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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/19 10:01:29」(JST)
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チオグリコール酸[1] |
|
|
|
別称
Acetyl mercaptan
Mercaptoacetate
Mercaptoacetic acid
Thioglycolic acid
Thiovanic acid [2]
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
68-11-1 |
PubChem |
1133 |
ChemSpider |
1101 |
UNII |
7857H94KHM |
KEGG |
C02086 |
ChEBI |
CHEBI:30065 |
ChEMBL |
CHEMBL116455 |
|
- InChI=1S/C2H4O2S/c3-2(4)1-5/h5H,1H2,(H,3,4)
Key: CWERGRDVMFNCDR-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/C2H4O2S/c3-2(4)1-5/h5H,1H2,(H,3,4)
Key: CWERGRDVMFNCDR-UHFFFAOYAP
|
特性 |
化学式 |
C2H4O2S |
モル質量 |
92.12 g mol−1 |
密度 |
1.32 g/cm3 |
融点 |
-16 °C, 257 K, 3 °F
|
沸点 |
96 °C at 5 mmHg
|
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
チオグリコール酸(チオグリコールさん、thioglycolic acid、TGA)とは、別名メルカプト酢酸とも呼ばれている酸の一種で、激しい悪臭と刺激臭を示す無色の液体。空気中で容易に酸化してジスルフィド(HO2CH2S-SCH2CO2H)を形成する。
用途
ナトリウムやカルシウムとの塩にして脱毛剤として使用されている。TGAのアンモニウム塩は、パーマネントウエーブに使われる。TGAとチオグリコール酸アンモニウムが、髪のジスルフィド結合を分解することによってパーマを作っている。また、皮革製品の脱毛処理にも使わる。
化学分野では塩化ビニルの合成に使われる。TGAはふつうジアニオンであるため金属イオンと錯体を作りやすい。現在、鉄、モリブデン、銀そしてスズとの錯体が知られている。
参考文献
- ^ Merck Index, 11th Edition, 9265
- ^ CDC - NIOSH Pocket Guide to Chemical Hazards
関連項目
- チオグリコール酸アンモニウム
- チオグリコール酸モノエタノールアミン
- グリコール酸
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- パーマネントウェーブ処理におけるチオグリコール酸還元後の水洗による毛髪内ジスルフィド架橋の再生機構
- 鈴田 和之,濱田 州博,新井 幸三
- 繊維学会誌 71(2), 112-120, 2015
- Permanent waving is important process to set hair configuration for the maintenance of wanted hairstyle. This process consists of scission of disulfide (SS) cross-links in hair keratin by reduction, w …
- NAID 130004746719
- チオグリコール酸リグニン法によるリグニンの迅速定量
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
メタボリン注射液50mg
組成
容量
1管中の有効成分
添加物
禁忌
効能または効果
- ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
- ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
- ウェルニッケ脳炎
- 脚気衝心
- 下記疾患のうちビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
- ●神経痛
- ●筋肉痛、関節痛
- ●末梢神経炎、末梢神経麻痺
- ●心筋代謝障害
- 5.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
- チアミン塩化物塩酸塩として、通常、成人1日1〜50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
重大な副作用
- ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- チアミンは、ATP存在下にthiamine diphosphateに変換し、生理作用をあらわす。
すなわち、糖質、蛋白質、脂質代謝において、また、TCAサイクルの関門として重要な位置を占めるピルビン酸の脱炭酸反応や、TCAサイクル内の反応であるα-ケトグルタール酸の脱炭酸反応に関与している。
更に、トランスケトラーゼの補酵素として5炭糖リン酸回路での糖代謝、核酸代謝に関与している。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- チアミン塩化物塩酸塩(Thiamine Chloride Hydrochloride)〔JAN〕
化学名
- 3-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium chloride monohydrochloride
分子式
分子量
融点
性状
- チアミン塩化物塩酸塩は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。水に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくい。結晶多形が認められる。
★リンクテーブル★
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チオグリコール酸、チオグリコレート
- 関
- thioglycollate
[★]
チオグリコール酸、チオグリコレート
- 関
- thioglycolate
[★]
- 英
- thioglycollate、thioglycolate
- 関
- チオグリコール酸
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- recall
- 関
- 思い起こす、呼び戻す、想起
[★]
- 英
- glyco、glycated
- 関
- 糖、糖化