- 英
- benproperine
- 化
- リン酸ベンプロペリン benproperine phosphate
- 商
- フラベリック
- 関
- ベンプロペリン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フラベリック錠20mg
組成
有効成分
- ベンプロペリンリン酸塩26.4mg(ベンプロペリンとして20.0mg)
添加物
- 軽質無水ケイ酸、乳糖水和物、リン酸水素カルシウム水和物、カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール、酸化チタン、タルク、アミノアルキルメタクリレートコポリマーE、中鎖脂肪酸トリグリセリド、カルナウバロウ
禁忌
効能または効果
- 下記疾患に伴う咳嗽
- 感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)
- ベンプロペリンとして、通常成人1回20mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 本剤をかみくだくと口腔内にしびれ感を来すので、かまずに嚥下させること。
薬効薬理
- ベンプロペリンリン酸塩は、イヌ、ネコ、ウサギ、モルモットにおける実験では主として咳中枢興奮性の低下、一部は肺伸張受容器からのインパルスの低下及び気管支筋弛緩により鎮咳作用を示す1)。
ベンプロペリンリン酸塩は、イヌ及びペントバルビタール麻酔ネコの気管支分岐部の機械的刺激による咳反射を抑制する。この抑制効果はリン酸コデインと同等ないしそれ以上である1)。
ベンプロペリンリン酸塩は、ペントバルビタール麻酔ネコ、ウレタン麻酔モルモットにおいて伸張受容器からのインパルスを明らかに抑制する傾向が認められており、また、ウレタン麻酔ウサギにおける実験ではパパベリンと類似の気管支筋収縮緩解作用を示す1)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ベンプロペリンリン酸塩(benproperine phosphate)
化学名
- 1-(2-benzylphenoxy)-2-piperidinopropane phosphate
分子式
分子量
融点
性状
- ベンプロペリンリン酸塩は白色の結晶性の粉末で、特異なにおいがある。メタノール又は氷酢酸に溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール、ジクロルメタン又はジオキサンにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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ベンプロペリン
- 関
- benproperine phosphate
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- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
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- 英
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