化膿性髄膜炎

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purulent
purulent meningitis
meningitis purulenta
化膿性脳脊髄膜炎化膿性脳膜炎細菌性髄膜炎 bacterial meningitis。(ここでは急性化膿性髄膜炎細菌性髄膜炎を同義として扱う)
  • 病原体による分類:細菌性髄膜炎 ← 但し、結核菌が気炎菌となる結核性髄膜炎は除く
  • 病態による分類:化膿性髄膜炎
  • 化膿性髄膜炎のなかで急性の経過をたどるもの?:急性化膿性髄膜炎

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和文文献

  • 発熱 (特集 当直でよくみる症候・疾患ABC) -- (おもな症候の鑑別診断とピットフォール)
  • 人工内耳埋込手術を要したインフルエンザ桿菌髄膜炎の男児例
  • 塚田 佳子,今高 城治,加納 優治,市川 剛,月舘 利治,有阪 治
  • Dokkyo journal of medical sciences 37(3), 201-205, 2010-10-25
  • … 人工内耳手埋込術を必要としたインフルエンザ桿菌による化膿性髄膜炎を報告した.症例は2 歳男児.感冒症状の5 日目に意識障害が出現し,化膿性髄膜炎と診断された.髄液培養検査で起因菌はインフルエンザ桿菌と判明した.莢膜血清型はb 型で,PBP-3 耐性遺伝子の変異を伴うgBLNAR と判明した.デキサメタゾン0.15 mg/kg×4×4 日,g グロブリン150 mg/kg×2 日,および抗生剤としてCTX 200 mg/kg/日とMEPM120 mg/kg/日を14 …
  • NAID 110007873812
  • 皮下感染から化膿性髄膜炎を併発した後頭部先天性皮膚洞の1例
  • 南方 俊祐,羽田 敦子,中川 権史,西田 仁,多久和 麻由子,森嶋 達也,熊倉 啓,吉岡 孝和,塩田 光隆,秦 大資
  • 日本小児科学会雑誌 114(5), 869-872, 2010-05-01
  • NAID 10026413601
  • 臨床研究・症例報告 クロラムフェニコールにて硬膜下病変が消失したインフルエンザ菌性髄膜炎の1乳児例
  • 大原 信一郎,長澤 克俊,小林 正悟 [他]
  • 小児科臨床 63(9), 1941-1947, 2010-09
  • NAID 40017240103

関連リンク

細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん、英: Bacterial meningitis)は、細菌感染 によって起こる中枢神経系の感染症。別名として、化膿性髄膜炎(かのうせいずいま くえん、英: Septic meningitis)とも呼ばれる。通常結核性髄膜炎はこの細菌性髄膜炎 に ...
発熱、頭痛、意識障害(特に細菌性髄膜炎に多い)、髄膜刺激症状が認められ、悪心・ 嘔吐 ...
細菌性髄膜炎の臨床診断(「検査」19頁). 抗菌薬の投与直前または同時に. 副腎皮質 ステロイド薬を併用*3 ..... 細菌性髄膜炎の診療ガイドライン 11. 細菌性髄膜炎は 化膿性の中枢神経系感染症で最も多い. ものであり,米国での年間発生率は10万人対2.5 を ...
細菌性髄膜炎(Bacterial meningitis )は細菌感染による髄膜炎の総称、すなわち疾患 群であるが、通常結核性髄膜炎はこの範疇に含めない。化膿性髄膜炎ともよばれ、 ウイルス感染が主体である無菌性髄膜炎と対照をなす。診断にあたっては、可能な限り 病原 ...

関連画像

市中型肺炎や化膿性髄膜炎の 化膿性髄膜炎に使用される機会 横浜市西区で内科診療をお求め 化膿性髄膜炎例に使用される 横浜市西区で内科診療をお求め  化膿性髄膜炎への1日6g投与可能


★リンクテーブル★
先読みpurulent
リンク元ワクチン」「Streptococcus pneumoniae」「ピックアップ」「ヘモフィルス属
拡張検索急性化膿性髄膜炎」「限局性化膿性髄膜炎
関連記事髄膜炎」「髄膜」「化膿」「化膿性」「

purulent」

  [★]

  • adj.
  • 化膿性の、化膿した。膿性の
(adj.)supprative, (adj.)pyogenic
(n.)purulence, (n.)pyogenes, (n.)suppuration

WordNet   license wordnet

「containing pus; "a purulent wound"」
pussy

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「化膿した,うみの出る」

ワクチン」

  [★]

vaccine
予防接種 immunization感染症感染症予防法シードロット・システムimmunization

種類

  • 遺伝子組換えワクチン

副反応

風疹ワクチン

  • 発熱、発疹、関節痛、リンパ節腫脹

おたふくかぜワクチン

  • 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
  • MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
  • 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐

学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)

