スルホニル尿素薬

出典: meddic

sulfonylurea SU
スルホニル尿素SU薬スルホニルウレアスルホニル尿素剤スルホニル尿素系薬剤

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和文文献

  • 疫学 1年間に救急搬送された低血糖症例の臨床的背景についての検討
  • 工藤 貴徳,森山 貴子,柿崎 善史 [他]
  • 糖尿病 55(5), 316-321, 2012-05
  • NAID 40019347748
  • スルホニル尿素薬(SU薬) (新臨床糖尿病学(上)糖尿病学の最新動向) -- (糖尿病の予防・管理・治療)
  • 小林 和人,島野 仁
  • 日本臨床 70(-) (1020(増刊3)), 602-607, 2012-05
  • NAID 40019324616

関連リンク

スルホニル尿素薬(SU薬) 糖尿病内服治療薬の中では、最も多く使用されている薬です。 SU(エスユー)薬は、インスリンを合成する膵臓のβ細胞に働き、インスリンの分泌を促進させる薬です。また、末梢の筋肉でのブドウ糖利用を ...
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 とスルホニル尿素薬との比較スルホニル尿素薬(SU薬)スルホニル尿素薬(SU剤)の作用 スルホニル尿素薬(SU) スルホニル尿素薬(SU剤スルホニル尿素薬の種類


★リンクテーブル★
国試過去問107E059」「108I067」「107F023」「108C028」「106I060」「107D047」「103A033」「103A010」「101F064」「104C013
リンク元経口血糖降下薬」「sulfonylurea」「SU薬」「スルホニル尿素」「スルホニルウレア
関連記事尿素」「」「スルホ

107E059」

  [★]

  • 次の文を読み、58~60の問いに答えよ。
  • 79歳の男性。ふらつきを主訴に来院した。
  • 現病歴:3年前に妻を亡くし、1人暮らし。隣県に住む娘が時々様子を見に来ており、数か月前から物忘れが目立ち、残薬も多いことに気づいたが、主治医には知らせていなかった。食事は給食サービスを受けていたが、服薬管理など生活上の問題を心配した娘が、2週前に老人ホームに入居させた。以後は介護職員が薬を管理している。約1週前から起立時や歩行時にふらつきを自覚するようになり、心配した職員に付き添われて受診した。
  • 既往歴:60歳で高血圧症と糖尿病とを指摘され、1年前から利尿薬、β遮断薬、抗血小板薬、スルホニル尿素薬およびアンジオテンシン変換酵素阻害薬を処方されている。この1年間処方内容は変更されていない。
  • 家族歴:父親が脳卒中のため65歳で死亡。
  • 現症:意識は清明。身長165cm、体重67kg。体温35.8℃。脈拍36/分。血圧128/64mmHg。呼吸数16/分。口腔内は湿潤している。心雑音を聴取しない。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢の筋力は保たれており、浮腫を認めない。腱反射に異常はない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球407万、Hb 12.4g/dl、Ht 38%、白血球6,800、血小板18万。血液生化学所見:随時血糖126mg/dl、HbA1c(NGSP)6.5%(基準4.6~6.2)、総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素18mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、AST 38IU/l、ALT 32IU/l、Na 135mEq/l、K 4.6mEq/l、Cl108mEq/l。CRP 0.3mg/dl。心電図(別冊No.8)を別に示す。
  • 服用している薬剤でこの心電図異常の原因となるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107E058]←[国試_107]→[107E060

108I067」

  [★]

  • 58歳の男性。倦怠感と歩行時の息切れとを主訴に来院した。 20年前に糖尿病を指摘されたが治療は受けていない。 5年前から蛋白尿、 2年前から高血圧を認めていた。母親が糖尿病である。意識は清明。身長 170 cm、体重 68 kg。脈拍 96/分、整。血圧 168/96 mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。 II /VIの収縮期心雑音を認める。両側の下胸部に coarse cracklesを聴取する。下腿に浮腫を認める。尿所見:蛋白 2+、糖 (-)、沈渣に赤血球 1~ 4 / 1視野。血液所見:赤血球 270万、 Hb 8.0 g/dl、Ht 25%、白血球 7,200、血小板 12万。血液生化学所見:総蛋白 6.4 g/dl、アルブミン 3.2 g/dl、フェリチン 85 ng/ml(基準 20~120)、尿素窒素 58 mg/dl、クレアチニン 5.1 mg/dl、尿酸 9.5 mg/dl、空腹時血糖 140 mg/dl、HbA1c(NGSP) 7.2% (基準 4.6~6.2)、総コレステロール 190 mg/dl、Na 140 mEq/l、K 5.5 mEq/l、Cl 111 mEq/l、Ca 8.0 mg/dl、 P 5.5 mg/dl、Fe 80μg/dl、総鉄結合能〈TIBC〉300 μg/dl(基準 290~390)。動脈血ガ-ス分析 ( room air): pH 7.34、PaCO2 35 Torr、PaO2 92 Torr、HCO3 16.5 mEq/l。腹部超音波検査で両腎の大きさは正常である。
  • この患者に対する治療薬として適切でないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108I066]←[国試_108]→[108I068

