- 英
- calyculin
- 関
- カリキュリン
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/04/01 11:42:26」(JST)
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カリクリン |
|
識別情報 |
PubChem |
10909255 |
ChemSpider |
9084513 |
日化辞番号 |
J1.049.653E |
ChEMBL |
CHEMBL384277 |
- InChI=1S/C50H81N4O15P/c1-29(20-22-51)16-14-17-30(2)32(4)24-33(5)42(57)35(7)38(55)25-41(65-13)45-46(69-70(61,62)63)49(8,9)50(68-45)26-39(56)34(6)40(67-50)19-15-18-36-27-66-48(53-36)31(3)21-23-52-47(60)44(59)43(58)37(28-64-12)54(10)11/h14-18,20,24,27,31,33-35,37-46,55-59H,19,21,23,25-26,28H2,1-13H3,(H,52,60)(H2,61,62,63)/b16-14+,18-15+,29-20-,30-17+,32-24+/t31-,33+,34-,35-,37-,38-,39+,40-,41-,42+,43-,44-,45+,46-,50+/m1/s1
Key: FKAWLXNLHHIHLA-LIKMAGLISA-N
|
特性 |
化学式 |
C51H83N4O15P |
モル質量 |
1023.2 g/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
カリクリン(calyculin)類は、海綿Discodermia calyxから初めて単離された天然物である[1]。強力なセリン/スレオニンプロテインホスファターゼ阻害剤であり、類縁体としてカリクリンA-Hの8種類がこれまでに単離されている。
カリクリンAには、ホスファターゼ阻害作用の他に、細胞内へのカルシウム取り込みを阻害する作用があることも確認されている[2]。
脚注
- ^ Suganuma M, Fujiki H, Furuya-Suguri H, Yoshizawa S, Yasumoto S, Kato Y, Fusetani N, Sugimura T. (1990). "Calyculin A, an inhibitor of protein phosphatases, a potent tumor promoter on CD-1 mouse skin". Cancer Res. 50 (12): 3521–3525.
- ^ Maja Holy and David L. Brautigan (2012). "Calyculin A from Discodermia Calyx Is a Dual Action Toxin that Blocks Calcium Influx and Inhibits Protein Ser/Thr Phosphatases". Toxins 4 (10): 940–954. doi:10.3390/toxins4100940.
関連項目
|
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Japanese Journal
- ヒト神経芽細胞腫GOTO細胞におけるRho-Rhoキナーゼ-リン酸化シグナル伝達を介した神経分化と神経分化中における単一GOTO細胞の連続的観察(薬理学)
- 鎌田 洋一,服部 恭代
- The journal of veterinary medical science 69(1), 37-42, 2007-01-25
- … 胞に分化させ,またもっとも強く神経細胞を連結させ,ネットワークを誘導した.Rhoキナーゼの阻害剤であるファスジルは,GOTO細胞からの神経突起の伸張を誘導した.ミオシンフォスファターゼの阻害剤であるカリクリンAは,C3酵素の示す神経突起伸張誘導作用を抑制した.これらの知見はC3酵素処理後の神経分化過程において,GOTO細胞においてもRhoタンパク質-Rhoキナーゼ-ミオシン軽鎖のリン酸化というシグナル伝達があるこ …
- NAID 110006151574
- セリン/トレオニンホスファターゼ1-カリクリンA複合体の結晶構造
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★リンクテーブル★
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カリクリン、カリキュリン
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- calyculin
- 関
- カリクリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3