- 英
- reviparin
- 関
- レビパリンナトリウム reviparin sodium
- 英
- reviparin sodium
- 商
- クリバリン、ローモリン
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Japanese Journal
- ダルテパリンナトリウム,パルナパリンナトリウム,レビパリンナトリウム,ヘパリンカルシウム,ヘパリンナトリウム(注射剤)(静脈内留置ルート内の血液凝固の防止の効能を有しない製剤),ヘパリンナトリウム(注射剤)(静脈内留置ルート内の血液凝固の防止の効能を有する製剤) (医薬品・医療機器等安全性情報(No.224)) -- (重要な副作用等に関する情報)
- 低分子ヘパリン : レビパリンナトリウム (KM-311) の臨床第I相試験-第1報-
- 慢性腎不全患者の血液透析時体外循環における抗凝固薬 KM-311(一般名:レビパリンナトリウム)の臨床評価
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
クリバリン透析用1000単位/mLバイアル5mL
組成
有効成分の名称・含量
- 1バイアル (5mL) 中
レビパリンナトリウム5,000国際単位 (抗第Xa因子活性)
添加物
禁忌
- 本剤の成分又はヘパリン,他の低分子量ヘパリンに対し過敏症の既往歴のある患者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人〔「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照〕
効能または効果
- 血液体外循環時の灌流血液の凝固防止 (血液透析)
- 本剤を直接又は生理食塩液により希釈して投与する.
出血性病変又は出血傾向を有しない患者の場合1)
- 通常,成人には体外循環開始時,レビパリンナトリウムとして16国際単位/kgを体外循環路内に単回投与し,体外循環開始後は毎時8国際単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する.なお,体外循環路内の血液凝固状況などに応じ適宜増減する.
出血性病変又は出血傾向を有する患者の場合2)
- 通常,成人には体外循環開始時,レビパリンナトリウムとして13〜16国際単位/kgを体外循環路内に単回投与し,体外循環開始後は毎時7〜8国際単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する.なお,体外循環路内の血液凝固状況などに応じ適宜増減する.
重大な副作用
出血
(0.96%)
- 消化管出血等の重篤な出血があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には本剤を減量又は中止するなど,適切な処置を行うこと.
血栓症 (シャント閉塞を含む)
(0.10%)
- ヘパリン起因性血小板減少症 (HIT) 等,血小板減少を伴う血栓症があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと.
血小板減少
(0.53%)
- 血小板減少があらわれることがあるので,血小板数を測定し,異常が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと.
,*ショック,アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- ショック,アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,血圧低下,呼吸困難,蕁麻疹,嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
抗凝血作用
- 本剤は,ヒト血漿において活性化部分トロンボプラスチン時間,トロンビン時間及び第Xa因子凝固時間を用量依存的に延長した (in vitro ).
実験的透析モデルにおける抗凝血作用7)
- 本剤は,イヌでの実験的透析モデルにおいて回路内圧の上昇を用量依存的に抑制した.このとき血漿中抗第Xa因子活性は未分画ヘパリンとほぼ同程度であったが,活性化部分トロンボプラスチン時間及び出血時間の延長は軽度であった.
作用機序
- 本剤は,アンチトロンビンIIIとの複合体を形成することにより,抗凝血作用を発現する.その作用は,未分画ヘパリンに比し,血液凝固第IIa因子よりも血液凝固第Xa因子への選択性が高く,活性化部分トロンボプラスチン時間の延長が軽度である.
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- レビパリンナトリウム reviparin sodium (JAN)
- 白色の粉末で,水に溶けやすく,吸湿性である.
★リンクテーブル★
[★]
レビパリン
- 関
- reviparin sodium
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3