グルタラール
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ステリスコープ3W/V%液
組成
- ステリスコープ3W/V%液は、グルタラール溶液に、添付の緩衝化剤(液体)を加えて使用する用時調製の組合わせ医薬品である。
溶液
- グルタラール(グルタルアルデヒド) 3.09W/V%及び添加物としてpH調整剤、その他3成分 含有。
====緩衝化剤(液体)
==
効能または効果
- 本品は用時調製の製剤で、次の用法により製する。
溶液1Lに対し、緩衝化剤(液体)30mLを加えて混和し、青色〜淡青色澄明の液として製する。この液を用いる。
- あらかじめ洗浄、水洗を行った内視鏡を液に完全に浸漬させ、液との接触が十分行われるよう注意し、通常、15分以上浸漬させる。浸漬後、取り出した内視鏡を十分に水洗する。
薬効薬理
- ステリスコープ3W/V%液の各種細菌に対する殺菌効果1),2)
- ステリスコープ実用液(3W/V%)は、in vitroの試験において、グラム陰性菌や陽性菌等の一般細菌を菌種に関係なく、30秒以内に殺菌した。また、枯草菌芽胞を約4分で1/10に減少させた。
- ステリスコープ3W/V%液の各種抗酸菌に対する殺菌効果3)
- ステリスコープ実用液(3W/V%)は、in vitroの試験において、Mycobacterium chelonae、M.gordonae、M.tuberculosis、M.avium及びM.kansasii等の各種抗酸菌を1〜10分以内に殺菌した。
- ステリスコープ3W/V%液のHBs抗原に対する不活化効果4)
- ステリスコープ実用液(3W/V%)は、in vitroの試験において、HBs抗原に対して1分以内に検出限界値以下にした。
- ステリスコープ3W/V%液の各種ウイルスに対する不活化効果5)
- ステリスコープ実用液(3W/V%)は、in vitroの試験において、アデノウイルス1型、ヒトロタウイルスを30秒以内に、コクサッキーウイルスB4型を5分以内に、その残存ウイルスを検出限界値以下にした。
- ステリスコープ3W/V%液の内視鏡に対する実用効果6)
- ステリスコープ実用液(3W/V%)は、15分の内視鏡浸漬消毒で、菌陰性化率はステリハイドL実用液(2W/V%)の30分浸漬消毒に相当する効力が得られた。また、使用感及び内視鏡への影響は特に問題なかった。
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:グルタラール(Glutaral)
- 化学名:グルタルアルデヒド(Glutaraldehyde)
- 分子式:C5H8O2
- 分子量:100.12
- 構造式:OHC・CH2・CH2・CH2・CHO
- 性 状:無色〜淡黄色澄明の液で、そのガスは粘膜を刺激する。
水、エタノールまたはアセトンと混和する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- glutaral
- 商
- クリンハイド、グルトハイドL、グルトハイドスコープ、グルトハイドプラス、サイデックスプラス、ステリコール、ステリスコープ、ステリゾール、ステリハイド、ハイドリット、ワシュライト
- 関
- 消毒薬、手術室の消毒
- 防疫用殺菌消毒剤
[★]
商品
[★]
- 英
- squirrel
- 関
- シマリス、リス科、ジリス属、プレーリードッグ