- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 60歳の女性。発熱と腹痛とを主訴に午前1時に救急車で来院した。
- 現病歴 : 50歳ころから血圧が高いと言われたが、多忙のためにきちんとした管理をしてこなかった。また数年前から脂っこい食事を食べた後、心窩部から右季肋部にかけての重苦しさを自覚し、市販薬を時々服用していた。数日来右季肋部にいつもより強い間欠的な痛み、背部痛および嘔気を自覚するようになった。昨夕からしぼられるような痛みとなり、ガクガク震えた後40℃まで発熱した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 小柄で肥満の傾向。意識は清明。体温39.6℃。脈拍104/分、整。血圧116/88mmHg
[正答]
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[★]
- 次の文を読み、33、34の問いに答えよ。
- 23歳の女性。会社員。初診時の医療面接で以下のような会話がなされた。
- 医師①「どんなことでお困りですか。」
- 患者 「頭が痛くて困っているので診てもらおうと思って来ました。」
- 医師②「そうですか、じゃーその頭痛がいつから始まって、その後どうなったか詳しく教えて下さい。」
- 患者 「ええ、高校生のころから時々頭が痛くなっていたのですが、最近数か月は度々痛くなって、ひどいときには会社を休まなければならないほどです。そんなときには嘔吐もします。」
- 医師 「会社を休まなければいけないんじゃ、大変ですね。」
- 患者 「ええ、もう何とか治して欲しいと思います。」
- 医師 「そうですね、できるだけのことはしたいと思います。」
- 患者 「先生、私何か悪い病気にでもなったのではないでしょうか。」
- 医師③「心配なことでもあるのですか。」
- 患者 「例えば、脳腫瘍とか。」
- 医師 「脳の悪性腫瘍を心配しておられるのですね。」
- 患者 「・・・・・・・。」
- 医師④「じゃ-、次に頭痛の性伏と部位と随伴症状について教えて下さい。」
- 患者 「・・・・・・・。」
- 医師⑤「頭痛はズキズキするような痛みですか。」
- 患者 「ええ、そうです。」
- a. 医師がもっと主導権をもって話を進めるべきである。
- b. 難解な言葉は使われていない。
- c. 共感的態度で接している。
- d. この仕方では信頼関係ができにくい。
- e. 調査的態度で接している。
[正答]
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[★]
- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 60歳の女性。発熱と腹痛とを主訴に午前1時に救急車で来院した。
- 現病歴 : 50歳ころから血圧が高いと言われたが、多忙のためにきちんとした管理をしてこなかった。また数年前から脂っこい食事を食べた後、心窩部から右季肋部にかけての重苦しさを自覚し、市販薬を時々服用していた。数日来右季肋部にいつもより強い間欠的な痛み、背部痛および嘔気を自覚するようになった。昨夕からしぼられるような痛みとなり、ガクガク震えた後40℃まで発熱した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現 症 : 小柄で肥満の傾向。意識は清明。体温39.6℃。脈拍104/分、整。血圧116/88mmHg
- a. 胸腹部エックス線単純撮影
- b. 血清生化学検査
- c. 血液培養検査
- d. 腹部超音波検査
- e. 腹腔穿刺
[正答]
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