- 70歳の男性。住民検診で胸部異常陰影を指摘され精密検査のため来院した。自覚症状はない。身長165 cm、体重68kg。胸部の身体所見に異常はない。血液検査に異常を認めない。誘発喀痰の結核菌検査と細胞診とは陰性である。胸部単純CTで孤立性結節を認める。結節内に石灰化を認めない。肺野条件の胸部単純CTを以下に示す。診断確定に最も有用な検査はどれか。
[正答]
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[★]
- 58歳の女性。入浴時、乳房に腫瘤を触知したため来院した。左乳房外側上部に径1.3cmの辺縁不整な腫瘤を触知する。乳頭と皮膚とに陥凹はなく、えくぼ徴候(dimpling sign)も認めない。左腋窩リンパ節を触知しない。乳房エックス線単純撮影(マンモグラフィ)と乳腺超音波検査とで、触知する腫瘤に一致して微小石灰化を伴う陰影を認める。生検の結果は浸潤性乳管癌であった。治療として適切なのはどれか。
[正答]
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- 32歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。半年ほど前から、ほぼ毎日、明け方に咳嗽、喘鳴および呼吸困難が出現するようになった。日中には症状は軽快し、軽度の咳嗽のみが認められる。胸部聴診でwheezesを聴取しない。スパイロメトリ:%VC95%、FEV1.0%82%。非発作時の治療で最も適切なのはどれか。
- a. 経ロβ刺激薬
- b. 経ロテオフィリン薬
- c. 吸入β刺激薬
- d. 吸入抗コリン薬
- e. 吸入副腎皮質ステロイド薬
[正答]
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