- 英
- apoenzyme
- 関
- 酵素、ホロ酵素
補酵素を除いた酵素タンパク質
WordNet
- a protein that combines with a coenzyme to form an active enzyme
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/04 10:57:21」(JST)
[Wiki ja表示]
ホロ酵素(ホロこうそ、英: holoenzyme)とは、酵素本体となるタンパク質分子に、非タンパク質性の分子が結合して初めて酵素として機能するものを呼ぶ。この場合の非タンパク質性の分子の部分を補因子と呼ぶ。補酵素を要求する酵素はホロ酵素であり、補酵素部分が補因子となっている。
多くの場合、非タンパク質性の部分を失うと活性を失う。このタンパク質部分のみの状態のものをアポ酵素と呼ぶ。
また、複数のタンパク質分子が複合体を形成して初めて活性を示すような酵素についても、ホロ酵素と呼ぶ場合がある。この場合、一部のサブユニットを失って活性を失った状態のものがアポ酵素と呼ばれる。
参考文献
関連項目
外部リンク
|
この項目は、生物学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:生命科学/Portal:生物学)。 |
Japanese Journal
- 好熱好酸性アーキア Sulfolobus tokodaii 由来シスタチオニン γ-シンターゼの精製及び性質検討
- 篠崎 舞,柳谷 昌彦,兼田 翔一郎,工藤 大蔵,遠藤 祐一,田村 隆,倉光 成紀,稲垣 賢二
- 岡山大学農学部学術報告 99(1), 7-12, 2010-02-01
- … 時が最も活性が高く,トリス塩酸緩衝液の場合はpH9.0が最適であった.pH安定性についてはpH5.0~9.0において安定であった.O-ホスホ-l-ホモセリンに対するKm,Vmaxは,それぞれ0.82mM,2.42U/㎎であった.アポ酵素のホロ化実験により,本酵素活性がPLP に依存していることが明らかとなった.更に本酵素の脱離反応での基質特異性の検討を行った.変異酵素を用いた実験により,stCGSの基質特異性には,活性中心に存在 …
- NAID 120002309199
- 好熱好酸性アーキアSulfolobus tokodaii由来シスタチオニンγ-シンターゼの精製及び性質検討
- 篠崎 舞,柳谷 昌彦,兼田 翔一郎 [他]
- 岡山大学農学部学術報告 99, 7-12, 2010-02
- … アポ酵素のホロ化実験により、本酵素活性がPLPに依存していることが明らかとなった。 …
- NAID 40016983339
- カロリメトリックバイオセンサ (特集 化学センサの新展開)
Related Links
- ホロ酵素(ホロこうそ、英: holoenzyme)とは、酵素本体となるタンパク質分子に、非 タンパク質性の分子が結合して初めて酵素として機能するものを呼ぶ。この場合の非 タンパク質性の分子の部分を補因子と呼ぶ。補酵素を要求する酵素はホロ酵素であり、 補 ...
- 補酵素とアポ酵素(apoenzyme、補酵素を欠く酵素のタンパク質部分)はそれぞれ単独 では化学反応触媒として機能せず、両者が混在する条件と基質分子が存在すること により、初めて酵素として機能する。補酵素とアポ酵素が結合した機能性酵素のことを「 ホロ ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- holoenzyme
- 関
- アポ酵素
[★]
- 英
- enzyme, ferment
- 関
- 酵素反応
酵素の分類
- (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
- (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
- (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
- (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
- (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
- (f)リガーゼ(ligase) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。
[★]
- 英
- apo
- 関
- アポリポタンパク質、アポリポ蛋白、アポリポ蛋白質、アポリポタンパク