アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
- 関
- 含嗽剤
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- 日本新薬株式会社のアズノール・ガーグル顆粒0.4%(呼吸器官用薬)、一般名アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(Sodium gualenate hydrate) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
- 作成又は改訂年月 **2006年10月改訂(第4版、販売名変更に伴う改訂) *2005年9月改訂 日本標準商品分類番号 87226 薬効分類名 アズレン含嗽剤 承認等 販売名 **アズノール・ガーグル顆粒0.4% 販売名コード 2260700C1092 承認・許可 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
組成
- 本剤は1包(0.5g)中、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物2mgを含有する。
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添加物
- 乳糖水和物、アラビアゴム、デキストリン、炭酸水素ナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、含水二酸化ケイ素、香料を含有する。
効能または効果
- 咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷
- 1回2〜3包(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物として4〜6mg)を、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
実験的口内炎に対する創傷治癒促進作用
- 口腔内粘膜に酢酸を注入し惹起させた実験的口内炎に対し、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物は40μg/mL以上の濃度で有意に創傷治癒促進作用を認めている(ハムスター)1)。また角膜上皮剥離等の実験的創傷においても治癒促進効果を認めている(家兎)2)。
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消炎作用
- 本品は、in vitro において白血球遊走阻止作用を認めるとともに、肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用を示し、またカラゲニン、デキストラン等の各種起炎物質による浮腫、カラゲニン胸膜炎等、種々の実験的炎症を抑制することが知られている(ラット)3),4)。
その消炎作用機序は、下垂体―副腎系を介するものでなく、炎症組織に対する直接的な局所作用であると考えられている3),5)。
有効成分に関する理化学的知見
性状
- 本品は暗青色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。
本品はメタノールにやや溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、無水酢酸、ジエチルエーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→200)のpHは6.0〜9.0である。
本品は光により変化する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gargle, gargles
- ラ
- gargarismata
- 関
- 含嗽、含嗽薬、うがい薬、口腔洗浄薬
商品
[★]
アズレン、ジメチルイソプロピルアズレン
- 商品名である。
- アズノールST錠口腔用5mg
- アズノールうがい液4%
- アズノール軟膏0.033%
- アズノール錠2mg