- 36歳の男性。4人家族(妻32歳、子供9歳、7歳)。糖尿病と診断され、3年経過した。糖尿病のコントロールは不良である。治療を進めるために家族の協力を得る必要がある。考慮する必要性が最も低いのはどれか。
- a. 調理担当者の意欲
- b. 家族内の人間関係
- c. 家族の糖尿病に対する理解度
- d. 家族の食事療法に対する考え方
- e. 子供の学校の成績
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。糖尿病、高血圧症および肥満で入院中である。短期間の予定で入院したが、療養態度はよくなく、血圧や血糖のコントロールは不良で長期入院となっている。運動療法も行っていたが、ある日昔の友人が半身麻痺で運動療法をしているのに出会った。このころから病棟の看護婦に文句を言うことが多くなり、数日後夕食に髪の毛が混じっていたことを機に怒りが爆発した。病棟がパニック状態になるほどの大騒ぎになった。婦長が謝ったが、怒りは治まらない。この患者への対応で適切なのはどれか。
- a. なぜ怒っているのかを尋ね、不安の原因を引き出す。
- b. 叱責する。
- c. 個室に収容する。
- d. 精神科を受診させる。
- e. 強制退院させる。
[正答]
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[★]
- 58歳の男性。会社社長。本態性高血圧症と2型糖尿病とで2週に1回の外来通院治療中である。喫煙30本/日、日本酒2合/日。これまでに疾患や食事療法の説明を受け、合併症のこわさも知っている。また、それぞれに対する薬物療法も受けている。血圧164/100 mmHg。空腹時血糖220 mg/dl、HbA1c 10.4%(基準4.3~5.8)。医師の対応として適切でないのはどれか。
- a. もう一度糖尿病と高血圧症について詳しく説明する。
- b. 通院間隔を長くする。
- c. 患者の考えや希望に基づいて対策を話し合う。
- d. 家族とともに食事指導をしなおす。
- e. 教育入院を勧める。
[正答]
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