- 英
- meconium aspiration
- 関
- 胎便吸引症候群
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Japanese Journal
- CTによるAutopsy imagingが死因検索に有用であった新生児呼吸障害の一例
- 楊井 章紀 [他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 86(2), 69-74, 2011-06-25
- … 羊水混濁と呼吸障害から胎便吸引症候群を疑ったが、気管内挿管困難であった。 …
- NAID 110008620335
- 症例 一絨毛膜二羊膜双胎の一児死亡後に自然隔膜破綻,臍帯相互巻絡,および重症の胎便吸引症候群を発症した1症例
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- 胎便吸引症候群とはどんな病気か. 胎便を肺に吸い込むことで気管支が閉塞され、呼吸 障害を起こす病気です。 原因は何か. 子宮内で胎児が仮死に陥ると、腸の蠕動( ぜんどう)運動が一時的に活発になり同時に肛門括約筋が緩(ゆる)みます。そのために 胎便が ...
- 2009年1月31日 ... 胎便吸引症候群(meconium aspiration syndrome;MAS)とは、胎児が胎便で汚染され た羊水を気道に吸引することにより起こる呼吸障害を指します。通常、胎児は子宮内 では胎便を排泄しませんが、高度の低酸素症に曝されると羊水腔への ...
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- 英
- meconium aspiration syndrome MAS
- 関
- 胎便吸引、胎便
概念
- 胎便の肺内への吸引による生じる呼吸障害である。胎児が子宮内で低酸素状態に暴露されることで胎便が排泄され、またあえぎ呼吸が引き起こされ胎便を吸引して生じる。低酸素状態に対する反応性は早産児では発達していないため、正期産児、特に過期産児に多く見られる。 (SPE.102)
病因
病型
疫学
病態
- → 腸蠕動の亢進、肛門括約筋の弛緩 → 羊水内排便
- → あえぎ呼吸 → 胎便の気管内への吸引 → 胎便による肺サーファクタントの不活性化・気道の閉塞と炎症 → 無気肺・肺気腫
症状
合併症
- air leak(気胸、気縦隔など), 新生児遷延性高血圧症 PPHN
検査
胸部X線写真
呼吸窮迫症候群
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肺胞の拡張不全、網状顆粒状陰影、気管支透亮像、すりガラス状陰影
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一過性多呼吸
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肺野全体の透亮像低下(呼吸窮迫症候群より軽度)、肺尖部の高透過性
|
胎便吸引症候群
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胎便による全肺野の炎症像(斑状、まだら状の不透亮像)
|
診断
治療
予後
予防
[★]
- 英
- meconium
概念
- 胎児や出生後まもない新生児から排泄される便。
- ほとんどの場合、出生12時間以内に見られる。
胎便に含まれるもの
- NGY.283
- 嚥下した羊水中のうぶ毛、胎脂、上皮細胞などの未消化物、消化管分泌物、胆汁
消化器の発生との関連
- 妊娠3ヶ月末から羊水嚥下運動が見られ、妊娠8ヶ月頃には消化器機能はほぼ完成。(NGY.283)
- 妊娠10週には消化管の蠕動が開始され、妊娠20週頃には胎便を生成する。(QB.P-190)
臨床関連
[★]
- 英
- suction, vacuum, aspiration, inhalation