- 23歳の女性。1か月前から頭部、肩および上腕の痛みとしびれとを自覚し、増悪したため来院した。1年前からワープロによる文書作成に従事している。身長155cm。体重45kg。脈拍74/分、整。血圧100/64mmHg。手指の感覚障害はなく、神経学的診察で特に異常を認めない。この患者への適切な対応はどれか。
- a. 作業条件の改善
- b. 副腎皮質ステロイド薬投与
- c. 頚椎装具装着
- d. 神経ブロック
- e. 手術療法
[正答]
※国試ナビ4※ [096F025]←[国試_096]→[096F027]
★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。上腹部から前胸部にかけての重圧感を訴えて、無床診療所を独歩で受診した。同症状は6時間前から出現し、冷汗を伴い、和らぐことなく続いた。胸部の聴診ではcoarse crackles (水泡音)を聴取する。心電図で、I、V1及びV4、6誘導にSTの上昇を認めたため、直ちに救急処置を行った。引き続いて行う対応で最も緊急度の低いのはどれか。
- a. 転送先の手配
- b. 家族への連絡
- c. 紹介状の作成
- d. 診断書の作成
- e. 救急隊への搬送要請
[正答]
※国試ナビ4※ [096F026]←[国試_096]→[096F028]
[★]
- 5か月の乳児。昨夜から不機嫌で、哺乳量が少なく、今朝から4、5回嘔吐したため来院した。うとうとしており、おむつ交換時に啼泣する。体温39℃。脈拍140/分、整。顔色不良で、口唇は潮紅し、咽頭が軽度発赤している。腹部は平坦、軟である。神経学的に項部硬直とKernig徴候とを認める。診断する上で最も重要な所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F024]←[国試_096]→[096F026]