ジエチルカルバマジン
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Japanese Journal
- めん羊牧場における捻転胃虫症の被害と駆虫対策の検討
- 柄 武志,中川 和克,川口 めぐみ [他],山西 富野,中谷 英嗣,松本 容二,國吉 佐知子,村上 久志
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 59(9), 607-611, 2006-09-20
- … クエン酸ジエチルカルバマジン製剤を定期的に投与していたAめん羊牧場で、捻転胃虫症によるめん羊の高率の斃死例が認められていた。 …
- NAID 10018069185
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
スパトニン錠50mg
組成
成分・含量(1錠中)
添加物
- カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、セルロース、タルク、デキストリン、トウモロコシデンプン、乳糖水和物
効能または効果
- フィラリアの駆除
- ジエチルカルバマジンクエン酸塩として、通常投与開始3日間は、成人1日1回100mg(小児50mg)を夕食後経口投与する。次の3日間は、成人1日300mg(小児150mg)を3回に分けて毎食後経口投与する。その後毎週1回、成人1日300mg(小児150mg)を8週間経口投与する。
重大な副作用
- 発熱、リンパ節腫脹、陰のう腫脹、浮腫、そう痒、悪寒、疝痛、筋肉痛、皮疹、皮膚炎、また、まれに、アレルギー性脳炎等の過敏症状があらわれることがある。通常、これらの症状は一過性であるが、症状が強い場合には観察を十分に行い、副腎皮質ホルモン剤、抗ヒスタミン剤の投与等適切な処置を行うこと。なお、過敏症状が眼に及んだ場合には失明のおそれがあるので投与を中止すること。
薬効薬理
- フィラリア成虫の酸素消費を抑制するとともに、宿主に対する抗体産生能、貪食能の亢進作用によってミクロフィラリアに殺虫作用を呈すると考えられている。4)
有効成分に関する理化学的知見
○分子式
○分子量
○性状
- ・白色の結晶性の粉末で、においはなく、酸味及び苦味がある。
- ・水に極めて溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、アセトン、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
- ・水溶液(1→20)は酸性である。
- ・吸湿性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- diethylcarbamazine
[★]
- 英
- citric acid, citrate
- 関
- クエン酸ナトリウム
COOH-CH2-C(COOH)(OH)-CH2-COOH
尿中のクエン酸
- 尿中のクエン酸は結石の形成をよぼうする作用がある
- 遠位型尿細管性アシドーシスでは近位尿細管でのクエン酸再吸収が亢進するため、低クエン酸血症となり結石の形成を促進する。
臨床関連
[★]
- 英
- diethylcarbamazine
- 同
- クエン酸ジエチルカルバマジン diethylcarbamazine citrate
- 商
- スパトニン
- 関
- 糸状虫症、駆虫薬
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
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