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- 2. 乳糖不耐症：臨床症状、診断、およびマネージメント lactose intolerance clinical manifestations diagnosis and management
- 3. 幼児、未就学児、および就学児に対して推奨される食事 dietary recommendations for toddlers preschool and school age children
- 4. 骨粗鬆症におけるカルシウムおよびビタミンDの補充 calcium and vitamin d supplementation in osteoporosis
- 5. 大腸癌：疫学、危険因子、および防御因子 colorectal cancer epidemiology risk factors and protective factors
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 化学的滅菌・殺菌消毒剤
販売名
グルトハイドプラス3.5％液
組成
- グルトハイドプラス3.5％液は、グルタラール3.5％液に添付の緩衝化剤（液体）を加えて使用する用時調製の組み合わせ医薬品である。
効能または効果
- 医療器具の化学的滅菌または殺菌消毒
調製法
- 本剤はグルタラール（グルタルアルデヒド）3.5％液100ｇに対し、緩衝化剤4.5ｇの割合で均等に混和溶解し、実用液とした後、使用する。
使用目的
用途
- 微生物又は有機物により高度に汚染された器具又は皮下組織、粘膜に直接適用される器具の化学的滅菌、及びHBウイルスの汚染が予想される器具の消毒
対象器具
- レンズ装着の装置類、内視鏡類、麻酔装置類、人工呼吸装置類、人工透析装置類、メス・カテーテルなどの外科手術用器具、産科・泌尿器科用器具、歯科用器具又はその補助的器具、注射筒、体温計及び加熱滅菌できないゴム・プラスチック製器具、リネン等
使用方法
被消毒物を液に完全に浸漬して行う。細孔のある器具類は注意して液と十分に接触させること。
通常、次の時間浸漬する。
体液等の付着した器具の消毒
- １時間以上
体液等の付着しない器具の消毒
- 30分以上
浸漬後、取り出した器具類は、付着物があれば除き、多量の滅菌水で十分に洗浄すること。なお、使用目的により水を使用することもできる。また細孔のある器具類は内孔を注意して洗うこと。
薬効薬理
各種細菌に対する殺菌効果
- グルトハイドプラス3.5％液実用液は、グラム陽性・陰性菌を30秒以内に殺菌した。真菌に対しては、酵母である
C.albicans,C.kruseiでは30秒以内、糸状菌のA.fumigatus, A.niger,P.citrinum 及びM.racemosusを1〜3分で殺菌した。
芽胞に対する効果
- グルトハイドプラス3.5％液実用液は、枯草菌芽胞を25℃5分で60.0％、10分で98.6％、15分で99.9％以上減少させた。
HBs抗原に対する不活化効果
- R-PHA法で測定した結果、グルトハイドプラス3.5％液実用液は、HBs抗原陽性血清の抗原価を1分間の処理で測定限界以下に不活化した。
ウイルスに対する効果
- グルタラール2％液（実用液）は、インフルエンザウイルスA型、ポリオウイルス1型、エコーウイルス25型、コクサッキーウイルスA7型、単純ヘルペスウイルス1型及びアデノウイルス3型を5分以内で不活化した。
HIVに対する効果をプラーク法で検討した結果、グルタラール0.1％液は15秒の接触でHIVを不活化した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- グルタラール（グルタルアルデヒド）
化学名
- 1,3-diformylpropane
分子式
- C5H8O2
分子量
- 100.12
性状
- 無色〜淡黄色澄明の液体で、そのガスは粘膜を刺激する。水、エタノール、アセトンと混和する。
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