107F023」

  [★]

  • 36歳の男性。会社の健康診断で初めて異常値を指摘されて来院した。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。間食が多く、夜は外食が多い。運動は特にしていない。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。父親が高血圧症、脂質異常症および糖尿病のため治療中である。身長170cm、体重81kg、腹囲96cm。脈拍80/分、整。血圧138/82mmHg。肥満以外に身体診察で異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液生化学所見:空腹時血糖103mg/dl、HbA1c(NGSP)6.3%(基準4.6~6.2)、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl、トリグリセリド183mg/dl、HDLコレステロール35mg/dl、LDLコレステロール152mg/dl、AST 32IU/l、ALT 30IU/l、γ-GTP 46IU/l(基準8~50)。
  • まず行う対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107F022]←[国試_107]→[107F024

108C028」

  [★]

  • 次の文を読み、 28、 29の問いに答えよ。
  • 73歳の男性。意識障害のため搬入された。
  • 現病歴:今朝起きてこないので、妻が様子を見に行ったところ反応がなかったため救急車を要請した。昨晩までは特に普段と変わらなかったという。
  • 既往歴: 20年来の糖尿病高血圧症スルホニル尿素薬アンジオテンシン変換酵素阻害薬ACE〉を服用中。
  • 生活歴: 71歳の妻と 2人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
  • 家族歴:父親が脳梗塞。
  • 現症:呼びかけに反応なく、痛み刺激に対して開眼や払いのけるような動作はなく、わずかに顔をしかめる。身長 165 cm、体重 62 kg。体温 37.0℃。心拍数 98/分、整。血圧 102/70 mmHg。呼吸数 20/分。 SpO2 100%(マスク 3 l/分酸素投与下 )。瞳孔径は両側 3 mmで対光反射は正常である。
  • この患者の意識レベルは JCSでどれか。
  • a II-20
  • b II-30
  • c III-100
  • d III-200
  • e III-300


[正答]


※国試ナビ4※ 108C027]←[国試_108]→[108C029

106I060」

  [★]

  • 23歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。 2週前から著明な口渇多飲および多尿をきたした。数日前から全身倦怠感が出現し、改善しないため受診した。意識は清明。身長158cm、体重45kg。体温36.7℃。脈拍116/分、整。血圧92/64mmHg。呼吸数28/分。 SpO2 98%(roomair)。皮膚のツルゴールは低下している。尿ケトン体3 +。血液生化学所見:随時血糖385mg/dL、 HbA1c10.4%(基準4.3-5.8)、尿素窒素30mg/dL、クレアチニン1.3mg/dL、 Na133mEq/L、 K4.9mEq/L、 Cl96mEq/L。動脈血ガス分析(自発呼吸、 room air) : pH7.26、 PaCO2 16Torr、 PaO2 105 Torr、 HCO3- 7mEq/L。
  • 現時点の対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106I059]←[国試_106]→[106I061

107D047」

  [★]

  • 32歳の女性。挙児希望のため不妊外来を受診し、その後内科外来へ紹介された。現在妊娠していない。18歳で糖尿病と診断されたがそのままにしていた。身長154cm、体重62kg。尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。血液生化学所見:血清インスリン8.7μU/ml(基準5~15)、抗GAD抗体0.6U/ml(基準1.5以下)、尿中アルブミン排泄量8.6mg/gCr(基準30未満)。随時血糖208mg/dl、HbA1c(NGSP)7.8%(基準4.6~6.2)。眼底検査で網膜黄斑部に点状出血を認める。
  • まず行うべき治療はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107D046]←[国試_107]→[107D048

103A033」

  [★]

  • 25歳の女性。妊娠28週の妊婦健康診査で、初めて血糖高値を指摘され来院した。母親が糖尿病である。身長156cm、体重60kg。尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。食後2時間血糖172mg/dl、HbA1c 6.8%。眼底に異常を認めない。
  • 治療薬として適切なのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103A032]←[国試_103]→[103A034

103A010」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 103A009]←[国試_103]→[103A011

101F064」

  [★]

  • 薬剤と主な副作用の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F063]←[国試_101]→[101F065

104C013」

  [★]

  • 高齢男性で尿閉をきたす可能性があるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104C012]←[国試_104]→[104C014

