- 次の文を読み、45、46の問いに答えよ。
- 20歳の男性。右下腿の創傷と疼痛とのため救急車で搬送された。
- 現病歴 : バイクの運転中に乗用車と衝突して転倒し受傷した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長170cm、体重68㎏.体温36.6℃。脈拍92/分、整。血圧124/80mmHg。ズボンには血液と砂とが多量に付着している。ズボンの破れ目から皮膚の挫創と損傷した筋とを認める。右下肢以外には明らかな外傷所見はない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。
- 血液所見:赤血球440万、Hb13.8g/dl、Ht42%、白血球8,400、血小板23万。
- 血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST35単位、ALT10単位、Na142mEq/l、K4.5mEq/l、Cl 102mEq/l。
- 診察の結果、脛骨と腓骨との骨折を認めた。まず行う処置はどれか。
- a. 静脈の縫合
- b. 皮膚の縫合
- c. 骨折の内固定
- d. 抗菌薬の投与
- e. 創部のデブリドマン
[正答]
※国試ナビ4※ [099C045]←[国試_099]→[099C047]
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、47、48の問いに答えよ。
- 54歳の男性。冷汗を伴う胸痛を訴え、救急車で搬送された。
- 現病歴 : 5か月前から労作時に胸痛を自覚していた。胸痛は5分間持続し、安静で消失した。2週前から頻度が増し、安静時にも出現するようになった。4時間前から冷汗を伴う胸痛が持続している。
- 既往歴 : 10年前から高脂血症を指摘されていた。
- 家族歴 : 兄が40歳で突然死。
- 生活歴 : たばこ40本/日を30年間。機会飲酒。
- 現症 : 意識は清明。身長166cm、体重75㎏。呼吸数18/分。脈拍96/分、整。血圧120/74mmHg。顔貌は苦悶様。心音ではIII音を聴取する。呼吸音は正常。腹部は平坦で、軟。下腿に浮腫を認めない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血液所見:赤血球450万、Hb14.6g/dl、Ht46%、白血球12,800、血小板16万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.8g/dl、アルブミン3.4g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総コレステロール260mg/dl、総ビリルビン0.9mg/dl、AST250単位、ALT35単位、LDH350単位(基準176~353)、CK1,850単位(基準10~40)、Na138mEq/l、K3.6mEq/l、Cl 99mEq/l。CRP1.6mg/dl。
- 来院時の心電図を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [099C046]←[国試_099]→[099C048]
[★]
- 次の文を読み、45、46の問いに答えよ。
- 20歳の男性。右下腿の創傷と疼痛とのため救急車で搬送された。
- 現病歴 : バイクの運転中に乗用車と衝突して転倒し受傷した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 意識は清明。身長170cm、体重68㎏.体温36.6℃。脈拍92/分、整。血圧124/80mmHg。ズボンには血液と砂とが多量に付着している。ズボンの破れ目から皮膚の挫創と損傷した筋とを認める。右下肢以外には明らかな外傷所見はない。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。
- 血液所見:赤血球440万、Hb13.8g/dl、Ht42%、白血球8,400、血小板23万。
- 血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST35単位、ALT10単位、Na142mEq/l、K4.5mEq/l、Cl 102mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [099C044]←[国試_099]→[099C046]