- 英
 
- pro-opiomelanocortin proopiomelanocortin, POMC
 
- 同
 
- プロコルチコトロピン・エンドルフィン procorticotropin-endorphin
 
- 関
 
- pro-opiomelanocortin peptide family, POMC peptide family
 
参考
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/protein/114319045?report=genbank&log$=protalign&blast_rank=1&RID=P0TED5HH01N
 
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/09/25 15:57:54」(JST)
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この項目「プロオピオメラノコルチン」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Proopiomelanocortin&oldid=492117162 英語版 "Proopiomelanocortin" 01:07, 12 May 2012) 
修正、加筆に協力し、現在の表現をより原文に近づけて下さる方を求めています。ノートページや履歴も参照してください。(2012年6月) | 
| プロオピオメラノコルチン(副腎皮質刺激ホルモン/ β-リポトロピン/ α-メラノサイト刺激ホルモン/ β-メラノサイト刺激ホルモン/ β-エンドルフィン) | 
 
| 識別記号 | 
 
| 記号(英語版) | 
POMC; LPH; MSH; ACTH; CLIP; NPP; POC | 
 
| その他ID | 
OMIM(英語版): 176830 MGI(英語版): 97742 HomoloGene(英語版): 723 GeneCards: POMC Gene | 
 
| 遺伝子オントロジー | 
 
| 分子機能 | 
• hormone activity
  | 
 
| 細胞の構成要素 | 
• extracellular region 
• soluble fraction
  | 
 
| 生物学的プロセス | 
• generation of precursor metabolites and energy 
• signal transduction 
• neuropeptide signaling pathway 
• cell-cell signaling 
 
• blood pressure regulation
  | 
 
| 出典: Amigo / EGO | 
 
 
 | 
 
| RNA発現パターン | 
 
 | 
 
| その他参照発現データ | 
 
| オルソログ | 
 
| 種 | 
ヒト | 
マウス | 
 | 
 
| Entrez(英語版) | 
5443 | 
18976 | 
 | 
 
| Ensembl(英語版) | 
ENSG00000115138 | 
ENSMUSG00000020660 | 
 | 
 
| UniProt(英語版) | 
P01189 | 
P01193 | 
 | 
 
| RefSeq (mRNA) | 
NM_000939 | 
NM_008895 | 
 | 
 
| RefSeq (protein) | 
NP_000930 | 
NP_032921 | 
 | 
 
| Location (UCSC) | 
Chr 2: 
25.24 - 25.25 Mb | 
Chr 12: 
3.95 - 3.96 Mb | 
 | 
 
| PubMed search | 
[1] | 
[2] | 
 | 
 
 
 | 
| POMCの切断 | 
 
| POMC | 
 
|   | 
  | 
  | 
 
| γ-MSH | 
ACTH | 
β-lipotropin | 
 
|   | 
  | 
  | 
  | 
  | 
 
|   | 
α-MSH | 
CLIP | 
γ-lipotropin | 
β-エンドルフィン | 
 
|   | 
  | 
  | 
  | 
 
|   | 
  | 
β-MSH | 
  | 
 
 
 | 
| Opioids neuropeptide | 
 
| 識別子 | 
 
| 略号 | 
Op_neuropeptide | 
 
| Pfam | 
PF08035 | 
 
| InterPro | 
IPR013532 | 
 
| PROSITE | 
PDOC00964 | 
 
| 利用可能な蛋白質構造: | 
 
| Pfam | 
structures | 
 
| PDB | 
RCSB PDB; PDBe; PDBj | 
 
| PDBsum | 
structure summary | 
 
 
 | 
 
 
 | 
プロオピオメラノコルチン(英: Pro-opiomelanocortin, POMC)は、241個のアミノ酸残基からなるポリペプチド前駆体。285個のアミノ酸残基からなるポリペプチドのプレプロオピオメラノコルチン(pre-POMC)から作られる。pre-POMCの翻訳後プロセッシングにて44個のアミノ酸残基のシグナルペプチド配列が切除されPOMCとなる。POMC遺伝子は、2p23.3 染色体に位置する。
目次
- 1 POMC産生
 
- 2 翻訳後プロセッシング
 
- 3 関連項目
 
- 4 脚注
 
 
POMC産生
POMCは次の組織で産生されるが、主に産生されるのは下垂体の前葉と中葉である。
- 脳下垂体前葉の副腎皮質刺激ホルモン産生細胞
 
- 下垂体中葉のメラニン細胞刺激ホルモン産生細胞
 
- 視床下部弓状核にある約3000個の神経細胞[1]
 
