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Japanese Journal
- 初診または不定期受診の気管支喘息患者に対するブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物吸入剤(シムビコート タービュヘイラー)の有用性
- 使用実態下におけるブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物収入剤(シムビコート タービュヘイラー)の安全性と有効性の検討--使用成績調査の中間解析結果の報告
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- フマル酸ケトチフェン(ケトチフェンフマル酸塩)製剤(商品名:ザジテン)(1983年発売). フマル酸ケトチフェン製剤は、医療用医薬品のみならず、一般用医薬品(スイッチOTC) として市販されている。例としては、. ザジテンAL点鼻スプレー(ノバルティスファーマ) ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ザジテンカプセル1mg
組成
成分・含量
- 1カプセル中ケトチフェンフマル酸塩(日局)1.38mg
(ケトチフェンとして1mg)
添加物
- 無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、D-マンニトール
カプセル本体にゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、酸化チタン含有
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- *てんかん又はその既往歴のある患者〔痙攣閾値を低下させることがある。〕
効能または効果
- 気管支喘息
アレルギー性鼻炎
蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症
- 通常、成人にはケトチフェンとして1回1mg(1カプセル)を1日2回、朝食後及び就寝前に経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
慎重投与
- *てんかんを除く痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者〔痙攣閾値を低下させることがある。〕(【禁忌】の項参照)
重大な副作用
痙攣、興奮
(頻度不明)
- 痙攣、興奮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと(乳児、幼児では特に注意すること)。
肝機能障害、黄疸
(頻度不明)
- AST(GOT)、ALT(GPT)、ALP、LDH、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ケトチフェンはケミカルメディエーター遊離抑制に基づく抗アナフィラキシー作用及び抗ヒスタミン作用を有し、かつ、気道及び鼻粘膜等の組織の過敏性を減弱させる。更に、PAF(血小板活性化因子)による気道の反応性亢進を抑制し、好酸球に対する作用を有する。
抗アナフィラキシー作用
- ケトチフェンはPCA(受動的皮膚アナフィラキシー)反応、実験的気管支喘息モデルにおけるアナフィラキシー反応を抑制する(ラット)。10)
ヒスタミン及びSRS-A等ケミカルメディエーターの遊離を抑制する(ラット腹腔・皮膚肥満細胞10,11)、ヒト白血球中好塩基球・好中球12,13)、ヒト肺14)in vitro)。また、抗SRS-A作用を有する(モルモット気管支筋in vivo、回腸in vitro)。13,14)
抗ヒスタミン作用
- ケトチフェンはヒスタミンによる気管支収縮(モルモット)、血管透過性亢進、皮膚反応(ラット)等を抑制する。10)
PAF(血小板活性化因子)による気道反応の抑制
- ケトチフェンはPAFによる気管支収縮、気道反応性亢進を抑制する(モルモット)。15,16)
好酸球に対する作用
- 抗原及びPAFによる好酸球の肺への集積を防止する(モルモット16)、ヒヒ17))。
アレルギー性疾患患者においてケトチフェンは抗原刺激による好酸球の脱顆粒を防止する(in vitro)。18)
ケトチフェンはアレルギー性疾患患者の末梢血好酸球を減少させる。19〜21)
また、臨床症状の改善に伴って低比重好酸球比率の減少がみられる。19)
誘発試験による過敏反応の抑制
- アレルギー性疾患患者において、ケトチフェンは抗原誘発による気道、鼻粘膜、皮膚等の過敏反応を抑制する。22〜26)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ケトチフェンフマル酸塩(Ketotifen Fumarate)
化学名
- 4-(1-Methylpiperidin-4-ylidene)-4H-benzo[4,5]cyclohepta[1,2-b]thiophen-10(9H)-one monofumarate
分子式
分子量
性状
- 白色〜淡黄白色の結晶性の粉末である。メタノール又は酢酸(100)にやや溶けにくく、水、エタノール(99.5)又は無水酢酸に溶けにくい。
融 点:約190℃(分解)
分配係数
★リンクテーブル★
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フマル酸、フマル酸塩、フマル酸エステル
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- オデフシィ配合、ゲンボイヤ配合、シムツーザ配合、デシコビ配合、ビクタルビ配合、ベムリディ
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