー 臓器別

OLM.372改変

(略)


100Cases 79」

  [★]

☆case79 混乱
79歳 女性
主訴:混乱
現病歴:5年前より高血圧診断され薬物で加療中であった。混乱がひどくなってきたと訴え娘と来院。娘の話では3週間前より混乱の症状が始まっており、以前認知機能問題は無かった。患者食欲減退頭痛筋痙攣(muscle cramp)も訴えていた。高血圧治療診断時よりアテノロール服用していたが四肢冷感をうったえて2ヶ月前に中止ベンドロフルメチアジド1日2.5mgに切り替え特に問題なかった。
生活歴:単身であり、近くに娘が住んでいる。
嗜好歴:飲酒、喫煙共に無し。
服用薬:服用薬無し。近所の薬品屋で購入したビタミン剤は飲んでいる。
身体所見 examination
 皮膚ツルゴール正常脈拍 80/分、整。血圧 146/90 mmHg頚静脈圧正常。異常心音認めず。末梢の浮腫無し。呼吸器系消化器系異常なし。abbreviated mental test scoreは6/10。時間場所見当識無し。局所神経症状無し。眼底銀線動脈arteriovenous nippingを認める。乳頭浮腫は認めない。
検査所見 investigations
 低ナトリウム血症軽度低カリウム血症クレアチニン軽度低下、尿浸透圧低下。
問診(S)
 混乱(程度次第重度に)
 食欲減退
 頭痛
 筋痙攣
 高血圧
 アテノロール服用(5年前より2ヶ月前まで。服用により四肢が出る)中止後、ベンドロフルメチアジド服用
身体所見(O)
 高血圧(146/90mmg) → Japan基準だとI度高血圧(YN.C-162)
 abbreviated mental test score: 6/10 → 認知症/譫妄疑い
 眼底silver-wiringarteriovenous nippingを認め乳頭浮腫を認めない (YN.C-165)
 (陰性所見)
 ツルゴール正常 → 脱水否定
 高血圧以外の循環器疾患否定的?、呼吸器消化器系正常らしい
 場所にと時間に関する見当識がないのでJCSだと2
 局所神経症状なし → 中枢神経系疾患は考えづらい?
検査(O)
 低ナトリウム血症軽度低カリウム血症クレアチニン軽度低下、尿浸透圧低下。
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チアジド系利尿薬
 ・副作用は?
  低カリウム血症耐糖能低下高尿酸血症高カリウム血症アルカローシスGFR↓。(YN.C-62)
 ・禁忌は?
  無尿腎不全糖尿病高脂血症。(YN.C-62)
 ・特徴(医学用語辞典より)
  ・降圧利尿薬として本態性高血圧症に対する第一選択薬の1つとして用いられる。
  ・有効率が高いこと、至適用量の個人差が少ないこと、効果の発現が緩徐で過度の降圧を来さないことなどの利点を有している。
 ・ベンドロフルメチアジド bendroflumethiazide
  チアジド系利尿薬の一種
アテノロール(YN.C-64)
 ・β1選択性β遮断薬。
 ・心臓のβ1受容体に選択的に作用し、本態性高血圧症狭心症頻脈性不整脈に対して有用性が認められている。
■学習事項
 ・混乱(confusion)をきたす疾患を鑑別してみよう
■abbreviated mental test score (en wikipediaより)
 ・1972年にHodkinsonが老人の認知症の可能性について、迅速に評価できる手法として紹介。
 ・認知症以外にも、混乱や認知機能障害の評価にも使われている。
 ・10の項目があって、答えられると1点。6点以下でdelirium(譫妄)やdementia(認知症)が疑われる。
 ・年齢、今何時、住所を覚えてもらい最後に聞く、今何年、病院名/家の住所、二人の人の認知、誕生日、世界大戦が始まった年、現在の王?の名前、20から1までカウントダウン
診断
 利尿薬による低ナトリウム血症
  利尿剤による低ナトリウム血症治療開始後2,3週間以内に起こりやすい。
  NSAID服用している老年女性に多い(NSAIDは水の排泄を抑制)
   メカニズム?:NSAIDはプロスタグランジンの生成を阻害 → レニン分泌↓ → 輸出細動脈は拡張したまま → GFR低下 → 水の排泄がうまくいかないのだろうか。
■血漿浸透圧を計算してみよう
 2 x ([Na+] + [K+]) + [urea] + [glucose] [単位:mOsmol/kg]
低ナトリウム血症(YN.D-138)

