死体検案

出典: meddic

postmortem examination
死体検案書、監察医制度。検視


  • 異状死体の可能性がある死体について行う医師の検査 → 医師のみが可能
  • 検死(医師が行う場合は検案)によって得られた医学的所見に加え、死亡者の既往歴、死体を取り巻く状況などを検討し、死因、死因の種類、死亡時刻、異状の有無を総合的に判断すること(SUB.38)
  • 死体検案を行った結果、異状死と判断されれば、24時間以内に警察に届け出る義務がある。
  • 死体検案を行った後に死体検案書を交付することになる。

国試


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/29 20:08:25」(JST)

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和文文献

  • 医学フォーラム 一般病院における死後CT検査の社会的問題点
  • SIDS ・ ALTE (特集 保護者への説明マニュアル) -- (疾患に対する説明マニュアル)
  • 医師法20条ただし書きとそれに関する通知にみる診断書交付の問題点について
  • 死体検案は日常の診察と同様に : 孤独死増と死因究明推進法で医師への依頼が増える

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★リンクテーブル★
国試過去問108G066」「095C003」「096B024
リンク元異状死体」「異状死」「検死」「監察医制度
関連記事死体

108G066」

  [★]

  • 次の文を読み、 64~ 66の問いに答えよ。
  • 65歳の男性。頭部挫創を主訴に来院した。
  • 現病歴:飲酒後、家の階段の下で倒れているところを帰宅した家族に発見された。頭部に挫創を認めたため家族に付き添われて受診した。
  • 既往歴:心房細動のためワルファリン内服中。
  • 生活歴:定年退職後無職。
  • 家族歴:特記すべきことはない。
  • 現症:アルコール臭があるが意識は清明。ただし、本人は受傷時のことは覚えていない。脈拍 80/分、不整。血圧 150/90 mmHg。呼吸数 24/分。頭頂部やや後方に 3 cmの挫創があり出血を認めた。身体の他の部位に創傷は認められなかった。検査所見:頭部 CTでは頭蓋骨骨折は認められず、後頭蓋窩にごくわずかな硬膜下血腫が認められた。
  • この患者における頭蓋内病変の重症化を予測する上で、最も注意すべきなのはどれか。
  • 蘇生しつつ撮影した頭部 CTでは、硬膜下血腫の増大と小脳内の遅発性外傷性脳内血腫が認められ、脳幹を圧迫する所見が認められた。患者はその 1週後に死亡した。
  • 死亡確認後の主治医の対応として適切でないのはどれか。
  • a 異状死と判断する。
  • b 所管する保健所に届け出る。
  • c 届出を 24時間以内に行う。
  • d 警察官の検視を受ける。
  • e 警察医死体検案を受ける。


[正答]


※国試ナビ4※ 108G065]←[国試_108]→[108G067

095C003」

  [★]

  • 68歳の男性。午前2時ころ救急隊によって搬送された。当直医が診察したところすでに死亡していた。この患者は前日午後4時ころ、他院の内科外来を受診しており、不安定狭心症と診断されている。入院治療を勧められたが患者はこれを拒否し、投薬を受けて帰宅したとのことである。死体の後頭部に擦過傷を認める。
  • 当直医の対応として最も適切なのはどれか。
  • a. 死因を狭心症として死体検案書を交付する。
  • b. 他院の内科外来担当医に受診時診断名を確認し自ら死亡診断書を交付する。
  • c. 他院の内科外来担当医に死亡診断書を交付してもらう。
  • d. 病院長に死亡診断書を交付してもらう。
  • e. 所轄警察署の警察医死体検案を依頼する。
[正答]


※国試ナビ4※ 095C002]←[国試_095]→[095C004

096B024」

  [★]

  • 死体検案時の外表所見において生活反応と判断できないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096B023]←[国試_096]→[096B025

異状死体」

  [★]

unexpected death, unnatural death
異状死監察医制度死体検案、死体検案書、検案、医師法#第21条
  • see SLE.296

定義

  • 異状死体とは犯罪性の有無にかかわらず、全ての外因子、死因が不明な死体、発症や死亡前後の状況に異状のある死体をいう(日本法医学会。異状死ガイドライン)

分類

  • 犯罪死体 :明らかに犯罪に起因した異状死体
  • 非犯罪死体:犯罪とは無関係な異状死体
  • 変死体  :犯罪に起因しているか否かが不明

異状死体に該当する死体

参考1
  • 1. 外因による死亡(診療の有無、診療の期間を問わない)
  • 2. 外因による傷害の続発症、あるいは後遺障害による死亡
  • 3. 上記1.または2.の疑いがあるもの
  • 4. 診療行為に関連した予期しない死亡、およびその疑いがあるもの
  • 5. 死因が明らかでない死亡

異状死体の届け出義務(医師法第21条)

  • 医師は、死体又は妊娠四月以上死産児を検案して異状があると認めたときは、二十四時間以内に所轄警察署に届け出なければならない。

参考

  • 1. 異状死ガイドライン - 日本法医学会
[display]http://www.jslm.jp/public/guidelines.html

国試


異状死」

  [★]

unnatural death
異状死体死体検案


ケース

094D001

異状死(外因死、または不明)

  • 生後5ヶ月の乳児の保育所での突然死
  • 高所から墜落した患者のショック死
  • 救急来院時の病態不明の心肺停止死
  • 交通事故による植物状態に起因する嚥下性肺炎による死亡  ←  交通事故なので来院時に警察に通報があるはずだが

病死(内因死)

  • 肝硬変で入院した患者の吐血による窒息死

国試


検死」

  [★]

postmortem inspection, inspection of cadaver
検屍
死体検案
  • 医師が死体を外表から観察(視診と触診)する行為。(SUB12.30


監察医制度」

  [★]

medical examiner system
死体検案



死体」

  [★]

corpsecarcass
屠殺体

死体

  • 病死による死体
  • 異状死体:異状死体とは犯罪性の有無にかかわらず、全ての外因子、死因が不明な死体、発症や死亡前後の状況に異状のある死体をいう(日本法医学会。異状死ガイドライン)
  • 犯罪死体 :明らかに犯罪に起因した異状死体
  • 非犯罪死体:犯罪とは無関係な異状死体
  • 変死体  :犯罪に起因しているか否かが不明




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