経口血糖降下薬」

  [★]

oral hypoglycemic agent OHA
経口血糖下降薬 oral antidiabetic経口血糖降下剤経口糖尿病薬
糖尿病治療薬糖尿病


新規

経口血糖降下薬の比較

  名称 一般名 主な特徴 適応 副作用 空腹時
血糖改善
食後
過血糖改善
低血糖の
少なさ
肥満者に
使いやすい
他の
リスク
ファクター
改善
膵β細胞を
疲弊させない
インスリン分泌促進薬 スルホニル尿素薬
(SU薬)
グリベンクラミド
グリクラジド
グリメピリド
・インスリン追加分泌・基礎分泌上昇
・食後血糖の選択的低下は期待できない
・空腹時高血糖が顕著
・非肥満がよい適応
(肥満にはグリメピリド)
・低血糖
・肝障害
・腎障害
・白血球減少
・貧血
++
フェニルアラニン誘導体
(速効型インスリン分泌促進薬)
ナテグリニド
メチグリニド
・食後のインスリン追加分泌上昇
・インスリン分泌パターンの改善
・SU薬に比べ低血糖を来しにくい
・食後高血糖が顕著
(軽症2型糖尿病)
-~+ ++ -~+ -~+
インスリン抵抗性改善薬 チアゾリジン誘導体 ピオグリタゾン ・脂肪細胞のインスリン抵抗性惹起物質分泌を抑制
・その他
 ・肝臓・筋のインスリン抵抗性改善
 ・肝臓の糖新生抑制
・インスリン抵抗性を呈す
(肥満2型糖尿病)
・肝機能障害
・浮腫
・心不全
・貧血
+~++ ++ ++
  ビグアナイド薬
(BG薬)
メトホルミン
ブホルミン
・肝臓:糖新生抑制による糖放出率抑制
・小腸:糖吸収抑制
・筋・脂肪組織:糖取り込み増加・インスリン抵抗性改善
乳酸アシドーシス
(嫌気性解糖の亢進による)
++
糖吸収調節薬 α-グルコシダーゼ阻害薬
(α-GI)
アカルボース
ボグリボース
・食後の急激な血糖上昇を抑制
(高血糖刺激によるインスリン分泌も抑制)
・食後高血糖 ・消化器症状(腹部膨満・放屁・下痢など)
・低血糖
・肝機能障害
-~+ ++

経口血糖降下薬一覧

sulfonylurea」

  [★] スルホニル尿素スルホニルウレアスルホニル尿素系薬剤スルホニル尿素薬スルホニル尿素剤、((俗))SU薬

  • ATP感受性K+チャネル阻害によりインスリンを分泌させる抗糖尿病薬

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「antidiabetic consisting of any of several drugs that reduce the level of glucose in the blood; used to treat diabetes mellitus」


SU薬」

  [★]

sulfonylurea
スルホニル尿素スルホニルウレアスルホニル尿素剤スルホニル尿素薬スルホニル尿素系薬剤


スルホニル尿素」

  [★]

sulfonylurea
SU薬スルホニルウレアスルホニル尿素剤スルホニル尿素薬スルホニル尿素系薬剤


スルホニルウレア」

  [★]

sulfonylurea
スルホニル尿素SU薬スルホニル尿素剤スルホニル尿素薬スルホニル尿素系薬剤


尿素」

  [★]

urea
カルバミド carbamideウレア
アセチロールイソジンシュガーパスタウリモックスウレアウレパールカフコデN配合ケラチナミンケラベンスコンベルビーノルニチカミンパスタロンパステルハップ ビタルファピロニックプラチアミンブロバリンブロムワレリル尿素 ベギンユービットワイドコール
尿素クリアランスウレアーゼ
  • 溶解度 700g/L

O=C(NH2)2

腎臓

  • 多くの組織では浸透圧物質として無効であるが、腎臓のネフロンの多くの部位では有効な浸透圧物質である (文献名不明 p.373)
  • 再吸収:近位尿細管、集合管(ADH作用時)
  • 分泌 :ヘンレプールの細い部分
  • GFRが低下すると血中尿素濃度と血中クレアチン濃度は上昇し、GFRが正常の1/3-1/4になると顕著となる。

腎髄質での尿濃縮機構

  • 腎臓における尿の濃縮は(1)腎髄質の浸透圧勾配(NaCl尿素が形成)と(2)集合管による水透過性に支配されている。
  • 尿素が腎髄質の浸透圧勾配に重要な役割を果たしている。
  • シスプラチンは尿素サイクルを抑制し、尿濃縮機構を障害する。


臨床関連

  • GFRが低下して血中に窒素化合物が蓄積している状態




薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品


スルホ」

  [★]

sulfo
スルフォ




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