上行性伝導路」

  [★]

ascending pathway (KL)
伝導路下行性伝導路

上行性伝導路を伝導する感覚

上行性伝導路の種類

上行性伝導路 交叉のレベル ニューロン 一次

ニューロンの 種類

体性感覚 深部感覚
1 2 3 4 痛覚 温度覚 粗大な触圧覚 識別性触覚
後索-内側毛帯系 毛帯交叉 脊髄神経節 薄束楔状束 視床        
外側脊髄視床路 脊髄 脊髄神経節 後角 視床   C      
前脊髄視床路 脊髄 脊髄神経節 後角 視床          
脊髄網様体視床路 脊髄 脊髄神経節 後角 延髄網様体 視床            

各伝導路の概要 (SP.231)

後索-内側毛帯系

 皮膚、特に四肢遠位端無毛部の触圧覚受容器や筋、関節受容器からの太い有髄線維は、脊髄に入り同側の後索を上行する。延髄レベルで、上下肢からの線維はそれぞれ楔状束核、薄束核のニューロンに終わる。これら後索核ニューロンの軸索は交差して内側毛帯となり、その大部分が視床外側部の腹側基底核に、一部は後核群にも終わっている(SP.231)。  深部感覚+繊細な触圧覚、振動覚(B.P-2)

脊髄視床路

 後根から入力を受けた後、直ちに交差して対側の前側索を上行し、視床に達する。  脊髄視床路起始ニューロンには、腹側基底核や後核群など視床外側部に終わるものと、髄板内核など内側部に終わるものがある(SP.231)。  温覚+痛覚+粗大な触圧覚(識別力なし)(B.P-2)

脊髄網様体視床路

 視床下部や大脳辺縁系を介して痛みの情動的側面に関係(SP.231)。  視床、脳幹網様体を介して睡眠覚醒サイクル、意識レベル、注意などに影響を及ぼす(SP.231)。


類天疱瘡」

  [★]

pemphigoid
水疱症


  • 自己抗体
  • 表皮下水疱 → 緊満性水疱

表皮下水疱症(類天疱瘡群) (NDE.218)

  • 自己免疫性水疱症(後天性水疱症) autoimmuno blistering disease
  • 表皮下水疱症(類天疱瘡群)


代表的な天疱瘡と類天疱瘡の比較

  尋常性天疱瘡 落葉性天疱瘡 水疱性類天疱瘡
年齢 中年~老年 中年 老年(若年もあり)
好発部位 口腔粘膜全身 全身 全身
臨床像 皮膚所見 水疱びらん びらん、葉状落屑、 緊満性水疱、浮腫性紅斑、掻痒
粘膜浸潤 ++ 痂皮
Nikolsky現象  
病理組織像 所見 表皮内水疱
(棘融解)
表皮下水疱
好酸球浸潤
Tzanck試験  
棘融解部位 表皮下層(基底細胞直上) 表皮上層(顆粒層)  
抗原 Dsg3 のみ、
Dsg3 と1 の共存
Dsg1 のみ BP180BP230
ELISA Dsg1(+または-)、Dsg3(+) Dsg1(+)、Dsg3(-)  
蛍光抗体法所見 直接法(病変部皮膚) 表皮細胞間に
IgGC3 陽性
病変部基底膜部に
IgGC3 の線状沈着
間接法(血清中) 抗表皮細胞間物質抗体(IgG)陽性 抗基底膜抗体検出
治療 ステロイド免疫抑制薬血漿交換療法、γ グロブリン療法 ステロイド内服免疫抑制薬DDSなど


亜急性皮膚エリテマトーデス」

  [★]

subacute cutaneous lupus erythematosus, SCLE
自己免疫性環状紅斑 autoimmune annular erythema
皮膚エリテマトーデス



褥瘡・皮膚潰瘍治療薬合剤」

  [★]

bedsore/skin ulcer remedial mixture
ユーパスタソアナース


酒さ様皮膚炎」

  [★]

rosacea-like dermatitis
ステロイド酒さ steroid rosacea



カポジ皮膚炎」

  [★]

Kaposi dermatitis
カポジ水痘様発疹症


褥瘡・皮膚潰瘍治療薬」

  [★]

bedsore/skin ulcer remedy




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