病原体 感染症 ワクチン 学校伝染病 ワクチンの形状 潜伏期間 季節性 年齢 出席停止解除条件
ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン    トキソイド        
百日咳菌 Bordetella pertussis 百日咳 不活化 6~14     咳の消失
結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 BCG 不活化       伝染のおそれが無くなるまで
ポリオウイルス poliovirus ポリオ ポリオワクチン(経口)          
麻疹ウイルス measles virus 麻疹 麻疹・風疹混合ワクチン 10~12   0~2 解熱後3日
風疹ウイルス rubella virus 風疹 18 春~初夏 4~9 発疹消失
日本脳炎ウイルス Japanese encephalitis virus 日本脳炎 日本脳炎ワクチン   不活化        
インフルエンザウイルス influenza virus インフルエンザ インフルエンザワクチン 不活化 1~5 冬期   解熱後2日
インフルエンザ菌 Haemophilus influenzae  化膿性髄膜炎など Hibワクチン            
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae                
水痘・帯状疱疹ウイルス varicella zoster virus 水痘   11~21 冬(12, 1) 5~9 発疹の痂皮化
ムンプスウイルス mumps virus 流行性耳下腺炎   18~21     耳下腺腫脹消失
B型肝炎ウイルス hepatitis B virus B型肝炎     成分 60~160      
A型肝炎ウイルス hepatitis A virus A型肝炎     不活化 15~40      
狂犬病ウイルス rabies virus 狂犬病     不活化        
アデノウイルス adenovirus 咽頭結膜熱            
黄熱病ウイルス yellow fever virus 黄熱病            

日本で使われているワクチン

その他マイナーなワクチン

  • 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
  • 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする

接種間隔


参考

  • 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
  • 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html




Streptococcus pneumoniae」

  [★]

Streptococcus pneumoniae
肺炎球菌肺炎レンサ球菌肺炎連鎖球菌肺炎双球菌、ストレプトコッカス・ニューモニエ
連鎖球菌
  • first aid step1 2006 p.134,138


細菌学

  • グラム陽性球菌
  • 西洋槍(ランセット)型の双球菌
  • α溶血性。ランスフィールド分類には分類されない
  • オプトヒン感受性
  • 自己融解 autolysis ← 培養しすぎに注意
  • 中心部の陥凹した集落
  • 莢膜多糖体を有する ← 抗食菌作用(C3bの付着に抵抗する)
  • IgA proteaseを分泌
  • 健常人の5-250%の気道に存在するが莢膜がない弱毒の株

感染症

  • 慢性気道感染症の急性増悪

易感染性宿主

  • 2歳以下の乳幼児や老人で重症化しやすい
  • 脾臓を受けた患者、急性骨髄性白血病、骨髄移植、HIV感染症で発症しやすい

most common cause of:

MOPS are Most OPtochin Sensitive


診断

  • 臨床像から疑い、胸部X線、喀痰のグラム染色、尿中抗原を行う。グラム染色と尿中抗原が陽性であれば特異的な治療を開始する。 (IRE.1010)
  • (経験的治療の前に?)診断及び感受性検査のために喀痰培養、血液培養検査を行う。

参考

  • 光顕像

USMLE

  • Q book p.192 29




ピックアップ」

  [★]

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薬理 薬物ウイルス一覧難病リスト疾患名一覧難病抗不整脈薬化膿性髄膜炎原虫子宮体癌膠原病脂質異常症全身性エリテマトーデス糖質コルチコイド消毒薬非ステロイド性抗炎症薬蠕虫細菌肺癌心不全結節性多発動脈炎常位胎盤早期剥離血糖降下薬重症筋無力症ホルモンリポ蛋白人口脳神経イソプロテレノール下垂体腺腫関節リウマチ尿沈渣アドレナリン受容体アミノ酸低ナトリウム血症神経性食思不振症降圧薬妊娠シェーグレン症候群免疫グロブリンフォン・ギールケ病感染症法クローン病文献の略号細菌の鑑別呼吸器の上皮の移行原発性胆汁性肝硬変心音クッシング症候群バーター症候群気管支喘息食中毒菌利尿薬ワクチン敗血症性ショック消化器系アミロイドーシス下肢の筋トキソプラズマ症僧帽弁閉鎖不全症慢性リンパ性白血病アレルギー真菌サイトカイン抗てんかん薬全身性強皮症アカラシア

ヘモフィルス属」

  [★]

Haemophilus
hemophilus
Haemophilusヘモフィラス
細菌

生物的特徴

ヘモフィルス感染症



急性化膿性髄膜炎」

  [★]

acute purulent meningitis
meningitis purulenta acuta
化膿性髄膜炎
  • 病原体による分類:細菌性髄膜炎 ← 但し、結核菌が気炎菌となる結核性髄膜炎は除く
  • 病態による分類:化膿性髄膜炎
  • 化膿性髄膜炎のなかで急性の経過をたどるもの?:急性化膿性髄膜炎
  • ここでは、化膿性髄膜炎に統一する。

限局性化膿性髄膜炎」

  [★]

localized purulent meningitis
化膿性髄膜炎


髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試




髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜



化膿」

  [★]

purulence, suppuration
purulenta
化膿性炎 purulent inflammation


化膿性」

  [★]

purulentsuppurativepyogenicpyogenes
化膿膿性


炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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