- 視床下部背内側核および脳幹にある少数の細胞
 
- 皮膚のメラニン細胞
 
翻訳後プロセッシング
- 右図(POMCの切断)を参照
 
pre-POMCは、スブチリシン(英)様プロホルモン変換酵素による切断を経由して組織特異的な翻訳後プロセッシングを受ける。 POMCのプロセッシングにはグリコシル化、アセチル化、タンパク質分解性の切断がある。ただし、タンパク質分解酵素が切断する箇所は組織特異的である。
例えば、POMCが下垂体前葉の副腎皮質刺激ホルモン産生細胞において産生されると、4ヶ所切断されて副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)とβ-リポトロピン(英)となる。
POMC内には、この他に少なくとも8つの切断可能な箇所があり、組織や変換酵素によって次に示す最大10の活性ペプチドが産生されうる。
- N-Terminal Peptide of Proopiomelanocortin(英) (NPP, or pro-γ-MSH)
 
- γ-メラニン細胞刺激ホルモン (γ-MSH)
 
- 副腎皮質刺激ホルモン (ACTH)
 
- α-メラニン細胞刺激ホルモン (α-MSH)
 
- Corticotropin-like Intermediate Peptide(英) (CLIP)
 
- β-リポトロピン(英) (β-LPH)
 
- γ-リポトロピン(英) (γ-LPH)
 
- β-メラニン細胞刺激ホルモン (β-MSH)
 
- β-エンドルフィン
 
- メチオニン-エンケファリン
 
切断箇所は、Arg-Lys, Lys-Arg あるいは Lys-Lys配列からなり、POMCペプチドのプロセッシングを行う酵素には、
- プロホルモン変換酵素1(英) (PC1)
 
- プロホルモン変換酵素2(英) (PC2)
 
- Carboxypeptidase E (英)(CPE)
 
- peptidyl α-amidating monooxygenase(英) (PAM)
 
- N-acetyltrasferase(英) (N-AT)
 
- prolylcarboxypeptidase(英) (PRCP)
 
がある。
関連項目
- Melanocortin(英)
 
- Afamelanotide(英)
 
- Melanotan II(英)
 
脚注
- ^ Cowley et al, Leptin activates anorexigenic POMC neurons through a neural network in the arcuate nucleus, Nature. 2001 May 24;411(6836):480-4.
 
 
 
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- Nesfatin-1の摂食抑制神経経路およびストレス,循環,生殖における役割
 
- 前島 裕子,Sedbazar Udval,岩崎 有作,高野 英介,矢田 俊彦
 
- 日本薬理学雑誌 137(4), 162-165, 2011
 
- … ているが,特に視床下部室傍核のnesfatin-1が生理的な摂食制御に関与しており,室傍核においてnesfatin-1はオキシトシンニューロンの活性化と分泌を促し,オキシトシンはその投射先の延髄の孤束核プロオピオメラノコルチン(POMC)ニューロンを介して摂食を抑制することが明らかになった.この室傍核nesfatin-1/oxytocin→脳幹POMC系はレプチン抵抗性の動物においても正常に作動することから,レプチン抵抗性を呈する場合 …
 
- NAID 130000654873
 
- マウス下垂体におけるプロオピオメラノコルチン遺伝子の発現制御
 
- 村上 逸雄,竹内 栄,高橋 純夫
 
- 岡山実験動物研究会報 24, 16-18, 2007-12
 
- マウス下垂体前葉のACTH産生細胞では、CRH-R1を発現していた。POMC遺伝子プロモーターのTpit/PitxRE配列は、POMC遺伝子の転写活性を維持するのに重要であることを明らかにした。
 
- NAID 120002310804
 
- エネルギー代謝調節機構とその関与 レプチンによる食欲・摂食調節 (メタボリックシンドローム--病因解明と予防・治療の最新戦略) -- (発症機序)
 
Related Links
- この項目「プロオピオメラノコルチン」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:http://en.wikipedia.org/w/index.php?title ...
 
- 栄養・生化学辞典 - プロオピオメラノコルチンの用語解説 - 副腎皮質刺激ホルモン-βリポトロピン前駆体ともいう.下図の構造をした下垂体前葉で作られる分子量310kの糖タンパク質で,翻訳後のプロセッシングにより副腎皮質刺激 ...
 
- I.ラットやマウスにおけるメラノコルチンシステムの解析 α-メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH),β-MSH, γ-MSHおよび副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は,プロオピオメラノコルチン(POMC)を前駆体とするホルモンで,メラノコルチンと総称 ...
 
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★リンクテーブル★
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- 英
 
- melanocyte-stimulating hormone melanocyte stimulating hormone, MSH
 
- 同
 
- メラノトロピン melanotropin
 
- 関
 
  [★]
- 英
 
- beta-lipotropin, β-LPH
 
- 関
 
- リポトロピン、
 
  [★]
プロオピオメラノコルチン
  [★]
プロオピオメラノコルチン
  [★]
プロオピオメラノコルチン
  [★]
- 英
 
- rutin
 
- 同
 
- ルトシド rutoside
 
- 関
 
- ビタミンP
 
  [★]
- 英
 
- pro