- 英
- DNA mismatch repair
- 関
- ミスマッチ修復
WordNet
- the 4th letter of the Roman alphabet (同)d
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- deuteriumの化学記号
- deoxyribonucleic acidディオキシリボ核酸
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/09 12:16:21」(JST)
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DNAミスマッチ修復 (DNAミスマッチしゅうふく、mismatch repair) は、DNA複製や遺伝的組換え時に生じる核酸塩基のミスマッチ(誤対合や塩基の誤挿入、欠失など)を校正するDNA修復システムの1つ[1]である。
DNAポリメラーゼには自己校正機能があるが、それでも1,000万回に1回、107塩基対に1個は間違いを犯す。そこでミスマッチ修復系が、ミスマッチの校正を行う。その際、新生鎖と鋳型鎖を取り違えてしまうと、突然変異の原因になるため、新生鎖と鋳型鎖の区別をする仕組みが存在する。この校正により更に99%の誤りを校正できる。
目次
- 1 原核生物
- 2 真核生物
- 3 脚注
- 4 関連項目
原核生物
原核生物ではDNAのメチル化を頼りに、新しく複製されたDNA(未メチル化)と元からあるDNA(既メチル化)を区別し、MutHタンパク質が新生鎖のバックボーン(糖とリン酸からなるDNAの骨格)に切れ目(ニック)を入れ、新生鎖と鋳型鎖の区別をしている。
真核生物
真核生物ではMutHタンパク質のホモログは現在発見されておらず、新生鎖と鋳型鎖の区別についてはいまだ明確な結論は出されていない。
脚注
- ^ Iyer R, Pluciennik A, Burdett V, Modrich P (2006). "DNA mismatch repair: functions and mechanisms". Chem Rev 106 (2): 302–23. doi:10.1021/cr0404794. PMID 16464007.
関連項目
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Japanese Journal
- DNAミスマッチ修復系におけるDNA切断活性の制御機構
- O-14 DNAミスマッチ修復タンパクの免疫組織化学による子宮体部・卵巣同時発生重複癌の検討(内分泌・生殖器,一般口演,第55回日本組織細胞化学会総会・学術集会 第11回日中合同組織細胞化学セミナー)
- MW-7-4 子宮体部・卵巣同時発生重複癌36例に対する臨床病理学的検討ならびにDNAミスマッチ修復タンパクの発現解析(ミニワークショップ7 婦人科悪性腫瘍・最近の話題,一般演題,公益社団法人日本産科婦人科学会第66回学術講演会)
Related Links
- DNAミスマッチ修復 (DNA mismatch repair) は、ある種のDNA損傷の修復だけでなく、 DNA複製と遺伝的組換え時に発生することがある核酸塩基の誤挿入、削除、 組み合わせ誤りを認識するDNA修復システムの1つ。 DNAポリメラーゼには自己構成 機能が ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 関
- mismatch repair
[★]
- 英
- reparation
- 関
- 再生
定義
- 損傷→修復→瘢痕形成
- 再生との違いは結合組織により欠損を補う
- 機能障害と組織変形をもたらす
修復の形
- 皮膚、腎臓、脾臓
- 慢性炎症が起こった組織に起こる
- 結合組織が実質細胞の間に入り込む
[★]
[★]
- 英
- deoxyribonucleic acid
- 同
- デオキシリボ核酸
- 関
- リボ核酸 RNA
[★]
- 英
- mismatch repair
- 同
- ミス対合の修正、不適正塩基対の修復
- 関
- DNA複製
[★]
- 英
- match
- 関
- 一致、対応、調和、匹敵、整合