- 4か月の女児。元気がないということで来院した。在胎38週、体重1,840gで出生し、仮死はなかった。生直後から、かん高い子猫のような泣き声である。身長52cm、体重3,720g、頭囲32cm、胸囲33cm。丸顔で両眼距離が広く、瞼裂は外側で下方を向き、耳介は低位で、顎が小さい。筋緊張が低下し、弱々しい感じがする。この疾患で正しいのはどれか。
- a. 母系遺伝である。
- b. 5番染色体の異常による。
- c. 知能は正常である。
- d. 心奇形を伴う。
- e. 主な死因は声門浮腫である。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 52歳の男性。全身倦怠感と気分の不快とを主訴に妻に伴われて来院した。部長に昇進して間もなく、疲労感が強く、夜眠れず、食欲も低下した。仕事に集中できず、続けてやっていける自信がない。責任の重さが負担となり、将来を悲観している。特に朝は気分がすぐれず、夜は気持ちが比較的楽になる。強い自責の念が認められる。正しいのはどれか。
- a. 幻覚の有無が診断上重要である。
- b. 脳の画像診断を直ちに行う必要がある。
- c. 抗不安薬が第一選択である。`
- d. 自殺の危険に対して配慮する。
- e. 「がんぱれば元気になる。」と励ます。
[正答]
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[★]
- 25歳の1回経産婦。妊娠29週。定期的妊婦健康診査のため来院した。前回の妊娠・分娩経過ともに正常で、児にも異常はみられなかった。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。前回までの妊婦健康診査で異常は指摘されていない。今回の超音波検査で、胎児に腹水、胸水および皮下浮腫が認められる。母体血液検査で原因検索に有用なのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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