- 28歳の女性。3か月前からの無月経を主訴に来院した。基礎体温の記録からは5週間の高温相が持続している。昨日から悪心が強くなり、これまで数回嘔吐した。内診所見では子宮は鶏卵大、軟、左付属器に鶏卵大の腫瘤を触知する。経膣超音波検査で子宮内に胎嚢を認め、数mm長の胎芽に心拍動(心拍数80/分)を認める。左卵巣に直径4cmの嚢胞性腫瘤を認める。適切な対応はどれか。
- a. 経過観察
- b. 腹部エックス線単純撮影
- c. 嚢胞穿刺
- d. 腹腔鏡検査
- e. 嚢胞摘出術
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の初妊婦。妊娠36週の妊婦健康診査で血圧の上昇と下腿浮腫の出現とを指摘され、その精査のため入院した。既往歴に特記することはなく、これまでの定期的な妊婦健康診査で異常は指摘されなかった。胎児の成長も週数相当であるといわれていた。脈拍70/分、整。血圧146/94mmHg。内診所見では子宮口は閉鎖しており展退もしていない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:Hb11.0g/dl、Ht33%、白血球7,500、血小板20万。血清生化学所見:尿素窒素4mg/dl、クレアチニン0.4mg/dl、尿酸2.5mg/dl。まず行う検査はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 35歳の男性、既婚。不妊のため来院した、身長176cm、体重65kg、指極長182cm。類宦官症体型を示し、精巣は硬く、長径は2cm以下である。染色体分析で47,XXYと判定された。この疾患でみられるのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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